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番外編 シュノー・ブリューテ
俺の腋が火を噴くぜ②
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私は遠慮がちにナナセの腋に陰茎を押し当てた。
張りがあってひやりと冷たい内腿と違い、こちらは酷く柔らかく、そして熱い。
「うーん……今んところ平気かな」
ナナセは私の陰茎を挟んだまま具合を確かめるように上げていた腕を下ろして肘を動かした。
むにむにとした腋が柔らかく包み込み、非常に具合がよく、私の先走りがナナセの脇腹を盛大に濡らし、腰を伝って長椅子を汚していく。
「うわ、すっげえカウパー出てる。エリーはこっちのが好きか?」
「……それは今ここでどちらか一方を選択しなければいけない問題なのか?」
「いや、そういうわけじゃねえけど……」
ただ、ナナセは腕が細く胸板も厚いとは言い難いため、触れる面積が少ないのだけが難点だろう。
――などと考えていた矢先、腋からはみ出た私の亀頭にナナセがしゃぶり付く。
腋で挟まれたまま、雁首を軽く歯で食みながら鈴口を舌でぐりぐりと抉るように刺激され、ちゅぱっと音を立ててしゃぶり抜かれてはもう駄目だった。
ドクンと律動した陰茎の先から子種がビュルルルッと迸り、壁まで届いて床に白い線を描いても止まらず、更に何度かビュッビュッと吐き出して水溜まりを作っていく。
「すげ……壁まで飛ぶんだ……。しかもこんなに一杯勿体ねえな。どうせなら床なんかにくれてやんねーで腹ん中に種付けして欲しかったぜ」
――そうだな。
その意見には同意せざるを得ない。
できれば私もそうしたかった。
「それよりやばい。この部屋どうしよう。エリーの実家のメイドにどんなマニアックなプレイしてたんだって思われちまう」
このくらいの射精量や射精圧はこの世界では普通だし、うっかり部屋を汚してしまうことはままあるので、貴族の家では手を触れずに魔法で掃除できるメイドを雇っているから気にする程のことではないだが、ナナセの目には奇異に映るらしい。
最初の頃は、人体からこの量の精液が出てくることはありえないと言って「質量保存の法則って知ってるか? 宇宙の法則を乱すな」と理不尽な小言を並べられたものだ。
だが今は部屋の心配をしているときではないだろう。
「メイドより今は私のことだけを考えて欲しい」
口に出してみると存外低い声になってしまって少し焦る。
ナナセに八つ当たりをしたい訳ではないのだ。
「なんだよ嫉妬かよ」
私の言葉をどう解釈したのか、ナナセはぱちぱちと数回瞬きした後で、まんざらでもない様子で「しょがねえなー」と腕を上げ下げして私の陰茎を挟み直している。
やや俯き加減で顔を背けているのは赤くなっているのを私に悟られたくないのだろう。
何故そんなに可愛らしいんだ。
出したばかりだというのに俄かに己が昂るのを感じる。
その後、夕食の時間までナナセの腋を堪能させて貰った。
張りがあってひやりと冷たい内腿と違い、こちらは酷く柔らかく、そして熱い。
「うーん……今んところ平気かな」
ナナセは私の陰茎を挟んだまま具合を確かめるように上げていた腕を下ろして肘を動かした。
むにむにとした腋が柔らかく包み込み、非常に具合がよく、私の先走りがナナセの脇腹を盛大に濡らし、腰を伝って長椅子を汚していく。
「うわ、すっげえカウパー出てる。エリーはこっちのが好きか?」
「……それは今ここでどちらか一方を選択しなければいけない問題なのか?」
「いや、そういうわけじゃねえけど……」
ただ、ナナセは腕が細く胸板も厚いとは言い難いため、触れる面積が少ないのだけが難点だろう。
――などと考えていた矢先、腋からはみ出た私の亀頭にナナセがしゃぶり付く。
腋で挟まれたまま、雁首を軽く歯で食みながら鈴口を舌でぐりぐりと抉るように刺激され、ちゅぱっと音を立ててしゃぶり抜かれてはもう駄目だった。
ドクンと律動した陰茎の先から子種がビュルルルッと迸り、壁まで届いて床に白い線を描いても止まらず、更に何度かビュッビュッと吐き出して水溜まりを作っていく。
「すげ……壁まで飛ぶんだ……。しかもこんなに一杯勿体ねえな。どうせなら床なんかにくれてやんねーで腹ん中に種付けして欲しかったぜ」
――そうだな。
その意見には同意せざるを得ない。
できれば私もそうしたかった。
「それよりやばい。この部屋どうしよう。エリーの実家のメイドにどんなマニアックなプレイしてたんだって思われちまう」
このくらいの射精量や射精圧はこの世界では普通だし、うっかり部屋を汚してしまうことはままあるので、貴族の家では手を触れずに魔法で掃除できるメイドを雇っているから気にする程のことではないだが、ナナセの目には奇異に映るらしい。
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だが今は部屋の心配をしているときではないだろう。
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