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最終章 砂漠の薔薇
〇一二 勇者シコい③
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おやつなんかに釣られるかよと最初は鼻で笑ったが、出てきたのはなんとたこ焼きで、俺は考えを改めた。
スイーツではなく炭水化物。
なんだその男心と胃袋を鷲掴みにするチョイスは。
因みに今日は焼きそばパンだった。
炭水化物イン炭水化物は大正義。
小麦粉を小麦粉で挟もうって考えた人は天才だよな。
俺、ここに住めるわ。
そういう訳で俺は毎日食っちゃ寝してればいいんだけど、健全な男子が暇を持て余した時にすることといえばオナニーくらいしかない。
昨夜もシコッてから寝たけど、抜いても抜いてもなんか物足りないっていうか身体の奥の方が疼いててどうにも解消しない。
はぁ……ムラムラする……。
寝ても覚めてもあの勇者の姿絵が頭から離れない。
ここ数日のズリネタはあの勇者だ。
最初こそ男で抜いてしまったことに落ち込んだが、勇者のことを考えるだけでチンコがバキバキになっちまうんだから仕方がない。
勇者シコい。最高にシコい。
数日見ていたがこの庭園に誰かが来たことはない。
多分あそこは中庭でこの邸の従業員しか入れない所なのだろう。
今は従業員も働いている時間だし、恐らく誰も来ない。
ということはシコッても誰にも見られない。
このとき、俺はまだ知らなかったのだ。
実はそのサンルームのガラスには魔法が掛かっていて、俺からは見えないが外には男娼を物色しに来た男たちが屯していて、俺の行動は全て丸見えだったことに。
つまりは逆マジックミラー号だったわけだ。
そうとは知らず、俺は横になったまま布を捲ってチンコを取り出した。
うっ、解放感がヤバイ。
誰も見てないけどなんか背徳感が余計に官能を煽ると言うか。
チンコは良い感じに勃起している。
掌で亀頭をくるくると擦って溢れ出てきたガマン汁をチンコ全体に馴染ませて親指と人差し指で輪っかを作り、竿を扱くと得も言われぬ快感が全身を駆け抜ける。
気持ち良いがこのままではイけない。
じゃあどうすればいいかってことは知っている。
俺は乳首が弱い。
それを競売所でニップル・クリップを付けられた時に知ったのだ。
ここをあの勇者に触られたらどんな感じなんだろう。
そう思うともう止まらない。
ホルターネックの衣装を胸の上まで捲り上げ、落ちて来ないように布の端を口で咥え、ガマン汁のついた指で乳首を恐る恐る摘まんだ瞬間ビリッと電気が走ったかと錯覚するほどの快感が走る。
「んっ! んんんぅっ! ふっ……!」
コリコリと転がし、引っ張り、揉み拉いて、それからイッた。
身体の奥から広がる快感の他に吐精感もあったから、メスイキと同時に射精してしまったらしい。
テーブルの上にあったナプキンでチンコを拭うとやはり精液がいっぱい出ていた。
俺はまた勇者で抜いてしまったのだ。
けれどすっきりしたような気がするのは今だけで、俺はまだ身体の奥で燻り続けている熱を持て余している。
「エリアス――」
名前を呟くと何故か涙が零れた。
スイーツではなく炭水化物。
なんだその男心と胃袋を鷲掴みにするチョイスは。
因みに今日は焼きそばパンだった。
炭水化物イン炭水化物は大正義。
小麦粉を小麦粉で挟もうって考えた人は天才だよな。
俺、ここに住めるわ。
そういう訳で俺は毎日食っちゃ寝してればいいんだけど、健全な男子が暇を持て余した時にすることといえばオナニーくらいしかない。
昨夜もシコッてから寝たけど、抜いても抜いてもなんか物足りないっていうか身体の奥の方が疼いててどうにも解消しない。
はぁ……ムラムラする……。
寝ても覚めてもあの勇者の姿絵が頭から離れない。
ここ数日のズリネタはあの勇者だ。
最初こそ男で抜いてしまったことに落ち込んだが、勇者のことを考えるだけでチンコがバキバキになっちまうんだから仕方がない。
勇者シコい。最高にシコい。
数日見ていたがこの庭園に誰かが来たことはない。
多分あそこは中庭でこの邸の従業員しか入れない所なのだろう。
今は従業員も働いている時間だし、恐らく誰も来ない。
ということはシコッても誰にも見られない。
このとき、俺はまだ知らなかったのだ。
実はそのサンルームのガラスには魔法が掛かっていて、俺からは見えないが外には男娼を物色しに来た男たちが屯していて、俺の行動は全て丸見えだったことに。
つまりは逆マジックミラー号だったわけだ。
そうとは知らず、俺は横になったまま布を捲ってチンコを取り出した。
うっ、解放感がヤバイ。
誰も見てないけどなんか背徳感が余計に官能を煽ると言うか。
チンコは良い感じに勃起している。
掌で亀頭をくるくると擦って溢れ出てきたガマン汁をチンコ全体に馴染ませて親指と人差し指で輪っかを作り、竿を扱くと得も言われぬ快感が全身を駆け抜ける。
気持ち良いがこのままではイけない。
じゃあどうすればいいかってことは知っている。
俺は乳首が弱い。
それを競売所でニップル・クリップを付けられた時に知ったのだ。
ここをあの勇者に触られたらどんな感じなんだろう。
そう思うともう止まらない。
ホルターネックの衣装を胸の上まで捲り上げ、落ちて来ないように布の端を口で咥え、ガマン汁のついた指で乳首を恐る恐る摘まんだ瞬間ビリッと電気が走ったかと錯覚するほどの快感が走る。
「んっ! んんんぅっ! ふっ……!」
コリコリと転がし、引っ張り、揉み拉いて、それからイッた。
身体の奥から広がる快感の他に吐精感もあったから、メスイキと同時に射精してしまったらしい。
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けれどすっきりしたような気がするのは今だけで、俺はまだ身体の奥で燻り続けている熱を持て余している。
「エリアス――」
名前を呟くと何故か涙が零れた。
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第一章 聖者降臨
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📖BOOK☆WALKER(電子書籍)
次章続巻も順次刊行予定
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※この作品の出版権は作者本人に帰属しています。詳しくはこちらを参照してください。
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