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最終章設定
全登場人物紹介まとめ ※読まなくても大丈夫
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◤◢◤◢◤聖者◢◤◢◤◢
本名:聖 七星
誕生日:七月七日 星座:かに座 血液型:AB型
身長:一七〇センチ 体重:六〇キロ
肩より長い黒髪ストレートに、焦げ茶色の瞳。
最終章で前下がりボブカットに。
第一章時点で十九歳。出鱈目な治癒能力保持者。ただし、生贄に子種が必要。
その力の本質は闇魔法士だったはずなのだが、やがて聖者として頭角を現し世界に認められてゆく。
中二病の両親の元に生まれ、異世界英才教育を受けて育つ。「待って♡」が口癖。語尾に♡が付くのは両親からの遺伝。
時折口にする「マックのJK」なる人物は高校時代の同級生の腐女子。多感な時期に喪男拗らせていたにも拘わらずホモソーシャルやミソジニーに走らなかったのは、他人の好きなものを馬鹿にせず多様性を受け入れてくれる生きた女子が現実に身近にいたから。それ故に人格形成への影響力は大きい。お陰でいらない知識と腐臭のする語彙ばかり身に付いたが、エリアスと恋仲になり結果的に現在はそれらが有効活用されている。
好きなもの:エリアス、海老、金属(特に合金)、はたらくのりもの
嫌いなもの:牛乳、煙草(特にセブンスター)、テントウムシ(特にナナホシ)
愛の化身ルヴァに導かれ、魔導書「黎明と黄昏」を編纂し、世界に均衡を齎した最後の聖者。現象界方伯。ラングラフ・ウルロ。
ナナセは忘れているが、契約した金属の精霊は小学生の頃に付けていた歯列矯正装置。嫌われものの矯正装置をナナセはとても格好良いと思っていた。
ナナセの治癒によって救われた人は多いが、結果的にナナセもその人たちに救われている。
人や物に名前を付け捲っていたら最終章では自身が「ナナシ」という源氏名を付けられてしまう。
誰にも理解できない独自の信念を貫いて邁進する主人公。
エリアスから笑顔を引き出せる唯一の人物で、読者の心に寄り添うムードメーカー。
横文字のフリガナ付き漢字の羅列した科白も長い詠唱もなく、呪文といえば「開けゴマ」と「ちちんぷいぷい」程度なのにしっかり中二病に見えるのは「中二病の精神は細部に宿る」という知見の実証。
キャラを作るとき「女の子に振られるとき言われそうな科白」を10個くらい出すという残酷な方法を取っているんですが、ナナセの場合は「痛い」「キョロ充」「痛い」「私服がダサい」「痛い」「痛い」「痛い」等。
私服は一人で買いに行くとあちこちに変なベルトや金属パーツが付いたヤバイ物を選びがち。友達に選んで貰ってCUNE辺りで落ち着いた。
でも異世界でエリアスがくれる服に文句はない。
◤◢◤◢◤勇者◢◤◢◤◢
本名:エリアス・フォン・ブルーメンタール
誕生日:十二月三十一日 星座:やぎ座※ 血液型:B型
身長:一九五センチ 体重:七八キロ
緩いウェーブの掛かった栗色のナチュラルショートの髪に、淡褐色と淡緑色が混ざった榛色の瞳。
第一章時点で二十四歳。王立騎士団白騎士隊の隊長でブルーメンタール辺境伯の末息子。聖剣によって勇者に選定され魔王を討伐。
ナナセの治癒が闇魔法であることを最初に見抜いた。
性格は聖人君子と言う訳ではなく、善寄りの中庸。隠れヤンデレで、物事を「自分」と「ナナセ」と「その他」の三つに分類して考えているため、万人に対して公平で公正な人物に見えるが、単に「その他」の扱いがひとくくりで雑なだけ。複雑な環境で幼年期を過ごしたため人格形成に障害が出ている。他者への共感が欠如した高機能ソシオパス。ただし、サイコパスとは違い後天的なものなので矯正は可能。自覚があり、ナナセに勘付かれて逃げられたので、これからはもっと上手くやろうと思っている。
好きなもの:ナナセ
嫌いなもの:全世界(憎んでいるわけではないのでどうこうするつもりはない)
※星座占いはアルビオン仕様。
聖者を護り、魔導書「黎明と黄昏」の編纂に力を貸した最後の勇者。現象界大公。グロスヘルツォーク・ウルロ。
一万年後、ソシオパスが治ったのかどうかは最後まで不明のまま終わっているが、ナナセの中二病が治っていないことを鑑みるとエリアスのソシオパスも治っていない可能性が高い。
デレるよりクール系キャラを演じた方がナナセの気を惹けることに気付いてしまってからは、ナナセを日夜メロメロにしている模様。
ナナセには格好良いエリアスが爆誕したと思われている。
ショボい攻めは嫌だったので兎に角強くて格好良い攻様を書こうと思って作ったキャラクター。
私の考える格好良い攻様の条件は「顔良し、頭良し、性格悪し」の三拍子が揃っていることなんですが、このキャラは性格が悪いと駄目だったので代替案でソシオパスに。
作者より頭の良いキャラは書けないという問題を抱えて「受のことになるとポンコツになる」という設定を思い付いた時は自分を天才じゃないかと思いましたが気のせいでした。
所謂「信頼できない語り手」なのでエリアス視点の回で彼の語ること全てを鵜呑みにしてはいけない。
制御を誤って魔法を暴発させている時は考えていることを隠蔽している証拠。
その時彼が何を考えていたかは暴かないであげて欲しい。でも妄想するのは自由。
「女の子に振られるとき言われそうな科白」は、「思ってたのと違う」「自分にしか興味ないでしょ」「あなたは誰も愛せない」等。
◤◢◤◢◤ちぃたん◢◤◢◤◢
白いふわふわの毛並みで狐と兎の中間のような姿をしていて、顔、手足、腹、耳、尻尾に朱色の隈取のような模様がある。
ナナセが小学生の頃に契約したチタン合金の精霊。
アルビオンの精霊なので異世界ではただのペット。
ゲームだったら2周目から擬人化して攻略対象に加わるタイプのアレ。
◤◢◤◢◤ルートヴィヒ◢◤◢◤◢
ミディアムショートの金髪碧眼。愛称はルッツ。
ヴェイラ王国王太子。母はヴェイラ女王、父はルヴァの公爵。
◤◢◤◢◤フリードリヒ◢◤◢◤◢
セミロングの銀髪、眼はブルーグレー。愛称はフリッツ。
獣人領※の元首。銀獅子。
※惑星ヴェイラの古代種には「国」という概念がなかったので今も「領」で表す。
◤◢◤◢◤エミール◢◤◢◤◢
エリアスの従僕。第一章時点で28歳。
青銅色の髪を主人に疎まれているが、本人は全く意に介していない。
◤◢◤◢◤統星◢◤◢◤◢
ナナセのパパ
異世界外資系企業のサラリーマン(自称)で数世紀前にヴェイラから日本へ移住してきた闇魔法士の末裔。攻撃魔法が得意。生贄には花粉を使用するので杉花粉の季節はほぼ無敵。何をやってるのか誰も知らない親戚のおじさんタイプ。
好きなもの:ホシナさん、勇者、肉
嫌いなもの:王族、神官、統星の出典は枕草子や古事記にまで遡るプレアデス星団の古い和名なのにキラキラネームに間違われること。
◤◢◤◢◤星七◢◤◢◤◢
ナナセのママ
スバルと同じ会社で時々パートをしているらしい。「お母様」と呼ばないと返事をしない。
若かりし頃に異世界転移を経験している。
好きなもの:家族
嫌いなもの:花粉
◤◢◤◢◤魔王◢◤◢◤◢
波打つミディアムロングの白髪に菫色の瞳。青白い肌に青い唇と黒くて長い爪。ジャコブヒツジのような四本角。
ナナセに宇宙人と間違えられ「グレイ」と名付けられて弱体化。
首を切り落とされたが最期にエリアスに呪いを掛ける。
◤◢◤◢◤レン◢◤◢◤◢
腰まであるワンレングスの黒髪に、濃い隈取に囲まれた真紅の瞳。青白い肌に黒くて長い爪。トムソンガゼルのような二本角。
魔王の側近の魔族。ヒューの実父。
勇者軍に襲撃された魔王城から上手く逃げおおせたが、魔王蘇生を目論んでナナセの魔導書を狙うも実子であるヒューに討たれる。
◤◢◤◢◤ヒュー◢◤◢◤◢
黒髪碧眼。魔族の父レンと人間の母の間に生まれた半人半魔。
ナナセの拉致に力を貸したが、人として生きることを条件にナナセの従僕になる。
魔王蘇生を目論み魔導書を狙ってナナセたちを襲撃した実の父親レンを己の命と引き換えに倒す。享年十四歳。
名前の由来は英語のヒューマンではなく古いドイツ語の「輝く魂」。「死」の兄弟「眠り」を意識。
◤◢◤◢◤ヒルデブラント◢◤◢◤◢
ミルクティー色の髪をアップバングにしている。緑の瞳。
白騎士隊の副隊長。マッチョだが貴族なので暑苦しくない。愛猫家らしい。
◤◢◤◢◤ヴェイラ◢◤◢◤◢
ゾア。亜麻色の髪に薄茶色の瞳。オリーブ色の肌。
ルヴァの流出であり妻であり、南の宇宙ユリゼンの母。
エリアスの召喚に応え永遠界から現象界へ顕現。ナナセの二十歳の誕生日にルヴァの燃え滓の金属で出来た杖「覇」を授ける。
エリアスに召喚され帰れなくなっていたが、ナナセに掛けられた呪いを解いてやっと帰還。
◤◢◤◢◤ルヴァ◢◤◢◤◢
ゾア。亜麻色の髪に薄茶色の瞳。オリーブ色の肌。
東の宇宙ルヴァ。愛の化身。
実の息子ユリゼンにロスの苦しみの炉に放り込まれ燃え滓の金属から宇宙が作られる。
地縛霊と思いきや、宮廷吟遊詩人出張サービスをやっていたりナナセたちに手料理を振舞ったり結構楽しくやっている。
世界の均衡を取り戻すためナナセを導き、勇者の角から結婚指輪を作った。
◤◢◤◢◤あしながおじさん◢◤◢◤◢
ルヴァ魔導帝国前皇帝にしてナナセのパトロン。
世界の均衡を取り戻そうとするルヴァに協力し、ナナセに魔導書編纂の課題を出し、転移門が使用できる腕輪を授けた。
現在は異世界を股に掛けた貿易商をしているらしい。若い頃に色々と無茶をやった経験からフットワークが軽い。
元皇帝だけあってバースデーカードにお祝いメッセージと一緒に課題まで書き込んだり割と上からなところがある。
◤◢◤◢◤ギャレット◢◤◢◤◢
褐色の肌に金髪碧眼。
北の宇宙ウルソナのウルソナ王国の近衛騎士団長だったが国王を守り切れず自身も大怪我を負って騎士を廃業、その後は娼館に入り浸っていたがナナセの治癒によって奇跡の復活を遂げる。
競売所でナナセを見付け救い出す。
前王の遺児の王太子を立て政権を奪還。
◤◢◤◢◤ナズーリン◢◤◢◤◢
黒髪黒眼の男娼。日本人。自称十八歳。年齢詐称疑惑のある男の娘。
源氏名はペルシャ語の「野薔薇」
ギャレットの計らいでウルソナ王宮の侍従見習い中。
◤◢◤◢◤ギデオン◢◤◢◤◢
褐色の肌で黒髪に琥珀の瞳。
厨房担当。
◤◢◤◢◤スーリ◢◤◢◤◢
白い肌に白髪菫眼の白子の男娼。
源氏名はペルシャ語の「紅薔薇」
ギャレットの計らいでウルソナ王宮の侍従見習い中。
◤◢◤◢◤ショシャンナ◢◤◢◤◢
褐色の肌に赤髪、右目が金で左目が銀の虹彩異色症の男娼。
源氏名はヘブライ語の「薔薇の花」
ギャレットの計らいでウルソナ王宮の侍従見習い中。
◤◢◤◢◤アルブレヒト◢◤◢◤◢
※番外編に登場
ブルーメンタール辺境伯
エリアスの父。
◤◢◤◢◤ゼルダ◢◤◢◤◢
※番外編に登場
ブルーメンタール辺境伯夫人
エリアスの母。
◤◢◤◢◤アルウィン◢◤◢◤◢
※番外編に名登場
辺境伯家長男。エリアスの兄。
◤◢◤◢◤バルドハート◢◤◢◤◢
※番外編に名前だけ登場
辺境伯家長女。エリアスの姉。
◤◢◤◢◤クローヴィス◢◤◢◤◢
※番外編に登場
辺境伯家次男。エリアスの兄。
◤◢◤◢◤ディドゥリカ◢◤◢◤◢
※番外編に名前だけ登場
辺境伯家次女。エリアスの姉。
◤◢◤◢◤マキシミリアン◢◤◢◤◢
※全編を通して名前だけの登場
第一王子だったがクーデターを企て失脚。
王位継承権を放棄する魔法契約書類に署名させられ修道院に幽閉されていたが、エリアスを逆恨みして信奉者の呪術士の手を借り復讐を決行。
第一王子という地位に胡坐をかき努力を怠ったマキシミリアンは、末子として生まれたが故に努力して勇者にまでなったエリアスとは、ある意味対極に位置する存在といえる。
◤◢◤◢◤所長◢◤◢◤◢
※全編を通して名前だけの登場
ナナセが転移直後から世話になっていた診療所のラスボス感漂う所長。
宮廷で治癒術士していたので不養生をしたら王侯貴族でも叱り飛ばす強者。
エリアスとは宮廷時代に知り合う。ナナセの両親とも知り合いで頼まれてナナセを異世界ホームステイをさせていた。
◤◢◤◢◤現ルヴァ皇帝◢◤◢◤◢
金髪碧眼。ルートヴィヒの叔父にあたる。あしながおじさんの嫡子。
科白があるのに名無し。
本名:聖 七星
誕生日:七月七日 星座:かに座 血液型:AB型
身長:一七〇センチ 体重:六〇キロ
肩より長い黒髪ストレートに、焦げ茶色の瞳。
最終章で前下がりボブカットに。
第一章時点で十九歳。出鱈目な治癒能力保持者。ただし、生贄に子種が必要。
その力の本質は闇魔法士だったはずなのだが、やがて聖者として頭角を現し世界に認められてゆく。
中二病の両親の元に生まれ、異世界英才教育を受けて育つ。「待って♡」が口癖。語尾に♡が付くのは両親からの遺伝。
時折口にする「マックのJK」なる人物は高校時代の同級生の腐女子。多感な時期に喪男拗らせていたにも拘わらずホモソーシャルやミソジニーに走らなかったのは、他人の好きなものを馬鹿にせず多様性を受け入れてくれる生きた女子が現実に身近にいたから。それ故に人格形成への影響力は大きい。お陰でいらない知識と腐臭のする語彙ばかり身に付いたが、エリアスと恋仲になり結果的に現在はそれらが有効活用されている。
好きなもの:エリアス、海老、金属(特に合金)、はたらくのりもの
嫌いなもの:牛乳、煙草(特にセブンスター)、テントウムシ(特にナナホシ)
愛の化身ルヴァに導かれ、魔導書「黎明と黄昏」を編纂し、世界に均衡を齎した最後の聖者。現象界方伯。ラングラフ・ウルロ。
ナナセは忘れているが、契約した金属の精霊は小学生の頃に付けていた歯列矯正装置。嫌われものの矯正装置をナナセはとても格好良いと思っていた。
ナナセの治癒によって救われた人は多いが、結果的にナナセもその人たちに救われている。
人や物に名前を付け捲っていたら最終章では自身が「ナナシ」という源氏名を付けられてしまう。
誰にも理解できない独自の信念を貫いて邁進する主人公。
エリアスから笑顔を引き出せる唯一の人物で、読者の心に寄り添うムードメーカー。
横文字のフリガナ付き漢字の羅列した科白も長い詠唱もなく、呪文といえば「開けゴマ」と「ちちんぷいぷい」程度なのにしっかり中二病に見えるのは「中二病の精神は細部に宿る」という知見の実証。
キャラを作るとき「女の子に振られるとき言われそうな科白」を10個くらい出すという残酷な方法を取っているんですが、ナナセの場合は「痛い」「キョロ充」「痛い」「私服がダサい」「痛い」「痛い」「痛い」等。
私服は一人で買いに行くとあちこちに変なベルトや金属パーツが付いたヤバイ物を選びがち。友達に選んで貰ってCUNE辺りで落ち着いた。
でも異世界でエリアスがくれる服に文句はない。
◤◢◤◢◤勇者◢◤◢◤◢
本名:エリアス・フォン・ブルーメンタール
誕生日:十二月三十一日 星座:やぎ座※ 血液型:B型
身長:一九五センチ 体重:七八キロ
緩いウェーブの掛かった栗色のナチュラルショートの髪に、淡褐色と淡緑色が混ざった榛色の瞳。
第一章時点で二十四歳。王立騎士団白騎士隊の隊長でブルーメンタール辺境伯の末息子。聖剣によって勇者に選定され魔王を討伐。
ナナセの治癒が闇魔法であることを最初に見抜いた。
性格は聖人君子と言う訳ではなく、善寄りの中庸。隠れヤンデレで、物事を「自分」と「ナナセ」と「その他」の三つに分類して考えているため、万人に対して公平で公正な人物に見えるが、単に「その他」の扱いがひとくくりで雑なだけ。複雑な環境で幼年期を過ごしたため人格形成に障害が出ている。他者への共感が欠如した高機能ソシオパス。ただし、サイコパスとは違い後天的なものなので矯正は可能。自覚があり、ナナセに勘付かれて逃げられたので、これからはもっと上手くやろうと思っている。
好きなもの:ナナセ
嫌いなもの:全世界(憎んでいるわけではないのでどうこうするつもりはない)
※星座占いはアルビオン仕様。
聖者を護り、魔導書「黎明と黄昏」の編纂に力を貸した最後の勇者。現象界大公。グロスヘルツォーク・ウルロ。
一万年後、ソシオパスが治ったのかどうかは最後まで不明のまま終わっているが、ナナセの中二病が治っていないことを鑑みるとエリアスのソシオパスも治っていない可能性が高い。
デレるよりクール系キャラを演じた方がナナセの気を惹けることに気付いてしまってからは、ナナセを日夜メロメロにしている模様。
ナナセには格好良いエリアスが爆誕したと思われている。
ショボい攻めは嫌だったので兎に角強くて格好良い攻様を書こうと思って作ったキャラクター。
私の考える格好良い攻様の条件は「顔良し、頭良し、性格悪し」の三拍子が揃っていることなんですが、このキャラは性格が悪いと駄目だったので代替案でソシオパスに。
作者より頭の良いキャラは書けないという問題を抱えて「受のことになるとポンコツになる」という設定を思い付いた時は自分を天才じゃないかと思いましたが気のせいでした。
所謂「信頼できない語り手」なのでエリアス視点の回で彼の語ること全てを鵜呑みにしてはいけない。
制御を誤って魔法を暴発させている時は考えていることを隠蔽している証拠。
その時彼が何を考えていたかは暴かないであげて欲しい。でも妄想するのは自由。
「女の子に振られるとき言われそうな科白」は、「思ってたのと違う」「自分にしか興味ないでしょ」「あなたは誰も愛せない」等。
◤◢◤◢◤ちぃたん◢◤◢◤◢
白いふわふわの毛並みで狐と兎の中間のような姿をしていて、顔、手足、腹、耳、尻尾に朱色の隈取のような模様がある。
ナナセが小学生の頃に契約したチタン合金の精霊。
アルビオンの精霊なので異世界ではただのペット。
ゲームだったら2周目から擬人化して攻略対象に加わるタイプのアレ。
◤◢◤◢◤ルートヴィヒ◢◤◢◤◢
ミディアムショートの金髪碧眼。愛称はルッツ。
ヴェイラ王国王太子。母はヴェイラ女王、父はルヴァの公爵。
◤◢◤◢◤フリードリヒ◢◤◢◤◢
セミロングの銀髪、眼はブルーグレー。愛称はフリッツ。
獣人領※の元首。銀獅子。
※惑星ヴェイラの古代種には「国」という概念がなかったので今も「領」で表す。
◤◢◤◢◤エミール◢◤◢◤◢
エリアスの従僕。第一章時点で28歳。
青銅色の髪を主人に疎まれているが、本人は全く意に介していない。
◤◢◤◢◤統星◢◤◢◤◢
ナナセのパパ
異世界外資系企業のサラリーマン(自称)で数世紀前にヴェイラから日本へ移住してきた闇魔法士の末裔。攻撃魔法が得意。生贄には花粉を使用するので杉花粉の季節はほぼ無敵。何をやってるのか誰も知らない親戚のおじさんタイプ。
好きなもの:ホシナさん、勇者、肉
嫌いなもの:王族、神官、統星の出典は枕草子や古事記にまで遡るプレアデス星団の古い和名なのにキラキラネームに間違われること。
◤◢◤◢◤星七◢◤◢◤◢
ナナセのママ
スバルと同じ会社で時々パートをしているらしい。「お母様」と呼ばないと返事をしない。
若かりし頃に異世界転移を経験している。
好きなもの:家族
嫌いなもの:花粉
◤◢◤◢◤魔王◢◤◢◤◢
波打つミディアムロングの白髪に菫色の瞳。青白い肌に青い唇と黒くて長い爪。ジャコブヒツジのような四本角。
ナナセに宇宙人と間違えられ「グレイ」と名付けられて弱体化。
首を切り落とされたが最期にエリアスに呪いを掛ける。
◤◢◤◢◤レン◢◤◢◤◢
腰まであるワンレングスの黒髪に、濃い隈取に囲まれた真紅の瞳。青白い肌に黒くて長い爪。トムソンガゼルのような二本角。
魔王の側近の魔族。ヒューの実父。
勇者軍に襲撃された魔王城から上手く逃げおおせたが、魔王蘇生を目論んでナナセの魔導書を狙うも実子であるヒューに討たれる。
◤◢◤◢◤ヒュー◢◤◢◤◢
黒髪碧眼。魔族の父レンと人間の母の間に生まれた半人半魔。
ナナセの拉致に力を貸したが、人として生きることを条件にナナセの従僕になる。
魔王蘇生を目論み魔導書を狙ってナナセたちを襲撃した実の父親レンを己の命と引き換えに倒す。享年十四歳。
名前の由来は英語のヒューマンではなく古いドイツ語の「輝く魂」。「死」の兄弟「眠り」を意識。
◤◢◤◢◤ヒルデブラント◢◤◢◤◢
ミルクティー色の髪をアップバングにしている。緑の瞳。
白騎士隊の副隊長。マッチョだが貴族なので暑苦しくない。愛猫家らしい。
◤◢◤◢◤ヴェイラ◢◤◢◤◢
ゾア。亜麻色の髪に薄茶色の瞳。オリーブ色の肌。
ルヴァの流出であり妻であり、南の宇宙ユリゼンの母。
エリアスの召喚に応え永遠界から現象界へ顕現。ナナセの二十歳の誕生日にルヴァの燃え滓の金属で出来た杖「覇」を授ける。
エリアスに召喚され帰れなくなっていたが、ナナセに掛けられた呪いを解いてやっと帰還。
◤◢◤◢◤ルヴァ◢◤◢◤◢
ゾア。亜麻色の髪に薄茶色の瞳。オリーブ色の肌。
東の宇宙ルヴァ。愛の化身。
実の息子ユリゼンにロスの苦しみの炉に放り込まれ燃え滓の金属から宇宙が作られる。
地縛霊と思いきや、宮廷吟遊詩人出張サービスをやっていたりナナセたちに手料理を振舞ったり結構楽しくやっている。
世界の均衡を取り戻すためナナセを導き、勇者の角から結婚指輪を作った。
◤◢◤◢◤あしながおじさん◢◤◢◤◢
ルヴァ魔導帝国前皇帝にしてナナセのパトロン。
世界の均衡を取り戻そうとするルヴァに協力し、ナナセに魔導書編纂の課題を出し、転移門が使用できる腕輪を授けた。
現在は異世界を股に掛けた貿易商をしているらしい。若い頃に色々と無茶をやった経験からフットワークが軽い。
元皇帝だけあってバースデーカードにお祝いメッセージと一緒に課題まで書き込んだり割と上からなところがある。
◤◢◤◢◤ギャレット◢◤◢◤◢
褐色の肌に金髪碧眼。
北の宇宙ウルソナのウルソナ王国の近衛騎士団長だったが国王を守り切れず自身も大怪我を負って騎士を廃業、その後は娼館に入り浸っていたがナナセの治癒によって奇跡の復活を遂げる。
競売所でナナセを見付け救い出す。
前王の遺児の王太子を立て政権を奪還。
◤◢◤◢◤ナズーリン◢◤◢◤◢
黒髪黒眼の男娼。日本人。自称十八歳。年齢詐称疑惑のある男の娘。
源氏名はペルシャ語の「野薔薇」
ギャレットの計らいでウルソナ王宮の侍従見習い中。
◤◢◤◢◤ギデオン◢◤◢◤◢
褐色の肌で黒髪に琥珀の瞳。
厨房担当。
◤◢◤◢◤スーリ◢◤◢◤◢
白い肌に白髪菫眼の白子の男娼。
源氏名はペルシャ語の「紅薔薇」
ギャレットの計らいでウルソナ王宮の侍従見習い中。
◤◢◤◢◤ショシャンナ◢◤◢◤◢
褐色の肌に赤髪、右目が金で左目が銀の虹彩異色症の男娼。
源氏名はヘブライ語の「薔薇の花」
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◤◢◤◢◤アルブレヒト◢◤◢◤◢
※番外編に登場
ブルーメンタール辺境伯
エリアスの父。
◤◢◤◢◤ゼルダ◢◤◢◤◢
※番外編に登場
ブルーメンタール辺境伯夫人
エリアスの母。
◤◢◤◢◤アルウィン◢◤◢◤◢
※番外編に名登場
辺境伯家長男。エリアスの兄。
◤◢◤◢◤バルドハート◢◤◢◤◢
※番外編に名前だけ登場
辺境伯家長女。エリアスの姉。
◤◢◤◢◤クローヴィス◢◤◢◤◢
※番外編に登場
辺境伯家次男。エリアスの兄。
◤◢◤◢◤ディドゥリカ◢◤◢◤◢
※番外編に名前だけ登場
辺境伯家次女。エリアスの姉。
◤◢◤◢◤マキシミリアン◢◤◢◤◢
※全編を通して名前だけの登場
第一王子だったがクーデターを企て失脚。
王位継承権を放棄する魔法契約書類に署名させられ修道院に幽閉されていたが、エリアスを逆恨みして信奉者の呪術士の手を借り復讐を決行。
第一王子という地位に胡坐をかき努力を怠ったマキシミリアンは、末子として生まれたが故に努力して勇者にまでなったエリアスとは、ある意味対極に位置する存在といえる。
◤◢◤◢◤所長◢◤◢◤◢
※全編を通して名前だけの登場
ナナセが転移直後から世話になっていた診療所のラスボス感漂う所長。
宮廷で治癒術士していたので不養生をしたら王侯貴族でも叱り飛ばす強者。
エリアスとは宮廷時代に知り合う。ナナセの両親とも知り合いで頼まれてナナセを異世界ホームステイをさせていた。
◤◢◤◢◤現ルヴァ皇帝◢◤◢◤◢
金髪碧眼。ルートヴィヒの叔父にあたる。あしながおじさんの嫡子。
科白があるのに名無し。
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「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
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