94 / 415
『冬原、叶い続ける夢の連鎖』
しおりを挟む
『冬原、叶い続ける夢の連鎖』
「先生、大丈夫ですか?」
「う……あ、ああ……」
顔が大変な事になっている。
あまり化粧はしていない、というか、ほぼすっぴんみたいで化粧が崩れてどうこうという事はないが、精液を顔に塗りたくった後なのだ。
オレはどうしたらいいのやら。
「……私は一体、何をしてるんだ?」
先生が足に力を入れて立ち上がる。
そして手に残る精液の匂いと、それをみずから顔にぬりこめた記憶に戸惑っている。
さすがに神様のせいです、などと言えないので、それとなく誤魔化す。
「なかなか変わった趣味をお持ちだなぁ、と。やっぱりマゾとしてのたしなみとか、前々からの夢の一つだったとか?」
「いや、さすがにそんな変態的な……とはいえ、目の前であんな卑猥な醜態をさらしたばかりで説得力もないが今のは何かの気の迷いだ。忘れてくれ。というか、引かないでくれ」
不安そうにオレを見る先生だが、全てを受け入れるスマイルを浮かべてオレは優しくうなずく。
「大丈夫です。ボクは先生の全てを受け入れますよ」
「……宮城、お前は天使か! おお、この運命の出会いを与えてくれた神に感謝を!」
その神様、けっこう性格悪いですよ。
「冗談はともかく。私はシャワーを浴びてくる。さすがにこれは、な?」
完全に正気に戻ったのか、顔の粘り気を気にする先生。
「み、宮城。お前はまだ出来るんだよな?」
一回や二回で終わらないと大言を吐いたのオレだ。
シャワーを浴びてお仕舞、というのをおそれたのだろうか。
先生の言葉に答えるべきはオレじゃない。
「息子に聞いてみてください」
「……お元気そうでなによりだ」
オレのペニスはあいかわらず先生に対して頭も下げない礼儀知らずだ。
「では少し待っていてくれ」
「先生」
「ん?」
「お背中、流しましょうか?」
先生が固まった。
「……いいのか?」
落ち着いた口調だがその顔は『マジでッ!?』というほど、目が見開かれている。
オレはそれをスルーしつつ、微笑みながら。
「ええ。もちろん」
と先生の足元にヒザをつき、脱ぎ掛けだったストッキングとショーツを脱ぐ手伝いをする。
「頼みがある」
「なんでしょう?」
先生はオレが脱がすのに合わせて足をあげつつ、上から懇願するように言った。
「次は美雪で頼む……京」
楽しむ気マンマンだ。
「わかりました、美雪さん」
「うひぁっ……ふ、風呂はこっちだ」
自分で呼ばせておいて、ブルブル震える先生。
全裸になったオレと先生は一緒にシャワーを浴びる。
「おお。男子高生と一緒にシャワーとか犯罪ものだな」
「実際、捕まりますよね」
「……一気に現実に戻ってきた」
温かいシャワーなのに、冷水を浴びているように震えだす先生。
「大丈夫ですよ。たった二年、バレやしません」
「そ、そうだな。私の家であれば」
おっと。
今のところ、学校ではしない、そういう話だったな。
すでにオレの頭の中では学校のどこで先生とすると楽しそうかなと考えていたが。
んー……。
今なら崩せるかな?
「先生、大丈夫ですか?」
「う……あ、ああ……」
顔が大変な事になっている。
あまり化粧はしていない、というか、ほぼすっぴんみたいで化粧が崩れてどうこうという事はないが、精液を顔に塗りたくった後なのだ。
オレはどうしたらいいのやら。
「……私は一体、何をしてるんだ?」
先生が足に力を入れて立ち上がる。
そして手に残る精液の匂いと、それをみずから顔にぬりこめた記憶に戸惑っている。
さすがに神様のせいです、などと言えないので、それとなく誤魔化す。
「なかなか変わった趣味をお持ちだなぁ、と。やっぱりマゾとしてのたしなみとか、前々からの夢の一つだったとか?」
「いや、さすがにそんな変態的な……とはいえ、目の前であんな卑猥な醜態をさらしたばかりで説得力もないが今のは何かの気の迷いだ。忘れてくれ。というか、引かないでくれ」
不安そうにオレを見る先生だが、全てを受け入れるスマイルを浮かべてオレは優しくうなずく。
「大丈夫です。ボクは先生の全てを受け入れますよ」
「……宮城、お前は天使か! おお、この運命の出会いを与えてくれた神に感謝を!」
その神様、けっこう性格悪いですよ。
「冗談はともかく。私はシャワーを浴びてくる。さすがにこれは、な?」
完全に正気に戻ったのか、顔の粘り気を気にする先生。
「み、宮城。お前はまだ出来るんだよな?」
一回や二回で終わらないと大言を吐いたのオレだ。
シャワーを浴びてお仕舞、というのをおそれたのだろうか。
先生の言葉に答えるべきはオレじゃない。
「息子に聞いてみてください」
「……お元気そうでなによりだ」
オレのペニスはあいかわらず先生に対して頭も下げない礼儀知らずだ。
「では少し待っていてくれ」
「先生」
「ん?」
「お背中、流しましょうか?」
先生が固まった。
「……いいのか?」
落ち着いた口調だがその顔は『マジでッ!?』というほど、目が見開かれている。
オレはそれをスルーしつつ、微笑みながら。
「ええ。もちろん」
と先生の足元にヒザをつき、脱ぎ掛けだったストッキングとショーツを脱ぐ手伝いをする。
「頼みがある」
「なんでしょう?」
先生はオレが脱がすのに合わせて足をあげつつ、上から懇願するように言った。
「次は美雪で頼む……京」
楽しむ気マンマンだ。
「わかりました、美雪さん」
「うひぁっ……ふ、風呂はこっちだ」
自分で呼ばせておいて、ブルブル震える先生。
全裸になったオレと先生は一緒にシャワーを浴びる。
「おお。男子高生と一緒にシャワーとか犯罪ものだな」
「実際、捕まりますよね」
「……一気に現実に戻ってきた」
温かいシャワーなのに、冷水を浴びているように震えだす先生。
「大丈夫ですよ。たった二年、バレやしません」
「そ、そうだな。私の家であれば」
おっと。
今のところ、学校ではしない、そういう話だったな。
すでにオレの頭の中では学校のどこで先生とすると楽しそうかなと考えていたが。
んー……。
今なら崩せるかな?
33
お気に入りに追加
893
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております


転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる