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『夏木、初めてのファスナー降ろし』
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『夏木、初めてのファスナー降ろし』
コンプレックスだったであろうパイパンが好きと言われた照れ隠しなのか、夏木さんはオレに聞いてくる。
「そういうお前はどうなんだ……その……剃ってるのか?」
「ううん。ボクは何にもしてないから、まぁ人並かな?」
「ふ、ふーん」
自分の毛に興味はない。
女の子の口に陰毛がつくのを好むフェチズムを否定する事はないけども、こだわりがあるわけでもないので、なんなら剃ってもかまわない。
などと考えていると、夏木さんがオレを見ている。正確にはズボンを見ている。
「どうしたの?」
「あ、いや、別に」
「ボクのも見たい?」
「は? え?」
オレはあえて、何を、とは言わない。
夏木さんに関しては常に言葉責めを絡めていくことにきめた。
「どう? 夏木さんが見たいなら見せてもいいよ?」
「……」
ここで即座に見たいと言わない夏木さんは、あんまりエロい子ではないかもしれない。
しかしお年頃であるのは間違いないわけで。
少し躊躇した後、小声で。
「……見たい」
と言った。
オレは笑顔で聞いた。
「何を?」
と。
瞬間、夏木さんがオレの考えている事を理解して絶望したような、それでいて発情したように目をうるませる。
これまでの経験上、ここまできたらどうせ言わされるとわかっているんだろう。
むしろ、とまどったり言いよどんだりするとますます恥ずかしい思いをしてしまう。
覚悟を決めたように、夏木さんがオレの目を見ながら言った。
「お、お前のペニスが見たい」
どうだと言わんばかりの顔。
言ってやったぞというドヤ顔ですらあった。
そんなかわいい反抗にオレは意地悪で返す。
「へー。夏木さんはペニスって呼ぶんだ。チンコとかチンチンじゃなく、陰茎とかでもなく、ペニスかー。ふーん?」
「チン……!? うっ……ぅぅ」
振り絞った根性が尽きたのか、小さくなってうつむく夏木さん。
「いいよ。じゃ、見せてあげるね」
「え!」
すぐに顔をあげる夏木さん。
なんだかんだでやっぱり異性への興味は尽きないよね。
「はい」
オレは腰をずいと夏木さんへ差し出す。
「え……?」
「ほら。ベルトをはずして?」
「え? あ? アタシが!?」
「見たいんでしょ?」
焦った顔でとまどうものの、わかったと言いながらおそるおそるベルトに手を伸ばす。
真っ赤な顔で必死になってベルトを外す夏木さん。
(確かにこれは恥ずかしいかな)
なるほど、確かに異性の前で無防備に陰部をさらすというのは、なかなか恥ずかしいものがある。
「は、はずれたぞ」
ベルトのバックルを外した夏木さん。
「じゃ、ホックもはずして?」
「あ、ああ」
いわれるがままに、オレのズボンのホックをはずす。
「……ここから、どうするんだ?」
あとはチャックを下げるだけだが、夏木さんの手はとまどい止まっている。
「わからない?」
「わ、わかる」
「じゃ、やって?」
「う、うん」
うん、だって。かわいー。
コンプレックスだったであろうパイパンが好きと言われた照れ隠しなのか、夏木さんはオレに聞いてくる。
「そういうお前はどうなんだ……その……剃ってるのか?」
「ううん。ボクは何にもしてないから、まぁ人並かな?」
「ふ、ふーん」
自分の毛に興味はない。
女の子の口に陰毛がつくのを好むフェチズムを否定する事はないけども、こだわりがあるわけでもないので、なんなら剃ってもかまわない。
などと考えていると、夏木さんがオレを見ている。正確にはズボンを見ている。
「どうしたの?」
「あ、いや、別に」
「ボクのも見たい?」
「は? え?」
オレはあえて、何を、とは言わない。
夏木さんに関しては常に言葉責めを絡めていくことにきめた。
「どう? 夏木さんが見たいなら見せてもいいよ?」
「……」
ここで即座に見たいと言わない夏木さんは、あんまりエロい子ではないかもしれない。
しかしお年頃であるのは間違いないわけで。
少し躊躇した後、小声で。
「……見たい」
と言った。
オレは笑顔で聞いた。
「何を?」
と。
瞬間、夏木さんがオレの考えている事を理解して絶望したような、それでいて発情したように目をうるませる。
これまでの経験上、ここまできたらどうせ言わされるとわかっているんだろう。
むしろ、とまどったり言いよどんだりするとますます恥ずかしい思いをしてしまう。
覚悟を決めたように、夏木さんがオレの目を見ながら言った。
「お、お前のペニスが見たい」
どうだと言わんばかりの顔。
言ってやったぞというドヤ顔ですらあった。
そんなかわいい反抗にオレは意地悪で返す。
「へー。夏木さんはペニスって呼ぶんだ。チンコとかチンチンじゃなく、陰茎とかでもなく、ペニスかー。ふーん?」
「チン……!? うっ……ぅぅ」
振り絞った根性が尽きたのか、小さくなってうつむく夏木さん。
「いいよ。じゃ、見せてあげるね」
「え!」
すぐに顔をあげる夏木さん。
なんだかんだでやっぱり異性への興味は尽きないよね。
「はい」
オレは腰をずいと夏木さんへ差し出す。
「え……?」
「ほら。ベルトをはずして?」
「え? あ? アタシが!?」
「見たいんでしょ?」
焦った顔でとまどうものの、わかったと言いながらおそるおそるベルトに手を伸ばす。
真っ赤な顔で必死になってベルトを外す夏木さん。
(確かにこれは恥ずかしいかな)
なるほど、確かに異性の前で無防備に陰部をさらすというのは、なかなか恥ずかしいものがある。
「は、はずれたぞ」
ベルトのバックルを外した夏木さん。
「じゃ、ホックもはずして?」
「あ、ああ」
いわれるがままに、オレのズボンのホックをはずす。
「……ここから、どうするんだ?」
あとはチャックを下げるだけだが、夏木さんの手はとまどい止まっている。
「わからない?」
「わ、わかる」
「じゃ、やって?」
「う、うん」
うん、だって。かわいー。
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