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『GW編・二日目 夏木青葉の隠し事(4)』
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『GW編・二日目 夏木青葉の隠し事(4)』
宮城の視線はアタシの胸に釘づけだ。
女として男に熱い視線を向けられるのは嬉しいが、普通は敬遠される胸なんかに向かっているのが納得いかない。
「さわっていい?」
「いいわけないだろうが、店ん中だぞ!?」
カウンターに目をやれば、母さんが一瞬たりとも目を離さないとばかりにガン見してるんだ。そんな事させられるかよ!
「じゃあ……指でつっつくだけ」
「一緒だ、バカ野郎!」
なんでそれで妥協したみたいな顔なんだよ!
「えー、ボクのおっぱいなのに」
「あたしのおっぱいだよ!」
宮城は、え? 何を言ってるの? みたいな顔をする。
アタシがおかしいみたいな反応をするなよ、なんなんだよ。
「ボクのおっぱいでしょ?」
まだ言うか。
「いや、アタシの胸だっての」
「ボクのおっぱいだよね?」
「……」
アタシは宮城に見つめられて、ついに口をづくんだ。
まぁ、なぁ。
お前ぐらいしかこんなもの触りたいと思わないだろうし?
お前のもんと言っても、その……あながち間違いじゃないかもしれない。
むしろお前のものと言ってくれる事、ちょっと嬉しいのも事実だ。
「ほーら、やっぱりボクのものでしょ? さ、リピートアフタミー? このおっぱいはお前のものです、って」
「誰が言うか! あと声が大きいんだよ!」
けど、それをここで言わせようとする、その変態プレイにつきあってられないって話なんだよ!
母さんに聞こえたらどうする気だ!?
「声より大きいのは夏木さんのお胸なんだよねー。そんなテーブルの上に乗せちゃって、まったくもってけしからんけしからんけしからんちん!」
「なんなんだ、その変な言葉使いは」
最初は冗談めいたやりとりだったのに、宮城の目がだんだんマジになってきた。
さすがに店でそういう事は絶対に無理だが、コイツが暴走すると止まらないのもわかってる。
抑えつけようとすると逆にテンシヨンがあがるヤツだ、コイツは。
胸ぐらいで済むなら、妥協のしどろこか。
「……つっつくだけだぞ」
「はーい」
宮城の正面に座りなおし、カウンターにいる母さんからはアタシが見えないように宮城の陰に隠れる。
なんだかんだで男の体だ。
背丈もアタシより高いし幅もある。
全部は隠れないにしても、何をしているかはわからないだろう。
アタシは胸をテーブルに乗せたまま、体全体を差し出すように前へ押し出した。
体の半分がのっかるような形になり、自然とさらに胸がつぶれる。
それを見ていた宮城がうめいた。
「おお……おおお……おお……」
「だからなんなんだよ、その反応は。いつもさんざん好きにしてるだろ」
「はぁぁぁぁ? 夏木さんは相変わらずダメだね」
心底あきれたような顔の宮城。
こういう時は、本当にどうでもいい事を考えている顔だ。
「何気ない日常の中で、女の子がおっぱいを差し出してくれるっていうシチュエーションの素晴らしさがまったくわかってないよ?」
「知るかよ。あと好きで差し出してるわけじゃない!」
「そんな嫌そうな顔されると触りにくいんだけど。あとシャツちょっと下げて?」
「伸びるだろ、やめろ!」
襟首の部分を下げて、あらわになった胸の谷間に指をつっこんでくる変態イケメン。
「冷たッ!」
「夏木さんのお胸はあったかいねー」
宮城の指はやたらと冷たく、つい声をあげてしまった。
「お、おい、つっこみすぎだ、ひゃッ!」
「ぬくぬくー」
宮城の手首までが、すっぽりとアタシの胸の中におさまった。
当然、コイツがそれで大人しくなるわけがない。
「モゾモゾさせるな!」
「あったかーい、やわらかーい」
冷たい手の甲が表になったり裏になったりと、アタシの胸の中で暴れている。
「ふー」
気が済んだのか、あっさりと引き抜かれる。
「あ」
「なに?」
「な、なんでもない!」
べ、別になごり惜しいとか、そういうのじゃないけどさ。そんなあっさり……って。
「次、こっち」
「冷たぁッ!」
抜いた手とは逆の手が、再びアタシの胸の中に潜り込んできた。
宮城の視線はアタシの胸に釘づけだ。
女として男に熱い視線を向けられるのは嬉しいが、普通は敬遠される胸なんかに向かっているのが納得いかない。
「さわっていい?」
「いいわけないだろうが、店ん中だぞ!?」
カウンターに目をやれば、母さんが一瞬たりとも目を離さないとばかりにガン見してるんだ。そんな事させられるかよ!
「じゃあ……指でつっつくだけ」
「一緒だ、バカ野郎!」
なんでそれで妥協したみたいな顔なんだよ!
「えー、ボクのおっぱいなのに」
「あたしのおっぱいだよ!」
宮城は、え? 何を言ってるの? みたいな顔をする。
アタシがおかしいみたいな反応をするなよ、なんなんだよ。
「ボクのおっぱいでしょ?」
まだ言うか。
「いや、アタシの胸だっての」
「ボクのおっぱいだよね?」
「……」
アタシは宮城に見つめられて、ついに口をづくんだ。
まぁ、なぁ。
お前ぐらいしかこんなもの触りたいと思わないだろうし?
お前のもんと言っても、その……あながち間違いじゃないかもしれない。
むしろお前のものと言ってくれる事、ちょっと嬉しいのも事実だ。
「ほーら、やっぱりボクのものでしょ? さ、リピートアフタミー? このおっぱいはお前のものです、って」
「誰が言うか! あと声が大きいんだよ!」
けど、それをここで言わせようとする、その変態プレイにつきあってられないって話なんだよ!
母さんに聞こえたらどうする気だ!?
「声より大きいのは夏木さんのお胸なんだよねー。そんなテーブルの上に乗せちゃって、まったくもってけしからんけしからんけしからんちん!」
「なんなんだ、その変な言葉使いは」
最初は冗談めいたやりとりだったのに、宮城の目がだんだんマジになってきた。
さすがに店でそういう事は絶対に無理だが、コイツが暴走すると止まらないのもわかってる。
抑えつけようとすると逆にテンシヨンがあがるヤツだ、コイツは。
胸ぐらいで済むなら、妥協のしどろこか。
「……つっつくだけだぞ」
「はーい」
宮城の正面に座りなおし、カウンターにいる母さんからはアタシが見えないように宮城の陰に隠れる。
なんだかんだで男の体だ。
背丈もアタシより高いし幅もある。
全部は隠れないにしても、何をしているかはわからないだろう。
アタシは胸をテーブルに乗せたまま、体全体を差し出すように前へ押し出した。
体の半分がのっかるような形になり、自然とさらに胸がつぶれる。
それを見ていた宮城がうめいた。
「おお……おおお……おお……」
「だからなんなんだよ、その反応は。いつもさんざん好きにしてるだろ」
「はぁぁぁぁ? 夏木さんは相変わらずダメだね」
心底あきれたような顔の宮城。
こういう時は、本当にどうでもいい事を考えている顔だ。
「何気ない日常の中で、女の子がおっぱいを差し出してくれるっていうシチュエーションの素晴らしさがまったくわかってないよ?」
「知るかよ。あと好きで差し出してるわけじゃない!」
「そんな嫌そうな顔されると触りにくいんだけど。あとシャツちょっと下げて?」
「伸びるだろ、やめろ!」
襟首の部分を下げて、あらわになった胸の谷間に指をつっこんでくる変態イケメン。
「冷たッ!」
「夏木さんのお胸はあったかいねー」
宮城の指はやたらと冷たく、つい声をあげてしまった。
「お、おい、つっこみすぎだ、ひゃッ!」
「ぬくぬくー」
宮城の手首までが、すっぽりとアタシの胸の中におさまった。
当然、コイツがそれで大人しくなるわけがない。
「モゾモゾさせるな!」
「あったかーい、やわらかーい」
冷たい手の甲が表になったり裏になったりと、アタシの胸の中で暴れている。
「ふー」
気が済んだのか、あっさりと引き抜かれる。
「あ」
「なに?」
「な、なんでもない!」
べ、別になごり惜しいとか、そういうのじゃないけどさ。そんなあっさり……って。
「次、こっち」
「冷たぁッ!」
抜いた手とは逆の手が、再びアタシの胸の中に潜り込んできた。
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