52 / 415
『夏木青葉(前)』
しおりを挟む
『夏木青葉(前)』
「ボクも半裸の方がいい? それとも全部脱ぐ?」
着エロに興味はあったようだが、一応、要望を聞いてみる。
「ど、どっちでもいいよ。好きにしろよ」
「んー……じゃあ、カッターだけ着てるね」
相手が脱いでいないのに自分だけ全裸になるというのは、どうにも照れる。
ベルトを外し、ホックを外し、ファスナーを降ろして、スボンを脱ぐ。
そして学生服も脱いで、どちらも足元に転がし、カッターシャツのみになる。
なかなか間抜けな格好だが、どうせ互いの目には上半身しか入らない。
夏木さんの顔を左腕でだきしめるように覆いかぶさりながら、右手は再び下へと持っていく。
おもらしかと思うほどの濡れようだっただけあって、いつでもオレのペニスを受け入れられる状態だ。
「夏木さんのココはどんなカンジかな?」
「んっ……指っ……はいって……」
穴の位置をさぐるように中指の先を少しだけ挿入する。
「痛い?」
「……こ、これくらい、別に……ッ」
さすか硬派だ。
痛いだのなんだのは口にしないらしい。
「じゃ、いいね? だけど安心して? 夏木さんが泣いちゃったらやめるから」
「だ、だれが……泣くかよ!」
あきらかな強がりをよそに、夏木さんは自分の下部を見ている。
そこには勃起したオレのペニスが今にも、という状態だ。
あまりグダグダ話しかけても、これ以上夏木さんの緊張はほぐれないだろう。
痛みに覚悟を決めているのなら。
「……」
無言でペニスを夏木さんへあてがう。
「……っ」
夏木さんが短い呼気を漏らした。
オレは一気に突き入れた。
「……いいいっっ!」
反射的に手でベッドをずり上がり、オレから逃げようとする夏木さん。
両手で夏木さんの肩をガッチリとつかまえながら、逃がさないように抱きしめる。
「い、痛いっ! ……ちょっと、待って……」
「待たない」
まだ半分ほどしか入っていなかったペニスを奥へと突き入れる。
「いっ……ぎっ!」
「夏木さん。全部、入ったよ」
ペニスが今まで感じた事のない圧迫感で包み込まれる。
「はぁっ……はっ、はっ……う、うごくなよ……」
「動くよ?」
「いっ!」
顔をのけざらせて痛みに体をふるわせる夏木さんを組み伏せたまま、オレは何度もペニスで濡れた夏木さんの中をえぐり続ける。
「つっ……止まって、とまっ……いッ!」
苦しむ顔を優しくなでながら、オレは動きを止めずに夏木さんを味わい続ける。
突き入れるたびにペニスに初めての感覚が走り、その快感を得る為にオレは何度も何度も突き続ける。
どれほどそれを繰り返しただろうか。
「ひっ……いっ……あっ」
痛みでずっと背を反らしていた夏木さんの反応が変わってきた。
少しずつだが、痛みに慣れてきたんだろう。
ようやく視線をオレに向けてきた。
「まだ痛い?」
「あたりっ……前、だろっ……いつっ!」
オレの腰の動きに合わせて、返事が途切れ途切れになる。
「こんなに痛いっ……なんてっ……思ってなかった……っ!」
夏木さんが苦し気ながらも、健気に笑った。
「ちょっと余裕出てきた?」
「おかげ、様っ、で、なっ……」
さすがにあれだけ痛がられたらオレも遠慮するというものだ。
これでもゆっくりと動いていたつもりだ。
けれど、夏木さんが慣れてきたっていうのなら。
「なら、もう少し早くしてもいい?」
夏木さんはオレの言葉に目を見開いた。
「ボクも半裸の方がいい? それとも全部脱ぐ?」
着エロに興味はあったようだが、一応、要望を聞いてみる。
「ど、どっちでもいいよ。好きにしろよ」
「んー……じゃあ、カッターだけ着てるね」
相手が脱いでいないのに自分だけ全裸になるというのは、どうにも照れる。
ベルトを外し、ホックを外し、ファスナーを降ろして、スボンを脱ぐ。
そして学生服も脱いで、どちらも足元に転がし、カッターシャツのみになる。
なかなか間抜けな格好だが、どうせ互いの目には上半身しか入らない。
夏木さんの顔を左腕でだきしめるように覆いかぶさりながら、右手は再び下へと持っていく。
おもらしかと思うほどの濡れようだっただけあって、いつでもオレのペニスを受け入れられる状態だ。
「夏木さんのココはどんなカンジかな?」
「んっ……指っ……はいって……」
穴の位置をさぐるように中指の先を少しだけ挿入する。
「痛い?」
「……こ、これくらい、別に……ッ」
さすか硬派だ。
痛いだのなんだのは口にしないらしい。
「じゃ、いいね? だけど安心して? 夏木さんが泣いちゃったらやめるから」
「だ、だれが……泣くかよ!」
あきらかな強がりをよそに、夏木さんは自分の下部を見ている。
そこには勃起したオレのペニスが今にも、という状態だ。
あまりグダグダ話しかけても、これ以上夏木さんの緊張はほぐれないだろう。
痛みに覚悟を決めているのなら。
「……」
無言でペニスを夏木さんへあてがう。
「……っ」
夏木さんが短い呼気を漏らした。
オレは一気に突き入れた。
「……いいいっっ!」
反射的に手でベッドをずり上がり、オレから逃げようとする夏木さん。
両手で夏木さんの肩をガッチリとつかまえながら、逃がさないように抱きしめる。
「い、痛いっ! ……ちょっと、待って……」
「待たない」
まだ半分ほどしか入っていなかったペニスを奥へと突き入れる。
「いっ……ぎっ!」
「夏木さん。全部、入ったよ」
ペニスが今まで感じた事のない圧迫感で包み込まれる。
「はぁっ……はっ、はっ……う、うごくなよ……」
「動くよ?」
「いっ!」
顔をのけざらせて痛みに体をふるわせる夏木さんを組み伏せたまま、オレは何度もペニスで濡れた夏木さんの中をえぐり続ける。
「つっ……止まって、とまっ……いッ!」
苦しむ顔を優しくなでながら、オレは動きを止めずに夏木さんを味わい続ける。
突き入れるたびにペニスに初めての感覚が走り、その快感を得る為にオレは何度も何度も突き続ける。
どれほどそれを繰り返しただろうか。
「ひっ……いっ……あっ」
痛みでずっと背を反らしていた夏木さんの反応が変わってきた。
少しずつだが、痛みに慣れてきたんだろう。
ようやく視線をオレに向けてきた。
「まだ痛い?」
「あたりっ……前、だろっ……いつっ!」
オレの腰の動きに合わせて、返事が途切れ途切れになる。
「こんなに痛いっ……なんてっ……思ってなかった……っ!」
夏木さんが苦し気ながらも、健気に笑った。
「ちょっと余裕出てきた?」
「おかげ、様っ、で、なっ……」
さすがにあれだけ痛がられたらオレも遠慮するというものだ。
これでもゆっくりと動いていたつもりだ。
けれど、夏木さんが慣れてきたっていうのなら。
「なら、もう少し早くしてもいい?」
夏木さんはオレの言葉に目を見開いた。
21
お気に入りに追加
854
あなたにおすすめの小説
シン・三毛猫現象 〜自然出産される男が3万人に1人の割合になった世界に帰還した僕はとんでもなくモテモテになったようです〜
ミコガミヒデカズ
ファンタジー
気軽に読めるあべこべ、男女比モノです。
以前、私がカクヨム様で書いていた小説をリメイクしたものです。
とあるきっかけで異世界エニックスウェアに転移した主人公、佐久間修。彼はもう一人の転移者と共に魔王との決戦に挑むが、
「儂の味方になれば世界の半分をやろう」
そんな魔王の提案に共に転移したもう一人の勇者が応じてしまう。そんな事はさせないと修は魔王を倒そうとするが、事もあろうに味方だったもう一人の勇者が魔王と手を組み攻撃してきた。
瞬間移動の術でなんとか難を逃れた修だったが、たどり着いたのは男のほとんどが姿を消した異世界転移15年後の地球だった…。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる