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『賢者、ひらめく』
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『賢者、ひらめく』
先生を満足させつつも、この後、支障がない加減とはどれくらいだろうか?
「ひふっ、ひゅ、むぅぅ、むう! 宮城、もう、やめ、止まって……」
なとど考えつつ、乱暴に腰を振っていたら先生の呼吸があやしくなっていた。
そう言えば手で口をふさいだままだったと、手を口から離す。
壁についていた手はずいぶんと下がっており、脚もガクガクと震えている。
「はあっ、はっはっは、はぁ……!」
口が解放された途端、荒い息が教室に響く。
「もうイッてたんですか?」
意識して奥へと突き入れる。
「ひっ、はっ……さ、三回、イッた……ぃぃいい!」
今ので四回目らしい。
口をふさいでいたせいか、まったく気づかなかった。
せっかく射精を我慢しているのに、これで気絶されたら意味がない。
少なくともソロトレーニングはゆはり役に立っていなかった。
ブラックサンダー先輩にはもう少しシッカリしていただきたい。
「じゃあ、戻りましょうか? 時間、そろそろでしょう?」
オレがいつもの振舞いに戻ると、先生もオレが無言かつ無表情だったのがプレイの一種と悟り、ホッとしたようにうなずく。
うなずいてすぐに。
「だ、だが宮城。お前はまだ、その」
「だって最後までしたら先生、気絶しちゃいますよ? これから会議でしょう?」
「う、うむ。しかしそれは、そのままだと……つらいんじゃないのか?」
一度も出す事を許されなかった息子が無言のアピールをしてくるが、オレはすぐに下着をあげて無理やりおしこめる。
「ボクはボクでなんとかします」
「う、そ、そうか……すまない。考えが足りなかった」
先生がしきりに申し訳なさそうにする。
そんなにしょげられては気持ちよくなってもらいたかったオレとしても逆に申し訳ない。
「そんなに謝らないでください。それより今みたいなのはどうでしたか……美雪さん?」
「う。その、ちょっと怖かったが……最初からお前が怒ってなくてそういうプレイ、とわかっていたら、もっと良かったと思う……」
「ふふ。驚かせてしまいましたか。もうこういうのはやめましょうか?」
「い、いや、大丈夫だぞ! ぜんぜんやめなくていいぞ!」
お気に召したらしい。
「先生、時間は?」
「はっ!?」
腕時計に再び目をやる先生の顔が青くなる。かなりギリギリのようだ。
まくれていたスポーツブラを戻し、ジャージの下を下着ごとずり上げて、上のファスナーを閉じる。
「あ」
「あ」
オレと先生が同時に気付く。
ジャージの下に染みが出来ている。
それもちょっと誤魔化しようのない染みだ。
「こ、これは……どうしようもないぞ、こんなの」
「ちょっとマズいですね? 替えはありますか?」
「来客があった時の為にスーツはある……が、職員室のロッカーだ」
んー。どうするか。
ふと考えて、いけそうな案をひねり出した。
だいぶ荒い手段だし、粗もあるだろうが、現状、他に思いつかないし時間も無い。
「先生、大丈夫です。ちょっと待っていていくださいね」
「ど、どうする気だ、宮城?」
オレは先生の制止に構わず、ある場所へとダッシュする。
先生を満足させつつも、この後、支障がない加減とはどれくらいだろうか?
「ひふっ、ひゅ、むぅぅ、むう! 宮城、もう、やめ、止まって……」
なとど考えつつ、乱暴に腰を振っていたら先生の呼吸があやしくなっていた。
そう言えば手で口をふさいだままだったと、手を口から離す。
壁についていた手はずいぶんと下がっており、脚もガクガクと震えている。
「はあっ、はっはっは、はぁ……!」
口が解放された途端、荒い息が教室に響く。
「もうイッてたんですか?」
意識して奥へと突き入れる。
「ひっ、はっ……さ、三回、イッた……ぃぃいい!」
今ので四回目らしい。
口をふさいでいたせいか、まったく気づかなかった。
せっかく射精を我慢しているのに、これで気絶されたら意味がない。
少なくともソロトレーニングはゆはり役に立っていなかった。
ブラックサンダー先輩にはもう少しシッカリしていただきたい。
「じゃあ、戻りましょうか? 時間、そろそろでしょう?」
オレがいつもの振舞いに戻ると、先生もオレが無言かつ無表情だったのがプレイの一種と悟り、ホッとしたようにうなずく。
うなずいてすぐに。
「だ、だが宮城。お前はまだ、その」
「だって最後までしたら先生、気絶しちゃいますよ? これから会議でしょう?」
「う、うむ。しかしそれは、そのままだと……つらいんじゃないのか?」
一度も出す事を許されなかった息子が無言のアピールをしてくるが、オレはすぐに下着をあげて無理やりおしこめる。
「ボクはボクでなんとかします」
「う、そ、そうか……すまない。考えが足りなかった」
先生がしきりに申し訳なさそうにする。
そんなにしょげられては気持ちよくなってもらいたかったオレとしても逆に申し訳ない。
「そんなに謝らないでください。それより今みたいなのはどうでしたか……美雪さん?」
「う。その、ちょっと怖かったが……最初からお前が怒ってなくてそういうプレイ、とわかっていたら、もっと良かったと思う……」
「ふふ。驚かせてしまいましたか。もうこういうのはやめましょうか?」
「い、いや、大丈夫だぞ! ぜんぜんやめなくていいぞ!」
お気に召したらしい。
「先生、時間は?」
「はっ!?」
腕時計に再び目をやる先生の顔が青くなる。かなりギリギリのようだ。
まくれていたスポーツブラを戻し、ジャージの下を下着ごとずり上げて、上のファスナーを閉じる。
「あ」
「あ」
オレと先生が同時に気付く。
ジャージの下に染みが出来ている。
それもちょっと誤魔化しようのない染みだ。
「こ、これは……どうしようもないぞ、こんなの」
「ちょっとマズいですね? 替えはありますか?」
「来客があった時の為にスーツはある……が、職員室のロッカーだ」
んー。どうするか。
ふと考えて、いけそうな案をひねり出した。
だいぶ荒い手段だし、粗もあるだろうが、現状、他に思いつかないし時間も無い。
「先生、大丈夫です。ちょっと待っていていくださいね」
「ど、どうする気だ、宮城?」
オレは先生の制止に構わず、ある場所へとダッシュする。
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