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『GW編・六日目 私服の彼女は意外と攻めていた(7)』
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『GW編・六日目 私服の彼女は意外と攻めていた(7)』
「けど、委員長の仕事って言ってもそんなに毎日忙しいわけでもないし……」
春日井さんは照れたまま、今もオレから目をそらしている。
胸元を凝視している事がバレても捕まる事はないと思うが、かつて夏木さんに言われたように、男が女の胸に対して、身を乗り出すような興味の示し方は変態ムーヴだと学んでいる。
なので、バレないに越したことはない。
オレは春日井さんが自分のヒザの上でもじもじしている指を見つめているを確認しつつ、彼女の胸元を拝見つかまつる。
大きさ的には平均的ではないだろうか。
厚い服を着ればシルエットには出ないものの、ここまで薄着であればその穏やかなふくらみが優しく盛り上がっている、という感じだ。
露出が多いファッションを常日頃からしているにしては日に焼けておらず色も白い。
(もしかしてと思ったけど……ないよね?)
開けた胸元を見ていて、つい先日の痴女を思い出した。
痴女には特長的な三つのホクロが胸元にあったが、春日井さんのそこには一つのホクロもなかった。
体格や体系はなんとなく春日井さんと酷似しているような気がしたが、この子も先日の露出狂も平均的な体格だったとも言える。
特段、背が高かったり、低かったりもしなければ、胸が極端に大きかったり、小さかったりもしない。
であれば、背格好だけで判断するのは難しいだろう。
マスクにサングラスという恰好だったし、他に破断できる特徴なんてせいぜい髪の長さや色ぐらいなものだ。
だが、あんな大胆な事をするのであれば、カツラなどの変装くらいはしているかもしれない。
つまり、手がかりは若い女性というくらいであり、体格が似ているからといって春日井さんを疑うに値する根拠はないわけだ。
だからといって、春日井さんの美しい胸元の曲線を眺めていけないという事はないわけで。
「慣例的に副委員長の仕事として、号令係っていうのがあるんだけどね」
「うんうん」
相変わらず春日井さんはオレの顔が見られないのか、もじもじとうつむいたまま委員長のお仕事を話している。
オレも相変わらず春日井さんの胸元を眺めている。
夏木さんのように山と谷がおりなす渓谷だけが絶景というけではない。
かといって、どこまでも広い草原のような冬原先生が至高というわけでもない。
その中間。じつに自然。
強調するでもなく、それでいて謙遜するでもないふくらみ。
しかもタンクトップというチョイスが渋い。
あえて見せキャミソールではない所に春日井さんなりのこだわりがあるのかもしれない。
肩ヒモチラチラもそうだが、ばっくり開いた脇からもブラチライベントがひんぱんに発生している。
見せてんのよ、といわんばかりだというのに、隣に座っただけでここまで照れて縮こまっている春日井さんは、決して痴女というわけではない証拠だ。
むしろ委員長というお堅いイメージの役職通りの性格でもある。
なるほど、これがギャップ萌えというヤツか。
「だから、もし宮城君が副委員長になって、その気があれば授業の時の号令をかけてくれると嬉しいな。皆もきっと喜ぶと思うし。どうかな?」
「え、あ、うん。そうだね、ボクにできる事なら」
……ん?
いかん、生返事て承諾してしまったか……なんだったけ?
ギャップ萌えの深淵に触れていたせいか、春日井さんには申し訳ないけどあまり聞いていなかった。
「けど、委員長の仕事って言ってもそんなに毎日忙しいわけでもないし……」
春日井さんは照れたまま、今もオレから目をそらしている。
胸元を凝視している事がバレても捕まる事はないと思うが、かつて夏木さんに言われたように、男が女の胸に対して、身を乗り出すような興味の示し方は変態ムーヴだと学んでいる。
なので、バレないに越したことはない。
オレは春日井さんが自分のヒザの上でもじもじしている指を見つめているを確認しつつ、彼女の胸元を拝見つかまつる。
大きさ的には平均的ではないだろうか。
厚い服を着ればシルエットには出ないものの、ここまで薄着であればその穏やかなふくらみが優しく盛り上がっている、という感じだ。
露出が多いファッションを常日頃からしているにしては日に焼けておらず色も白い。
(もしかしてと思ったけど……ないよね?)
開けた胸元を見ていて、つい先日の痴女を思い出した。
痴女には特長的な三つのホクロが胸元にあったが、春日井さんのそこには一つのホクロもなかった。
体格や体系はなんとなく春日井さんと酷似しているような気がしたが、この子も先日の露出狂も平均的な体格だったとも言える。
特段、背が高かったり、低かったりもしなければ、胸が極端に大きかったり、小さかったりもしない。
であれば、背格好だけで判断するのは難しいだろう。
マスクにサングラスという恰好だったし、他に破断できる特徴なんてせいぜい髪の長さや色ぐらいなものだ。
だが、あんな大胆な事をするのであれば、カツラなどの変装くらいはしているかもしれない。
つまり、手がかりは若い女性というくらいであり、体格が似ているからといって春日井さんを疑うに値する根拠はないわけだ。
だからといって、春日井さんの美しい胸元の曲線を眺めていけないという事はないわけで。
「慣例的に副委員長の仕事として、号令係っていうのがあるんだけどね」
「うんうん」
相変わらず春日井さんはオレの顔が見られないのか、もじもじとうつむいたまま委員長のお仕事を話している。
オレも相変わらず春日井さんの胸元を眺めている。
夏木さんのように山と谷がおりなす渓谷だけが絶景というけではない。
かといって、どこまでも広い草原のような冬原先生が至高というわけでもない。
その中間。じつに自然。
強調するでもなく、それでいて謙遜するでもないふくらみ。
しかもタンクトップというチョイスが渋い。
あえて見せキャミソールではない所に春日井さんなりのこだわりがあるのかもしれない。
肩ヒモチラチラもそうだが、ばっくり開いた脇からもブラチライベントがひんぱんに発生している。
見せてんのよ、といわんばかりだというのに、隣に座っただけでここまで照れて縮こまっている春日井さんは、決して痴女というわけではない証拠だ。
むしろ委員長というお堅いイメージの役職通りの性格でもある。
なるほど、これがギャップ萌えというヤツか。
「だから、もし宮城君が副委員長になって、その気があれば授業の時の号令をかけてくれると嬉しいな。皆もきっと喜ぶと思うし。どうかな?」
「え、あ、うん。そうだね、ボクにできる事なら」
……ん?
いかん、生返事て承諾してしまったか……なんだったけ?
ギャップ萌えの深淵に触れていたせいか、春日井さんには申し訳ないけどあまり聞いていなかった。
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