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ホッとする人
七十五、
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「じゃあ、俺ちょっと滝野先生と話してくる!」
と濱谷先輩は俺と清水に手を振って校舎に向かっていった。後ろ姿に手を振って清水を見ると、随分とさっぱりとした表情をしていた。
「なんか、勢いのある人だね」
「良い人なんだ。本当に」
「それは本当にそう」
清水と俺が入学した年に濱谷先輩は三年生だったから、直接関わったのは一年間だけのはずなのだがそんな後輩を心配してわざわざ顔を見せにきてくれるなんて良い人に違いない。だから「元気な先輩」の他に「優しい先輩」とも言われるのだろう。
「多分だけど、俺が部員といたら話しかけられなかったと思う。部員に泣くの見られるの少し恥ずかしいし」
「まさかそういう配慮も?」
「うん。賑やかだけど配慮の塊のような人でもあるから」
「うるさいの苦手な人にはああいう絡み方はしないし」と、確かに四六時中声が聞こえてくるようなことは無かったなと変に納得した。と思っていたのもつかのま、
「あー!!海人ー!」
と校舎から濱谷先輩の声がまた響いて、校舎に視線を向けた。
「海人って」
「平田」
「やっぱり?」
今日はこれからバレー部員を見つける度に、暫く校舎から濱谷先輩の声が響きそうだ。
「平田ってなんか賑やかなの苦手なイメージだったんだけど」
「平田は濱谷先輩大好きだよ」
「え?あー、そうなんだ」
「というより俺と平田は先輩達大好き隊」
「先輩達大好き隊?」
不思議な部隊の名前が出て聞き返し、清水を見るともう濱谷先輩の姿は見えないのにずっと視線を向けていた。
(もしかして、心細いとか感じてるのかな。)
普段しっかりしている清水の気持ちを吐き出させてくれる優しい先輩。俺も家族に時々会うと、別れる時は寂しくなるから気持ちはわかった。
その様子を見て、清水に言う。
「清水、昨日俺になんでも話聞くって言ってくれたけど清水も俺に吐き出して良いよ」
「……そうだね。気付かないところで無理してたのかな」
俺みたいに数少ない友達にさえ吐き出せないのでは無く、友達も関わる人もたくさんいるのに言葉にしない清水。清水の場合は我慢しているという訳ではなく、人のことを考えすぎる余り、吐き出そうにも自分では気付かないのかもしれないけど、俺が傍で気付いて話を聞いてあげられないかな思った。部活はしていないから苦労なんて分からないと、自分から話題を出すことは避けていたけど、部員では無いことで話し易い面もあるかもしれないし。
それは今だけでは無く、できれば今後も。
「大学、一緒に行こうかな」
「え?嬉しい。頑張ろ」
俺の言葉に僅かに弾んだ声をあげる清水に嬉しくなる。優しい友達を持ったと、あの日傷ついた自分に大丈夫だと言ってやりたかった。
清水は岡本書店で本を見つつ、一時間程して帰って行った。なんか作業中にシャッター音が聞こえた気がしたが、気のせいだろう。
バイトを終えてアパートに着くと、やはり物悲しい気分にはなる。今日は濱谷先輩にも会って賑やかだったから、余計に。
(大丈夫。慣れていこう。)
そう思いながら、テテが残していった皿にアパートの鍵を置いた。捨てるのは寂しいし、皿として俺が使うのも……と悩んだ結果、このような使い道となった。毎日目に入るし、大きさも丁度良い。
体調も良くなったからしっかりご飯を食べようと、ケリーが下味冷凍してくれていたお肉を朝冷蔵庫に移していた。手を洗ってお肉を冷蔵庫から出すとまだ少し凍っていたが、焼いている間に解けるだろうとフライパンに油をひいて熱してから焼き始めた。
(うん、焼くぐらいならできる。)
料理らしい料理はせずとも、良い感じに焼き色もついて上手く仕上げることができた。しかし、焼き上がったものを見てふと思った。
「お肉、大きい」
普段料理をしないからこそ焼いたら少し縮むのかな?とあまり深く考えずに作った結果、とんでもない物が出来上がっていた。半分にしたら丁度良いかもしれない。
(余ったら明日弁当箱に詰めるか……。お米とお肉だけのお弁当になるけど。)
まあいいか、とテーブルに運んで手を合わせる。
「いただきます」
一人の声が部屋に響いて、少し寂しい気持ちになりながらもお肉を食べると懐かしい味付けに少し嬉しくなった。
ふと思い立って、掃き出し窓のカーテンを開ける。もしかしたらコウモリがいるかも、そしてその正体は吸血鬼かもしれないと目を凝らして探してみた。。
しかし、いざ見つけようとするといない物で、僅かに落胆しカーテンを開けたままテーブルに戻って、ごはん一杯分のお肉を食べ終えた。皿とフライパンを洗って、シャワーを浴びるとなんだか一気に眠気がくる。
(若干まだ気怠い気がする。)
もう殆ど治っているのだが、久しぶりの体調不良は思っていたよりも体力を削ったようで思わずベッドに横になった。
(あ……歯磨いてない……でも起き上がるのが面倒くさい。でも虫歯はもっと面倒くさい……いや、でも……。)
シャワーを浴びた時に一緒に歯を磨けば良かったのに、忘れていて後悔する。瞼がどんどん重くなっていって(もう明日の朝に念入りに磨くか……。)と諦めかけたその時、
(……?何の音?)
微かにコツン、コツンという音を耳が拾い不思議に思った。音の出所を探ると、どうやら掃き出し窓から聞こえてくるようで眠気が一気に吹き飛ぶ。
(ベランダに、誰かいる?)
そう思った途端じわりじわりと、緊張感が沸く。そももここはニ階だ。ベランダに立つにはわざわざ登ってくるしか無いし、隣は空き部屋でつたってくることもできないはずだ。
怖くて外を確認することができず、ぎゅっと瞼を閉じる。
(でも、カーテンしてるし部屋の様子は見えないはず……いや待て、さっきカーテン閉めたっけ?)
もしかしたら部屋の様子を見られているかもしれない……スマホは枕元に置いてあるが、電話する様子で相手が激昂する可能性もあると、パニックになった。
(いざ身の危険が迫ると怖いなんて……。)
母が亡くなってから、悲しみと不安に苛まれる度もういなくなってしまいたいと思っていたのにこうして予期せぬ危険が迫ると怖いと思ってしまう。なんて身勝手な人間だろうと自分に呆れてしまった。
しかし、清水に話を聞いてもらって一緒の大学に行きたいとも伝えたし、初めて卒業後のことをしっかり決めようとしているところなのだ。今ここで、諦めたくはない。
そう思うと、少しだけ気力が沸いてきて今の状況を整理しはじめた。まず、外にいるのは泥棒だろうか。しかし、ノックをする泥棒というは可笑しな話だ。歯を磨こうかこのまま眠ろうか悩んでいたくらいだから、まだ部屋の電気は点いている。普通泥棒なんて、深夜に来るもんじゃないだろうか。というかノックも、どうしてあんなに控え目なのだろう。
(見てみるか……。)
危険かもしれない。しかし、このまま放置しておくのはもっと危険だ。そう思って意を決してガバッと起き上がり、掃き出し窓に視線を向けた。
(いない……?)
微かに音は聞こえるのに、そこには誰もいなかった。こうなると別の恐怖が沸いてきて心臓がドクンドクンと脈打った。しかし、よく聞いてみると音はとても下の方から聞こえてくるようで恐る恐る視線を移動させてみた。
「……え?」
その姿に目を疑った。だって、いるはずのない子だったから。
リスよりも一回り大きなコウモリの羽を持つその生き物は、俺が会いたいと焦がれていたあの子だった。
と濱谷先輩は俺と清水に手を振って校舎に向かっていった。後ろ姿に手を振って清水を見ると、随分とさっぱりとした表情をしていた。
「なんか、勢いのある人だね」
「良い人なんだ。本当に」
「それは本当にそう」
清水と俺が入学した年に濱谷先輩は三年生だったから、直接関わったのは一年間だけのはずなのだがそんな後輩を心配してわざわざ顔を見せにきてくれるなんて良い人に違いない。だから「元気な先輩」の他に「優しい先輩」とも言われるのだろう。
「多分だけど、俺が部員といたら話しかけられなかったと思う。部員に泣くの見られるの少し恥ずかしいし」
「まさかそういう配慮も?」
「うん。賑やかだけど配慮の塊のような人でもあるから」
「うるさいの苦手な人にはああいう絡み方はしないし」と、確かに四六時中声が聞こえてくるようなことは無かったなと変に納得した。と思っていたのもつかのま、
「あー!!海人ー!」
と校舎から濱谷先輩の声がまた響いて、校舎に視線を向けた。
「海人って」
「平田」
「やっぱり?」
今日はこれからバレー部員を見つける度に、暫く校舎から濱谷先輩の声が響きそうだ。
「平田ってなんか賑やかなの苦手なイメージだったんだけど」
「平田は濱谷先輩大好きだよ」
「え?あー、そうなんだ」
「というより俺と平田は先輩達大好き隊」
「先輩達大好き隊?」
不思議な部隊の名前が出て聞き返し、清水を見るともう濱谷先輩の姿は見えないのにずっと視線を向けていた。
(もしかして、心細いとか感じてるのかな。)
普段しっかりしている清水の気持ちを吐き出させてくれる優しい先輩。俺も家族に時々会うと、別れる時は寂しくなるから気持ちはわかった。
その様子を見て、清水に言う。
「清水、昨日俺になんでも話聞くって言ってくれたけど清水も俺に吐き出して良いよ」
「……そうだね。気付かないところで無理してたのかな」
俺みたいに数少ない友達にさえ吐き出せないのでは無く、友達も関わる人もたくさんいるのに言葉にしない清水。清水の場合は我慢しているという訳ではなく、人のことを考えすぎる余り、吐き出そうにも自分では気付かないのかもしれないけど、俺が傍で気付いて話を聞いてあげられないかな思った。部活はしていないから苦労なんて分からないと、自分から話題を出すことは避けていたけど、部員では無いことで話し易い面もあるかもしれないし。
それは今だけでは無く、できれば今後も。
「大学、一緒に行こうかな」
「え?嬉しい。頑張ろ」
俺の言葉に僅かに弾んだ声をあげる清水に嬉しくなる。優しい友達を持ったと、あの日傷ついた自分に大丈夫だと言ってやりたかった。
清水は岡本書店で本を見つつ、一時間程して帰って行った。なんか作業中にシャッター音が聞こえた気がしたが、気のせいだろう。
バイトを終えてアパートに着くと、やはり物悲しい気分にはなる。今日は濱谷先輩にも会って賑やかだったから、余計に。
(大丈夫。慣れていこう。)
そう思いながら、テテが残していった皿にアパートの鍵を置いた。捨てるのは寂しいし、皿として俺が使うのも……と悩んだ結果、このような使い道となった。毎日目に入るし、大きさも丁度良い。
体調も良くなったからしっかりご飯を食べようと、ケリーが下味冷凍してくれていたお肉を朝冷蔵庫に移していた。手を洗ってお肉を冷蔵庫から出すとまだ少し凍っていたが、焼いている間に解けるだろうとフライパンに油をひいて熱してから焼き始めた。
(うん、焼くぐらいならできる。)
料理らしい料理はせずとも、良い感じに焼き色もついて上手く仕上げることができた。しかし、焼き上がったものを見てふと思った。
「お肉、大きい」
普段料理をしないからこそ焼いたら少し縮むのかな?とあまり深く考えずに作った結果、とんでもない物が出来上がっていた。半分にしたら丁度良いかもしれない。
(余ったら明日弁当箱に詰めるか……。お米とお肉だけのお弁当になるけど。)
まあいいか、とテーブルに運んで手を合わせる。
「いただきます」
一人の声が部屋に響いて、少し寂しい気持ちになりながらもお肉を食べると懐かしい味付けに少し嬉しくなった。
ふと思い立って、掃き出し窓のカーテンを開ける。もしかしたらコウモリがいるかも、そしてその正体は吸血鬼かもしれないと目を凝らして探してみた。。
しかし、いざ見つけようとするといない物で、僅かに落胆しカーテンを開けたままテーブルに戻って、ごはん一杯分のお肉を食べ終えた。皿とフライパンを洗って、シャワーを浴びるとなんだか一気に眠気がくる。
(若干まだ気怠い気がする。)
もう殆ど治っているのだが、久しぶりの体調不良は思っていたよりも体力を削ったようで思わずベッドに横になった。
(あ……歯磨いてない……でも起き上がるのが面倒くさい。でも虫歯はもっと面倒くさい……いや、でも……。)
シャワーを浴びた時に一緒に歯を磨けば良かったのに、忘れていて後悔する。瞼がどんどん重くなっていって(もう明日の朝に念入りに磨くか……。)と諦めかけたその時、
(……?何の音?)
微かにコツン、コツンという音を耳が拾い不思議に思った。音の出所を探ると、どうやら掃き出し窓から聞こえてくるようで眠気が一気に吹き飛ぶ。
(ベランダに、誰かいる?)
そう思った途端じわりじわりと、緊張感が沸く。そももここはニ階だ。ベランダに立つにはわざわざ登ってくるしか無いし、隣は空き部屋でつたってくることもできないはずだ。
怖くて外を確認することができず、ぎゅっと瞼を閉じる。
(でも、カーテンしてるし部屋の様子は見えないはず……いや待て、さっきカーテン閉めたっけ?)
もしかしたら部屋の様子を見られているかもしれない……スマホは枕元に置いてあるが、電話する様子で相手が激昂する可能性もあると、パニックになった。
(いざ身の危険が迫ると怖いなんて……。)
母が亡くなってから、悲しみと不安に苛まれる度もういなくなってしまいたいと思っていたのにこうして予期せぬ危険が迫ると怖いと思ってしまう。なんて身勝手な人間だろうと自分に呆れてしまった。
しかし、清水に話を聞いてもらって一緒の大学に行きたいとも伝えたし、初めて卒業後のことをしっかり決めようとしているところなのだ。今ここで、諦めたくはない。
そう思うと、少しだけ気力が沸いてきて今の状況を整理しはじめた。まず、外にいるのは泥棒だろうか。しかし、ノックをする泥棒というは可笑しな話だ。歯を磨こうかこのまま眠ろうか悩んでいたくらいだから、まだ部屋の電気は点いている。普通泥棒なんて、深夜に来るもんじゃないだろうか。というかノックも、どうしてあんなに控え目なのだろう。
(見てみるか……。)
危険かもしれない。しかし、このまま放置しておくのはもっと危険だ。そう思って意を決してガバッと起き上がり、掃き出し窓に視線を向けた。
(いない……?)
微かに音は聞こえるのに、そこには誰もいなかった。こうなると別の恐怖が沸いてきて心臓がドクンドクンと脈打った。しかし、よく聞いてみると音はとても下の方から聞こえてくるようで恐る恐る視線を移動させてみた。
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