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『夏木への問い』
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『夏木への問い』
「……み、宮城、お前……ずいぶんと遊んでるんだな……」
なんとも微妙な顔になる夏木さん。
多少の侮蔑も混じっているようだが、欲望に勝てないという顔でもある。
そこを逆手に取らせてもらう。
そう、オレは人の良心につけこむクズ野郎です。
「だから誰にも言った事がなかったんだ。きっとそういう目で見られると思って……やっぱり気持ち悪いよね、こんなボクなんて」
「あ……いや、その……」
墓まで持っていくレベルの秘密というのを思い出したんだろう。
確かにこれなら誰にも言えない秘密だな、と納得した顔でもある。
「あとね。女の子に触ったのは夏木さんが初めてだよ」
「初めて? こんなに……その大胆なのに?」
「ボクね。おっぱい大好きなんだ。いつか触ってみたいと思ってたから、つい」
などと神妙な態度でシリアスな内容を話している間も、夏木さんのおっぱいはずっと揉んでいる。
「そ、そうか。その……アタシもなんでもしてやるって言った手前、なんでもしてやるつもりだったけどさすがに予想外すぎるというか、アタシにばっかりいい話で何か裏があるんじゃないかと思ってたんだが……」
外見や若さに反して、なかなかの慎重派。
しかし、もう陥落寸前だ。
そろそろ今後の関係を明言した上でキッチリ決めたい。
「表も裏もないよ。ただボクみたいな……ビッチの相手をして欲しいだけなんだ」
「ビ、ビッチ……そんな言い方しなくても」
「気を使わなくてもいいよ。だって言ってる事めちゃくちゃでしょ? セフレになって欲しいと言いながら、他の子にも声をかけるって言ってるんだから。たださ、何人もの女の子を相手にしてる男なんて不潔だって言うなら、今、断って欲しいんだ」
「こ、断る?」
「うん。ボクの……セフレの一人になる事を」
ここまでハッキリ言えば、後から何人の子とつきあっても文句は言わないだろう。
感情論はともかくとして、浮気して刺されるとかバッドエンドは予防できるはずだ。
さて、夏木さん。
硬派な君の回答はいかに?
「……み、宮城、お前……ずいぶんと遊んでるんだな……」
なんとも微妙な顔になる夏木さん。
多少の侮蔑も混じっているようだが、欲望に勝てないという顔でもある。
そこを逆手に取らせてもらう。
そう、オレは人の良心につけこむクズ野郎です。
「だから誰にも言った事がなかったんだ。きっとそういう目で見られると思って……やっぱり気持ち悪いよね、こんなボクなんて」
「あ……いや、その……」
墓まで持っていくレベルの秘密というのを思い出したんだろう。
確かにこれなら誰にも言えない秘密だな、と納得した顔でもある。
「あとね。女の子に触ったのは夏木さんが初めてだよ」
「初めて? こんなに……その大胆なのに?」
「ボクね。おっぱい大好きなんだ。いつか触ってみたいと思ってたから、つい」
などと神妙な態度でシリアスな内容を話している間も、夏木さんのおっぱいはずっと揉んでいる。
「そ、そうか。その……アタシもなんでもしてやるって言った手前、なんでもしてやるつもりだったけどさすがに予想外すぎるというか、アタシにばっかりいい話で何か裏があるんじゃないかと思ってたんだが……」
外見や若さに反して、なかなかの慎重派。
しかし、もう陥落寸前だ。
そろそろ今後の関係を明言した上でキッチリ決めたい。
「表も裏もないよ。ただボクみたいな……ビッチの相手をして欲しいだけなんだ」
「ビ、ビッチ……そんな言い方しなくても」
「気を使わなくてもいいよ。だって言ってる事めちゃくちゃでしょ? セフレになって欲しいと言いながら、他の子にも声をかけるって言ってるんだから。たださ、何人もの女の子を相手にしてる男なんて不潔だって言うなら、今、断って欲しいんだ」
「こ、断る?」
「うん。ボクの……セフレの一人になる事を」
ここまでハッキリ言えば、後から何人の子とつきあっても文句は言わないだろう。
感情論はともかくとして、浮気して刺されるとかバッドエンドは予防できるはずだ。
さて、夏木さん。
硬派な君の回答はいかに?
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