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『冬原のお掃除』

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『冬原のお掃除』

オレのペニスは先生の眼前で、何度も射精を繰り返す。

目には入らないように注意しながら、額、頬、唇、全てを染めるように精液が降りかかる。

「あっ、あっ、ああっ……!」

先生はまたも手で宙をかくようにしながら、オレの精液の熱さを顔で感じるたびに体を大きく痙攣させる。

「先生は教え子の精子なんて顔にかけられて気持ちいいんですか?」
「う、な、なんで? こんなっ、ひあっ!」

先生は絶頂の中、カーペットにへたりこむ。

もうろうとした目でオレを見上げる。

オレはその顔の前へペニスを差し出した。

「先生。男が出した後は、お掃除をするものでしょう?」
「……う、うむ、知っている……」

そういって先生はオレのペニスに顔を近づけて。

「なにやってるんですか、先生?」
「んっ……きれいにしてるんだ、ふぁっ……」

なんと先生はオレのペニスにほおずりを始めた。

ペニスで顔をこするたびビクビクと体を震えさせながらも、何度も何度もそれを繰り返す。

当然、顔にかかっていた精液も顔じゅうに広がる。

ほほを伝い、口元まで垂れてきたそれを先生はペロリと舐めた。

「……んんっ!」

わずかな量だが『絶頂吐精』が効果をあらわしたのか、体を反らせて軽くイク先生。

トロンとした目でペニスにほおずりを続けながら、先生はオレを見上げてこう言った。

「男とは……セックスとは……こんなに、すごいんだな……」
「普通の男ではこうはなりませんよ」
「ふふ……すごい自信だ」

実際そうなんだが言わぬが花か。ここはカッコよく決めておこう。

しかし、今のセリフ。

まるでセックスをしたことのないような言いようだった。

しかし実際、先生は処女ではなかったし、久しぶりだから、とも言っていた。

話の流れ的にも今なら聞けるだろうか?

「先生」
「んん? 何だ?」

顔についた精液を指にからめながら、オレを見上げる先生。

「こんな事を聞くのはダメかもしれないですけど……」
「今更、何を遠慮する?」
「……先生の初めてってどんな相手だったのかなって」

それを聞いた先生はキョトンとした顔のあと。

ニヤリと笑った。

「ふふふ。何だ、宮城。私を自分のモノにしたと言いながら、そんな事が気になるのか? 可愛い奴め」

うざい。

美人なのに、どうしてこうも残念な顔がさまになってしまうのだろうか。

昨日までは教師の鑑のような美人女教師だと思っていたのに。

「いいだろう。少し休憩がてら、私の昔話でもしようか」
「はい」
「先にベッドで待っていろ。私は何か飲むモノを持っていってやる」

全裸のまま浴室から出て言った先生は、部屋の奥へと消えていった。
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