葬送士



母の死後、霊が見えるようになった
白雲 或(しらくも ある)

霊から逃げる生活を送っていた彼は
ある日、家の中に入り込んできた霊達によって命を狙われた

為す術なく、死を覚悟した時
或の目の前に一人の少女が現れた

彼女は不思議な力で霊達を次々と滅し、こう言った

『今度はあなたが護る側になる番』だと。

悪に堕ちた魂を裁き、迷える魂を成仏へと導く

彼女は身を賭して戦う〝葬送士〟だった。

この日の出会いが或の運命を大きく変えた


これは白雲 或が〝葬送士〟として生きる物語である
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