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『男子だけの特別授業』
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『男子だけの特別授業』
最後方の席というのは、実に素晴らしいポジションだ。
少なくとも最前列では決してできないような事が可能になる。
「……というわけで、五月に入ると色々と行事が――」
担任の冬原先生が黒板に色々と書きながら説明している。
だが、こんな放課後のホームルームなんて退屈な時間も最後方の席であれば楽しく過ごせる。
例えば隣の席の子とコミュニケーションをとる、など。
「んふふふー」
「おい……やめろ」
というわけで右隣の席の夏木さんの長いスカートを、脚をのばしてめくって遊んでいるオレ。
一方、手でスカートをおさえながら小声ですごんでくる夏木さん。
青春である。
「……やめろッてんだろ、このバカ野郎」
オレの足を手ではらう夏木さんは、周囲を見回しながらオレをにらむ。
「じゃあ、夏木さんが自分でめくってよ。ボクだけに見えるようにね?」
「あいかわらず、この変態は……」
夏木さんは不機嫌な顔をしながらも、スカートの左側だけを少しずつめくっていく。
教室内ストリップの特等席。
踊り子さんは現役JKの金髪不良娘です。
このSS席、いったいいくらぐらいの価値があるんだろうか?
なとど考えながら、オレはあらわになっていく夏木さんの白い足に釘付けだ。
めくれあがっていく時間が長いほどエッチであり、ミニスカにない風情と趣きがある。
そうして、いつもの黒いショーツがそろそろ見えて……おや?
「あれ、赤い」
「うるせぇ。黙ってろ。しゃべんな」
なんと。
夏木さん、今日は赤い下着をつけてらっしゃった。
「お前が黒とか赤とか言ったんだろうが。替えもいるにきまってんだろ」
「それも高かった?」
「……」
急に真顔になる夏木さん。
「うん。なんか、ごめんね」
夏木さんのお小遣いや生活費がどうなっているかはともかく、金銭的圧迫を学生に強いるというのはあまり好ましいものじゃない。
「これからは無理しなくてもいいよ」
「そうかよ」
「学校にいる時はずっとノーパンとかどう?」
「死ぬか? いや、死ねよ」
こわーい。
けれど週に一回か二回は朝からノーパンにさせているオレでもあるので、それほど的外れの事は言っていない。
ローターも入れてみて? と言ったら普通に怒られた。
お尻もダメ、ローターもダメ。
なんでもいう事を聞いてくれるはずの夏木さんは案外わがままである。
などと我ながら鬼のような事を考えていると、夏木さんがさっとスカートを戻した。
何事と思ったら、教壇の冬原先生がこっちを見ていた。
いつの間にかホームルームが終わっていたようだ。
「宮城」
「はい」
「急で悪いが、十五分ほどしたら進路指導室に来られるか? なに、さほど時間はとらせん」
やばい、今の夏木さんとのじゃれ合いを見られていた? と思ったものの、そういう雰囲気でもない。
「心配するな。養護教諭の山崎先生も同席される」
何の用だろうと首をかしげていたら、冬原先生がまた妙な事を言いだした。
「わかりました。十五分後、うかがいます」
よくわからないが返事をしておく。
残念だけど、今日は夏木さんと遊べないみたいだ。
最後方の席というのは、実に素晴らしいポジションだ。
少なくとも最前列では決してできないような事が可能になる。
「……というわけで、五月に入ると色々と行事が――」
担任の冬原先生が黒板に色々と書きながら説明している。
だが、こんな放課後のホームルームなんて退屈な時間も最後方の席であれば楽しく過ごせる。
例えば隣の席の子とコミュニケーションをとる、など。
「んふふふー」
「おい……やめろ」
というわけで右隣の席の夏木さんの長いスカートを、脚をのばしてめくって遊んでいるオレ。
一方、手でスカートをおさえながら小声ですごんでくる夏木さん。
青春である。
「……やめろッてんだろ、このバカ野郎」
オレの足を手ではらう夏木さんは、周囲を見回しながらオレをにらむ。
「じゃあ、夏木さんが自分でめくってよ。ボクだけに見えるようにね?」
「あいかわらず、この変態は……」
夏木さんは不機嫌な顔をしながらも、スカートの左側だけを少しずつめくっていく。
教室内ストリップの特等席。
踊り子さんは現役JKの金髪不良娘です。
このSS席、いったいいくらぐらいの価値があるんだろうか?
なとど考えながら、オレはあらわになっていく夏木さんの白い足に釘付けだ。
めくれあがっていく時間が長いほどエッチであり、ミニスカにない風情と趣きがある。
そうして、いつもの黒いショーツがそろそろ見えて……おや?
「あれ、赤い」
「うるせぇ。黙ってろ。しゃべんな」
なんと。
夏木さん、今日は赤い下着をつけてらっしゃった。
「お前が黒とか赤とか言ったんだろうが。替えもいるにきまってんだろ」
「それも高かった?」
「……」
急に真顔になる夏木さん。
「うん。なんか、ごめんね」
夏木さんのお小遣いや生活費がどうなっているかはともかく、金銭的圧迫を学生に強いるというのはあまり好ましいものじゃない。
「これからは無理しなくてもいいよ」
「そうかよ」
「学校にいる時はずっとノーパンとかどう?」
「死ぬか? いや、死ねよ」
こわーい。
けれど週に一回か二回は朝からノーパンにさせているオレでもあるので、それほど的外れの事は言っていない。
ローターも入れてみて? と言ったら普通に怒られた。
お尻もダメ、ローターもダメ。
なんでもいう事を聞いてくれるはずの夏木さんは案外わがままである。
などと我ながら鬼のような事を考えていると、夏木さんがさっとスカートを戻した。
何事と思ったら、教壇の冬原先生がこっちを見ていた。
いつの間にかホームルームが終わっていたようだ。
「宮城」
「はい」
「急で悪いが、十五分ほどしたら進路指導室に来られるか? なに、さほど時間はとらせん」
やばい、今の夏木さんとのじゃれ合いを見られていた? と思ったものの、そういう雰囲気でもない。
「心配するな。養護教諭の山崎先生も同席される」
何の用だろうと首をかしげていたら、冬原先生がまた妙な事を言いだした。
「わかりました。十五分後、うかがいます」
よくわからないが返事をしておく。
残念だけど、今日は夏木さんと遊べないみたいだ。
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