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最終章 砂漠の薔薇
〇〇三 アナルローズ②
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「おやおや、セックスを見るのは初めてかなお嬢ちゃん?」
男たちの下卑た笑いが聞こえる。
お嬢ちゃんと呼ばれて俺はカッと顔が熱くなった。
当然、性別を間違われているわけではない。
さっき全裸に剥かれてチンコのみならずケツの穴の状態まで調べられ、今も何も着るものを与えられていないのだから。
この男たちにとって俺は性欲の対象としてのメスでしかないから敢えてそう呼んだのだ。
「お嬢ちゃんもこれからお金持ちの貴族に買われて毎日セックスするんだよ?」
「おいおい。お嬢ちゃんは生娘だぜ? セックスなんてまだわからないよな?」
さっき良いことを言ったと思った見張りの男も、俺の檻の前に寄って来て同じように馬鹿にした口調でもう一人の話に加担する。
「売られた先でお嬢ちゃんが困らないように、おじさんたちがセックスのお手本を見せてやろう」
「男同士のセックスはここ、お尻の穴を使うんだよ?」
俺はそんなもの見たくなくて頭を抱え込んだままだが、ぐちゅぐちゅという湿った音と少年の喘ぎ声で何が起こっているのかは大体想像できる。
「おいおい。折角おじさんたちが親切に教えてやってるんだから、ちゃんとこっちを見ていなけりゃだめだぞ?」
「そうだぞ。この子を長く可愛がってやって欲しいってんなら別だけどな?」
その言葉に俺はハッとして顔を上げた。
見張りの男二人に両側から支えられた少年がこちらにケツを突き出している光景が視界に飛び込んでくる。
あの少年は俺のせいで……って一瞬思いそうになったけど違うな。
どう考えても悪いのは見張りの男二人で俺は悪くない。
だけど目の前に展開する衝撃的な光景に驚愕して震える俺を見て、男たちはゲラゲラと笑い出す。
「それじゃあ、お尻の穴におちんちんを挿入するからしっかり見てるんだぞ?」
男が恥垢塗れの勃起したチンコを手の中でブルンと震わせ、少年のアナルローズに宛がい腰を進めれば、チンコは何の抵抗もなくヌルリと少年の雄膣の中へ飲み込まれてゆく。
「お尻の穴もね、毎日可愛がってやってりゃあ、こうして立派な性器に変わるんだ」
男はアナルローズを指で押し広げ、結合部を俺に見せつけながらヌプヌプとゆっくり抜き挿しをすると、少年が苦しそうに喘いだ。
「ほら見てご覧。この子のお尻の穴はもう歴とした雄膣だねえ」
そこでもう一人の男もガマン汁を溢れさせている不潔なチンコをボロンと取り出し、少年の髪を掴んで顔を自分の股間へと擦り付けて卑猥な音をさせた。
「上のお口も性器になるって知ってる? ついでだからそれも見せてあげようね?」
少年は四つん這いにさせられ、一人にケツを犯されながらもう一人を口で奉仕し始める。
だが、ケツに突っ込んでいた男が数回腰を振ったところで動きを止めた。
「なんだよコイツ、ガバガバじゃねえか。お嬢ちゃんが見てるんだからもっとケツの穴締めやがれよ」
そう言いながら男が拳で少年の痣だらけの腹を殴る。
ドスッと鈍い音がした。
内臓を殴られた痛みで呻き声をあげた少年の身体がビクンッと反応し、その拍子に挿入された男のチンコを締め付けたらしい。
「ああ、少しはイイな……」
男はリズミカルに腰を振りながら少年の腹を殴り続けた。
少年の腹の痣はそうやって付けられたものなのだ。
繰り返される暴行に、少年は遂に失禁して胃液を吐いたが、男たちは気にも留めず犯し続ける。
「はー、こんな使い古しのユルユルガバガバの雄膣じゃなくて、男を知らないお嬢ちゃんのキッツキツな処女ケツマンコに搾り取られてえわ」
そこから先はもう視界が歪んで何も見えなくなった。
砂で汚れた手では涙を拭うことも出来ない。
「あれえ? 泣いちゃったかー? 生娘のお嬢ちゃんには刺激が強すぎるもんね? ごめんねえ?」
涙に滲む視界の向こうで少年が男たちに犯されている。
グポグポと肉を穿つ音、男たちの笑い声、腹を殴りつける音、少年の呻き声、胃液を吐く音。
俺は何もできないまま檻の中で見ているだけだ。
俺は誰に助けを求めているのかも分からないまま、ぐちゃぐちゃに泣きながら「助けて」と呪文のように唱えていた。
男たちの下卑た笑いが聞こえる。
お嬢ちゃんと呼ばれて俺はカッと顔が熱くなった。
当然、性別を間違われているわけではない。
さっき全裸に剥かれてチンコのみならずケツの穴の状態まで調べられ、今も何も着るものを与えられていないのだから。
この男たちにとって俺は性欲の対象としてのメスでしかないから敢えてそう呼んだのだ。
「お嬢ちゃんもこれからお金持ちの貴族に買われて毎日セックスするんだよ?」
「おいおい。お嬢ちゃんは生娘だぜ? セックスなんてまだわからないよな?」
さっき良いことを言ったと思った見張りの男も、俺の檻の前に寄って来て同じように馬鹿にした口調でもう一人の話に加担する。
「売られた先でお嬢ちゃんが困らないように、おじさんたちがセックスのお手本を見せてやろう」
「男同士のセックスはここ、お尻の穴を使うんだよ?」
俺はそんなもの見たくなくて頭を抱え込んだままだが、ぐちゅぐちゅという湿った音と少年の喘ぎ声で何が起こっているのかは大体想像できる。
「おいおい。折角おじさんたちが親切に教えてやってるんだから、ちゃんとこっちを見ていなけりゃだめだぞ?」
「そうだぞ。この子を長く可愛がってやって欲しいってんなら別だけどな?」
その言葉に俺はハッとして顔を上げた。
見張りの男二人に両側から支えられた少年がこちらにケツを突き出している光景が視界に飛び込んでくる。
あの少年は俺のせいで……って一瞬思いそうになったけど違うな。
どう考えても悪いのは見張りの男二人で俺は悪くない。
だけど目の前に展開する衝撃的な光景に驚愕して震える俺を見て、男たちはゲラゲラと笑い出す。
「それじゃあ、お尻の穴におちんちんを挿入するからしっかり見てるんだぞ?」
男が恥垢塗れの勃起したチンコを手の中でブルンと震わせ、少年のアナルローズに宛がい腰を進めれば、チンコは何の抵抗もなくヌルリと少年の雄膣の中へ飲み込まれてゆく。
「お尻の穴もね、毎日可愛がってやってりゃあ、こうして立派な性器に変わるんだ」
男はアナルローズを指で押し広げ、結合部を俺に見せつけながらヌプヌプとゆっくり抜き挿しをすると、少年が苦しそうに喘いだ。
「ほら見てご覧。この子のお尻の穴はもう歴とした雄膣だねえ」
そこでもう一人の男もガマン汁を溢れさせている不潔なチンコをボロンと取り出し、少年の髪を掴んで顔を自分の股間へと擦り付けて卑猥な音をさせた。
「上のお口も性器になるって知ってる? ついでだからそれも見せてあげようね?」
少年は四つん這いにさせられ、一人にケツを犯されながらもう一人を口で奉仕し始める。
だが、ケツに突っ込んでいた男が数回腰を振ったところで動きを止めた。
「なんだよコイツ、ガバガバじゃねえか。お嬢ちゃんが見てるんだからもっとケツの穴締めやがれよ」
そう言いながら男が拳で少年の痣だらけの腹を殴る。
ドスッと鈍い音がした。
内臓を殴られた痛みで呻き声をあげた少年の身体がビクンッと反応し、その拍子に挿入された男のチンコを締め付けたらしい。
「ああ、少しはイイな……」
男はリズミカルに腰を振りながら少年の腹を殴り続けた。
少年の腹の痣はそうやって付けられたものなのだ。
繰り返される暴行に、少年は遂に失禁して胃液を吐いたが、男たちは気にも留めず犯し続ける。
「はー、こんな使い古しのユルユルガバガバの雄膣じゃなくて、男を知らないお嬢ちゃんのキッツキツな処女ケツマンコに搾り取られてえわ」
そこから先はもう視界が歪んで何も見えなくなった。
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※この作品の出版権は作者本人に帰属しています。詳しくはこちらを参照してください。
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