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『冬原の罪悪感と背徳感』
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『冬原の罪悪感と背徳感』
部屋に入ってまず、先生からは処女ではないがずいぶんと久しぶりだからゆっくりしたい、とお願いされた。
夏木さんとの付き合いで忘れがちだが、この世界は女性主体。
女性がリードするのが当然の世界なので、こういうお願いをする事もけっこう恥ずかしいらしい。
もちろんオレは構わない。
女教師にされるがままとか、どんなご褒美だろうか。
「先生のお好きなようにしてもらっていいですよ」
「そ、そうか」
「ちなみに制服は脱ぎますか?」
オレは学生服のまま、この部屋、つまり先生の部屋にお邪魔していた。
食事のあとてっきりホテルかと思ったら、先生のマンションへ連れ込まれたのだ。
確かに制服でラブホテルは無理だから納得だ。
先生の部屋は、ものすごく綺麗だった。
オシャレでありつつもシックな感じの色調で家具でまとまっている部屋が、これでもかといわんばかりに掃除されており、いたるところピカピカだ。
昨日のムダ毛処理うんぬんは実はウソで、部屋の掃除をしていたんじゃなかろうかと思うほどに。
オレは学生服をなかばまで脱ぎながら、先生の答えを待っている。
「シワになるだろう。脱いだ方がいい」
即答だった。
「着衣エッチとか興味ないんですね? 背徳感がクセになりませんか?」
「いや、罪悪感の方が勝る」
「失礼しました」
むしろ、だからこそ、とオレなら思うんだが。やはり先生は真面目だな。
「じゃあ、先生とも呼ばない方がいいですか?」
学生服を脱ぎながら問いかける。
美少年DKのナマ脱衣をチラチラと見ないフリでシッカリ見ていた先生は、うおっほんっ! と咳払いをした後。
「う……そ、そうだな、今はお姉さんだからな。名前で呼んでくれ」
姉活モードか。
いや、一瞬迷った素振りがあったような?
とりあえず先生の要望に沿う事にしよう。
「なら、美雪さん、でいいですか?」
もしかして下の名で呼ぶこともあるかもと夏木さんの時に学んだので冬原先生の名前も再確認しておいてよかった。
好きだなんだと言っておいて相手の名前も知らないでは話にならない。
「うっ……うお」
オレに名前を呼ばれた先生だが様子がおかしかった。
「おうっ……う、おっ……」
両手で自分を抱きしめて、体の震えをおさえているように見える。
「先生? じゃない、美雪さん? 大丈夫ですか?」
「おっ、おおっ、おふっ……す、すごいな。半裸の教え子から下の名前で呼ばれるというのは、とてもすごいな」
背徳感、バッチリ楽しんでますね。
「でしたら半裸の教え子から全裸の教え子になりましょうか? それとも先生が脱がせますか?」
「お前、本当にどこでそういう事を覚えてくるんだ」
などと言いながら、黒のボクサー一枚になってベッドの前に立っているオレにゆっくりと近づく先生であった。
部屋に入ってまず、先生からは処女ではないがずいぶんと久しぶりだからゆっくりしたい、とお願いされた。
夏木さんとの付き合いで忘れがちだが、この世界は女性主体。
女性がリードするのが当然の世界なので、こういうお願いをする事もけっこう恥ずかしいらしい。
もちろんオレは構わない。
女教師にされるがままとか、どんなご褒美だろうか。
「先生のお好きなようにしてもらっていいですよ」
「そ、そうか」
「ちなみに制服は脱ぎますか?」
オレは学生服のまま、この部屋、つまり先生の部屋にお邪魔していた。
食事のあとてっきりホテルかと思ったら、先生のマンションへ連れ込まれたのだ。
確かに制服でラブホテルは無理だから納得だ。
先生の部屋は、ものすごく綺麗だった。
オシャレでありつつもシックな感じの色調で家具でまとまっている部屋が、これでもかといわんばかりに掃除されており、いたるところピカピカだ。
昨日のムダ毛処理うんぬんは実はウソで、部屋の掃除をしていたんじゃなかろうかと思うほどに。
オレは学生服をなかばまで脱ぎながら、先生の答えを待っている。
「シワになるだろう。脱いだ方がいい」
即答だった。
「着衣エッチとか興味ないんですね? 背徳感がクセになりませんか?」
「いや、罪悪感の方が勝る」
「失礼しました」
むしろ、だからこそ、とオレなら思うんだが。やはり先生は真面目だな。
「じゃあ、先生とも呼ばない方がいいですか?」
学生服を脱ぎながら問いかける。
美少年DKのナマ脱衣をチラチラと見ないフリでシッカリ見ていた先生は、うおっほんっ! と咳払いをした後。
「う……そ、そうだな、今はお姉さんだからな。名前で呼んでくれ」
姉活モードか。
いや、一瞬迷った素振りがあったような?
とりあえず先生の要望に沿う事にしよう。
「なら、美雪さん、でいいですか?」
もしかして下の名で呼ぶこともあるかもと夏木さんの時に学んだので冬原先生の名前も再確認しておいてよかった。
好きだなんだと言っておいて相手の名前も知らないでは話にならない。
「うっ……うお」
オレに名前を呼ばれた先生だが様子がおかしかった。
「おうっ……う、おっ……」
両手で自分を抱きしめて、体の震えをおさえているように見える。
「先生? じゃない、美雪さん? 大丈夫ですか?」
「おっ、おおっ、おふっ……す、すごいな。半裸の教え子から下の名前で呼ばれるというのは、とてもすごいな」
背徳感、バッチリ楽しんでますね。
「でしたら半裸の教え子から全裸の教え子になりましょうか? それとも先生が脱がせますか?」
「お前、本当にどこでそういう事を覚えてくるんだ」
などと言いながら、黒のボクサー一枚になってベッドの前に立っているオレにゆっくりと近づく先生であった。
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