131 / 415
『クラスに舞い降りた小悪魔と交わす契約(冬原interval25)』
しおりを挟む
『クラスに舞い降りた小悪魔と交わす契約(冬原interval25)』
私の逡巡を取り払うように、宮城が私に寄り添ってくる。
「ボクはマゾが大好きですよ? 自分のお口でちゃんと自分をマゾと言える従順で大人のマゾ女が……」
「わ、私はマゾ……んむむむっ!?」
私は自らの口で、マゾだと宣言しようとして、キスで唇をふさがれた。
「ぷあっ! ハァ!……ハアッハッァ……なにを?」
「美雪さん。もっととエロく言ってみてください」
「なん、だと?」
「今言いかけた、私はマゾです、というのをもっとエッチにお願いします。意地悪でサドなボクをが喜ぶような言葉を美雪さんが考えた言葉で。さて美雪さんはボクの何ですか?」
お前がそう言えと言ったじゃないか?
しかし、もっとエロく?
コイツの採点基準は厳しすぎるし、私にはそういった知識が不足している。
困った。どういう答えなら満足してくれる?
ふと宮城を見ると、こちらをジッと見つめていた。
いつもは眼鏡をしている宮城だが、今はそれもない。
いつもと違う素顔、その瞳はどこか吸い込まれるような色合いをしていた。
望まれるまま、何でもしてやりたいと思わせる、そんな瞳の色だ。
よし、言ってやる!
過激すぎるくらいがきっとちょうどいいんだろう。
ドン引きされるのを覚悟で、私は自分で考えつく限り、もっともイヤらしい言葉を使った。
「わ、私は! お前のセックスフレンドで……メス奴隷だ。好きに使ってくれ」
さぁ、どうだ!?
「ふふふ、素敵ですよ。でしたら”美雪さん”の時はそういうプレイにしましょう。”先生”の時はいつもの凛とした感じでお願いします。先生もその方が楽しめるでしょう?」
どうやら宮城の採点基準でもクリアだったらしい。
正直、相当に恥ずかしかったし、実際にそんな扱いをされるのはさすがにどうかと思っていたが。
「どういう意味……ああ、宮城、お前は本当に……」
宮城はあくまで”プレイ”の範疇として私の言葉を受け取った。
私の立場を立てつつも、私のやや受け身的な性嗜好も尊重してくれたんだろう。
「エッチなビッチで申し訳ありません。他の子に手を出す事も許してくださいね?」
「独占したい気持ちはあるが、せっかく掴んだこの幸運に比べれば我慢できる! ちょっと妬いてしまう時もあるかもしれんが、その時は……」
私のそんなおねだりにも宮城は快諾してくれた。
そして。
「”先生”と”美雪さん”、今夜はどっちがいいですか?」
「……」
四回目の始まりは私の選択から始まった。
さきほど自分の口から出たメス奴隷という言葉の余韻が、つい私にこの答えを選択させる。
「私の……美雪の体を好きに使ってくれ……」
「よくできました、美雪さん。おりこうさんなボクだけのメス奴隷にご褒美です」
「んんんん、うむんッ!」
キスをされると何もわからなくなってしまう。
あっという間に体が悦びに支配され、腰も足も私の意思から離れて、男を求める女の本能に突き動かされる。
どこもかしこも敏感になった体に、再び宮城のおチンチンが私を貫く。
瞬間、私の秘部が熱くなり、またも漏らしてしまった。
もう私の体は自分では思い通りにならないほど、宮城のおチンチンに支配されてしまった。
明日の朝を迎えられるんだろうかと、本気で恐ろしくなってしまう。
だと言うのに。
私の体が求める。
口が勝手に動く。
「――もっと」
と。
私の逡巡を取り払うように、宮城が私に寄り添ってくる。
「ボクはマゾが大好きですよ? 自分のお口でちゃんと自分をマゾと言える従順で大人のマゾ女が……」
「わ、私はマゾ……んむむむっ!?」
私は自らの口で、マゾだと宣言しようとして、キスで唇をふさがれた。
「ぷあっ! ハァ!……ハアッハッァ……なにを?」
「美雪さん。もっととエロく言ってみてください」
「なん、だと?」
「今言いかけた、私はマゾです、というのをもっとエッチにお願いします。意地悪でサドなボクをが喜ぶような言葉を美雪さんが考えた言葉で。さて美雪さんはボクの何ですか?」
お前がそう言えと言ったじゃないか?
しかし、もっとエロく?
コイツの採点基準は厳しすぎるし、私にはそういった知識が不足している。
困った。どういう答えなら満足してくれる?
ふと宮城を見ると、こちらをジッと見つめていた。
いつもは眼鏡をしている宮城だが、今はそれもない。
いつもと違う素顔、その瞳はどこか吸い込まれるような色合いをしていた。
望まれるまま、何でもしてやりたいと思わせる、そんな瞳の色だ。
よし、言ってやる!
過激すぎるくらいがきっとちょうどいいんだろう。
ドン引きされるのを覚悟で、私は自分で考えつく限り、もっともイヤらしい言葉を使った。
「わ、私は! お前のセックスフレンドで……メス奴隷だ。好きに使ってくれ」
さぁ、どうだ!?
「ふふふ、素敵ですよ。でしたら”美雪さん”の時はそういうプレイにしましょう。”先生”の時はいつもの凛とした感じでお願いします。先生もその方が楽しめるでしょう?」
どうやら宮城の採点基準でもクリアだったらしい。
正直、相当に恥ずかしかったし、実際にそんな扱いをされるのはさすがにどうかと思っていたが。
「どういう意味……ああ、宮城、お前は本当に……」
宮城はあくまで”プレイ”の範疇として私の言葉を受け取った。
私の立場を立てつつも、私のやや受け身的な性嗜好も尊重してくれたんだろう。
「エッチなビッチで申し訳ありません。他の子に手を出す事も許してくださいね?」
「独占したい気持ちはあるが、せっかく掴んだこの幸運に比べれば我慢できる! ちょっと妬いてしまう時もあるかもしれんが、その時は……」
私のそんなおねだりにも宮城は快諾してくれた。
そして。
「”先生”と”美雪さん”、今夜はどっちがいいですか?」
「……」
四回目の始まりは私の選択から始まった。
さきほど自分の口から出たメス奴隷という言葉の余韻が、つい私にこの答えを選択させる。
「私の……美雪の体を好きに使ってくれ……」
「よくできました、美雪さん。おりこうさんなボクだけのメス奴隷にご褒美です」
「んんんん、うむんッ!」
キスをされると何もわからなくなってしまう。
あっという間に体が悦びに支配され、腰も足も私の意思から離れて、男を求める女の本能に突き動かされる。
どこもかしこも敏感になった体に、再び宮城のおチンチンが私を貫く。
瞬間、私の秘部が熱くなり、またも漏らしてしまった。
もう私の体は自分では思い通りにならないほど、宮城のおチンチンに支配されてしまった。
明日の朝を迎えられるんだろうかと、本気で恐ろしくなってしまう。
だと言うのに。
私の体が求める。
口が勝手に動く。
「――もっと」
と。
11
お気に入りに追加
854
あなたにおすすめの小説
シン・三毛猫現象 〜自然出産される男が3万人に1人の割合になった世界に帰還した僕はとんでもなくモテモテになったようです〜
ミコガミヒデカズ
ファンタジー
気軽に読めるあべこべ、男女比モノです。
以前、私がカクヨム様で書いていた小説をリメイクしたものです。
とあるきっかけで異世界エニックスウェアに転移した主人公、佐久間修。彼はもう一人の転移者と共に魔王との決戦に挑むが、
「儂の味方になれば世界の半分をやろう」
そんな魔王の提案に共に転移したもう一人の勇者が応じてしまう。そんな事はさせないと修は魔王を倒そうとするが、事もあろうに味方だったもう一人の勇者が魔王と手を組み攻撃してきた。
瞬間移動の術でなんとか難を逃れた修だったが、たどり着いたのは男のほとんどが姿を消した異世界転移15年後の地球だった…。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる