【R18】転生先は男女比１：３０の貞操逆転世界～ビッチを夢見る三十路の魂～

『クラスに舞い降りた小悪魔と交わす契約（冬原interval２１）』

『クラスに舞い降りた小悪魔と交わす契約（冬原interval２１）』

「痛い！」
「痛いじゃないでしょう！　痛いのはボクの心なんですよ！？」

わけのわからない事を言いながらも、宮城は私の尻をさらに強くつかむ。

「お仕置きです」
「み、宮城、待て、ゆっくり……ああああっ！」

後ろから貫かれながら、宮城が私の頬を撫でる。その瞬間。

「ひっ？　あひっ！　な、なんで、こんなっ！？　うあっあっ！」

目の前が真っ白になるような快感が走った。

その手が私の顔や首をはいまわるたびに、自分でも抑えられない刺激で体がよじれる。

特に耳たぶをつままれた時は、キーンという音が頭の中に響くほどの快感だった。

気持ちよかったか？

そりゃあ最高だ。

だが体がついていかない。

「……み、宮城、もう、私は限界だ……はやく、イッてくれぇ……」

私の哀願に、宮城もそろそろと言いながら腰を早めていく。

「いきますよ？」
「く、口だな、わかっている」

さっきは失敗して顔にかかってしまったが、今度こそと私はおチンチンを抜いてこちらに濃しを差し出す宮城へ口を開けた。

だが。

宮城は私の頭をつかんで動けないようにすると、さきほどと同じく顔に射精した。

熱い精液が額ではじけ、頬を伝い、唇に垂れてくる。

フラッシュバックする快感。

「あっ、あっ、ああっ……！」

荒かった息が呼吸すら忘れ、無意識に何かにすがろうと手を宙に差し出すが、私を抱き上げるものなどない。

「先生。男が出した後は、お掃除をするものでしょう？」
「……う、うむ、知っている……」

やがて射精を終えたおチンチンを見て、私は自分のすべき事をする。

自分の顔を使っておチンチンを拭いていく。

互いの肌と粘膜に塗り込むようにして。

さきほどの落雷のように快感とは違い、寄せては返す波のような断続的な優しい快感が私の背中に走る。

自分でも何度、甘イキしているかわからない。

ここが浴室でなくベッドてあれば、さぞひどい事になっていただろう。

ああ。

これがセックス、これが男か。

「男とは……セックスとは……こんなに、すごいんだな……」

つい漏れ出た心の声。

「普通の男ではこうはなりませんよ」
「ふふ……すごい自信だ」

実際、そうなんだろう。

若いから持久力があるとかそういう問題じゃない。

他の男を抱いても、ここまでの快感を得られるかどうかは疑問だ。

というか、世の男女は本当にこんな一夜を過ごしているんだろうか？

一人でするのとは、あまりに違いすぎるぞ。

というか体が弱い女なら死人が出るレベルではなかろうか？

などと、顔についた精液を指ですくいとって舐めとっていたら宮城が妙に神妙な顔でこんな事を言いだした。

「こんな事を聞くのはダメかもしれないですけど……」
「今更、何を遠慮する？」
「……先生の初めてってどんな相手だったのかなって」

それを聞いて私はつい……ニヤリと笑った。

「ふふふ。何だ、宮城。私を自分のモノにしたと言いながら、そんな事が気になるのか？　可愛い奴め」

かわいい。かわいいじゃないか、宮城！

私をモノしたと言ったり、たわむれとは言え下の名前を呼び捨てにしたりするわりには独占欲が強いらしい。

いいぞ、とてもいい。

こういう若い子を手の平の上で可愛がってこそオトナの女だ。

ならば語ってやるか。

憧れのピロートークというヤツだ。

「いいだろう。少し休憩がてら、私の昔話でもしようか」
「はい」
「ベッドに座って待っていろ。私は顔を洗ってくる。ついでに何か飲むモノを持ってきてやる」

全裸のまま私は一度、奥へと引っ込んだ。