37 / 415
『夏木が宿す、その桃源郷へ』
しおりを挟む
『夏木が宿す、その桃源郷へ』
オレにできる事ならと言った途端、夏木さんがソワソワし始めた。
「そんなに変な事言ったかな?」
「いや、その……つまり、気が向いたって事か?」
気が向く……ああ、確か、セフレになった時に、そんな事も言ったような記憶があるな。
「そうだね。夏木さんの優しさとエッチさに感動したって事で」
「な、なんでもいいのか?」
「そう言われるとちょっと身構えちゃうんだけど……ボクに何をさせる気?」
「えっと、今、決めないとダメか?」
ものすごいグイグイくる夏木さん。ちょっと怖い。
「思いついたらでいいよ。別に後でやっぱり気が変わったなんて言わないから。男に二言はないってね」
「へっ、なんだそれ。アタシの真似か? 女に二言はない、ならともかくよ」
平行世界の地球要素がチラホラ出てくる所が会話をウエットにさせる。
もっとも、今は別のところをウエットにする所だ。
「じゃあ、まぁ、そう言う事でね? よろしくお願いします」
オレはむき出しになった真っ白でおっきなおっぱいに語りかける。
「どこ向かってしゃべってんだ、オメーは!」
「つい。あはは、冗談だよ」
「ったく……目がマジなんだよ」
だってマジですから。
夏木さんは昨日のように、フタをしたままのトイレの便座に座ると胸を開くようにオレへ差し出す。
「……で、どうすんだ、その……パイグリってのは」
「パイズリ」
「パ、パイズリ……ってのは! どうやりゃいいんだ!」
「うーんと」
なにせこちらも実体験は初だ。
記憶の中の知識では女性側がかなり体を寄せてズリズリしていたと思う。
「両手ではさんで、動かすカンジでやってみて」
「おう」
返事がまったく色っぽくないのは、本気でおっぱいに対して性的なイメージがないんだろう。
しかしオレからすれば視覚の暴力だ。
「こ、こうか」
夏木さんがとまどいながらも、自分のおっぱいを寄せて作った谷間をまっすぐ突き出してきた。
ムニュ、と、フカッ、という感触の中間のような柔らかさにオレのペニスが包まれた。
「で、動けばいいんだな……よっ……ほっ……」
オレは目を疑ったよ。
「……夏木さん?」
「な、なんだ。違ったか?」
合ってる。
けど違う。
オレの知ってるパイズリは挟んだ後、縦方向に上下するものであって、おっぱいに向かってまっすぐ前後するものではなかったはずだ。
……読者諸氏におかれては、とある可能性に思い至ったであろうから断っておくが決して、決して!
オレの息子さんの背丈が低いわけじゃない。
背の高さ順で並んだ場合、クラスで言えば真ん中、もしくはちょっと前くらい、だと思う。
とはいえ縦でパイズリを可能にしたのは、夏木さんのおっぱいゆえだ。
無知ゆえの暴力にさらされたオレのペニスは、一瞬で暴発……と思いきや。
あれ?
「ふっ、ふっ……しんどいぞ、これ……はっ……ふっ」
夏木さんは今のオレの眼下で一生懸命動いている。
オレのペニスが見えたり、隠れたりを繰り返している。
視覚的には最高。
ものすごい。
もう本当にものすごいよ?
DVDとかで見ていたものと違って、自分のペニスが実際にパイズリされているというシチュエーションに興奮ゲージもマックスだ。
だが、正直に言おう。
(……思ってたほど気持ちよくない)
のである。
オレにできる事ならと言った途端、夏木さんがソワソワし始めた。
「そんなに変な事言ったかな?」
「いや、その……つまり、気が向いたって事か?」
気が向く……ああ、確か、セフレになった時に、そんな事も言ったような記憶があるな。
「そうだね。夏木さんの優しさとエッチさに感動したって事で」
「な、なんでもいいのか?」
「そう言われるとちょっと身構えちゃうんだけど……ボクに何をさせる気?」
「えっと、今、決めないとダメか?」
ものすごいグイグイくる夏木さん。ちょっと怖い。
「思いついたらでいいよ。別に後でやっぱり気が変わったなんて言わないから。男に二言はないってね」
「へっ、なんだそれ。アタシの真似か? 女に二言はない、ならともかくよ」
平行世界の地球要素がチラホラ出てくる所が会話をウエットにさせる。
もっとも、今は別のところをウエットにする所だ。
「じゃあ、まぁ、そう言う事でね? よろしくお願いします」
オレはむき出しになった真っ白でおっきなおっぱいに語りかける。
「どこ向かってしゃべってんだ、オメーは!」
「つい。あはは、冗談だよ」
「ったく……目がマジなんだよ」
だってマジですから。
夏木さんは昨日のように、フタをしたままのトイレの便座に座ると胸を開くようにオレへ差し出す。
「……で、どうすんだ、その……パイグリってのは」
「パイズリ」
「パ、パイズリ……ってのは! どうやりゃいいんだ!」
「うーんと」
なにせこちらも実体験は初だ。
記憶の中の知識では女性側がかなり体を寄せてズリズリしていたと思う。
「両手ではさんで、動かすカンジでやってみて」
「おう」
返事がまったく色っぽくないのは、本気でおっぱいに対して性的なイメージがないんだろう。
しかしオレからすれば視覚の暴力だ。
「こ、こうか」
夏木さんがとまどいながらも、自分のおっぱいを寄せて作った谷間をまっすぐ突き出してきた。
ムニュ、と、フカッ、という感触の中間のような柔らかさにオレのペニスが包まれた。
「で、動けばいいんだな……よっ……ほっ……」
オレは目を疑ったよ。
「……夏木さん?」
「な、なんだ。違ったか?」
合ってる。
けど違う。
オレの知ってるパイズリは挟んだ後、縦方向に上下するものであって、おっぱいに向かってまっすぐ前後するものではなかったはずだ。
……読者諸氏におかれては、とある可能性に思い至ったであろうから断っておくが決して、決して!
オレの息子さんの背丈が低いわけじゃない。
背の高さ順で並んだ場合、クラスで言えば真ん中、もしくはちょっと前くらい、だと思う。
とはいえ縦でパイズリを可能にしたのは、夏木さんのおっぱいゆえだ。
無知ゆえの暴力にさらされたオレのペニスは、一瞬で暴発……と思いきや。
あれ?
「ふっ、ふっ……しんどいぞ、これ……はっ……ふっ」
夏木さんは今のオレの眼下で一生懸命動いている。
オレのペニスが見えたり、隠れたりを繰り返している。
視覚的には最高。
ものすごい。
もう本当にものすごいよ?
DVDとかで見ていたものと違って、自分のペニスが実際にパイズリされているというシチュエーションに興奮ゲージもマックスだ。
だが、正直に言おう。
(……思ってたほど気持ちよくない)
のである。
22
お気に入りに追加
893
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております


転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる