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『戻れないほど染められて(夏木after4)』
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『戻れないほど染められて(夏木after4)』
「……チッ。わざわざこんな胸を強調する服を持って来やがって」
服を用意したのはアイツだ。
確かにこんなものをアタシが着ているなんて、知り合いでも思いもしないだろう。
髪の一日染めまで用意してくる徹底ぶりには呆れた。
アタシはガラスを鏡代わりにして服と黒くした髪をチェックする。
ツインテールなんて初めてだったが、まぁ、見られる程度にセットできた。
少なくとも、ちょっと……つかまれたくらいでは解けないはずだ。
「……ん」
口の中から唾液が溢れた。
唇の端からそれが垂れそうになって、つい口をおさえる。
「はは、アタシも立派な変態だ……」
今日のデートは食事をしてから映画を見て、ちょっと買い物をして。
その後は私服って事もあってホテルに行くと言われている。
昨日の電話で宮城は楽しそうにこう言った。
『ツインテールを両手でつかんで夏木さんが気絶するまでお口を犯すんだよ? 楽しそうでしょ?』
と。
「……んぷ」
想像するだけでめまいがしそうになる。
アイツのペニスがアタシの口の中で暴れる時、アタシの頭の中はぐちゃぐちゃにされる。
全身が溶けたようになって、自分が立っているのか座っているのかさえもわからなくなる。
だけど宮城は自分が満足するまで、何度も何度もアタシの口を犯す。
そのたびにアタシの心が白くなっていく。
そして、もう二度と目が覚めないんじゃないか、このまま死ぬんじゃないかって、そんな痺れが何度も体の芯を貫き続け。
次にアタシが目を開けるのは、宮城がアタシの顔を拭いている時だ。
いつも気絶しちまう。
いや、アレは無理だ。
あんな快感、耐えられるはずがない。
「んっ……んん」
思い出しただけで、我慢できるはずがない。
きつくしめた唇から涎が漏れ始めた。
飲み込むか? それもちょっとな。
どこに吐き捨てようとした時、周囲がさわめいた。
何事かと思いきや、こちらに歩いてくる宮城の姿があった。
見た目だけは美少年。
それが一人で歩いているともなれば注目される。
宮城が通行人たちの視線を一身に集めたまま、ついにアタシの前に立った。
「お待たせ、アオちゃん。さぁ、行こう!」
わざとらしいまでの笑顔と声でアタシの手をとる。
ポケットに入れた逆の手で、アタシのローターを弄びながらな!
「……チッ。わざわざこんな胸を強調する服を持って来やがって」
服を用意したのはアイツだ。
確かにこんなものをアタシが着ているなんて、知り合いでも思いもしないだろう。
髪の一日染めまで用意してくる徹底ぶりには呆れた。
アタシはガラスを鏡代わりにして服と黒くした髪をチェックする。
ツインテールなんて初めてだったが、まぁ、見られる程度にセットできた。
少なくとも、ちょっと……つかまれたくらいでは解けないはずだ。
「……ん」
口の中から唾液が溢れた。
唇の端からそれが垂れそうになって、つい口をおさえる。
「はは、アタシも立派な変態だ……」
今日のデートは食事をしてから映画を見て、ちょっと買い物をして。
その後は私服って事もあってホテルに行くと言われている。
昨日の電話で宮城は楽しそうにこう言った。
『ツインテールを両手でつかんで夏木さんが気絶するまでお口を犯すんだよ? 楽しそうでしょ?』
と。
「……んぷ」
想像するだけでめまいがしそうになる。
アイツのペニスがアタシの口の中で暴れる時、アタシの頭の中はぐちゃぐちゃにされる。
全身が溶けたようになって、自分が立っているのか座っているのかさえもわからなくなる。
だけど宮城は自分が満足するまで、何度も何度もアタシの口を犯す。
そのたびにアタシの心が白くなっていく。
そして、もう二度と目が覚めないんじゃないか、このまま死ぬんじゃないかって、そんな痺れが何度も体の芯を貫き続け。
次にアタシが目を開けるのは、宮城がアタシの顔を拭いている時だ。
いつも気絶しちまう。
いや、アレは無理だ。
あんな快感、耐えられるはずがない。
「んっ……んん」
思い出しただけで、我慢できるはずがない。
きつくしめた唇から涎が漏れ始めた。
飲み込むか? それもちょっとな。
どこに吐き捨てようとした時、周囲がさわめいた。
何事かと思いきや、こちらに歩いてくる宮城の姿があった。
見た目だけは美少年。
それが一人で歩いているともなれば注目される。
宮城が通行人たちの視線を一身に集めたまま、ついにアタシの前に立った。
「お待たせ、アオちゃん。さぁ、行こう!」
わざとらしいまでの笑顔と声でアタシの手をとる。
ポケットに入れた逆の手で、アタシのローターを弄びながらな!
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