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第二章 魔王復活
〇〇五 魔王様の剃毛プレイ②
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「俺が自ら剃毛してやろう。聖者の陰毛など滅多に手に入らぬからな」
「や、やめろ、変態っ!」
しかし、やめろと言ってやめる相手ではない。
魔王ははだけたジレのポケットから金鎖付きの小さな折り畳みナイフを取り出した。
「動くなよ? 幾ら刃物の扱いに慣れている俺でも、下手に暴れると余計なものまで切り落としてしまうからな。じっとしていればすぐに終わる」
その言葉に俺もチンコもタマもワンセットで竦み上がる。
魔王様の剃毛プレイとかそういうマニアックなのマジでやめてくれ!
まだエリアスともしたことがないのに!
魔王が俺の陰毛を一房摘まみ、ナイフの刃を地肌に押し当てると、その冷たさと恐怖にタマがきゅっと縮み上がる。
「ひ……」
とても見ていられなくて、固く目を瞑った刹那、ザリッという音がしてナイフの刃が離れていく。
恐る恐る薄く目を開ければ、どこから出したのか、魔王が蓋や装飾に植物が巻き付いたような繊細な金細工が施された一〇センチほどの細長い玻璃の涙壺らしきものに、俺の陰毛をしまい込んでいるところだった。
涙壺とは葬儀で流した涙を溜めておくテラコッタやガラス製の採涙器だ。
古代ローマ時代後期のローマやギリシャが起源といわれ、当時の用途に関しての根拠は懐疑的ではあるものの、ヴィクトリア朝時代に再興したため装飾が凝っていて美しいものが多く、中二病患者垂涎のアイテムとなっている。
マジかよ!
そんなもん取っておいてどうすんだよ!
何に使うんだよ!
捨てろよ!
そう思いながら自分の股間を見れば、俺のアンダーなヘアーが無残にも一部だけつるんと剃り落とされている。
これ、ちょっと生えてくるとチクチクするから、ずっと剃り続けないといけないやつじゃね?
どうすんのこれ?
この世界には安全カミソリとか見たことないから、普通のカミソリかナイフで自分で剃るの怖すぎるし、エリアスに剃って貰うのか?
そりゃ頼んだらエリアスは喜んでやってくれそうだが、俺としてはそういうマニアックなプレイじゃなく、出来ればノーマルなプレイでお願いしたい。
再びナイフが当てられて、俺はまた目を瞑って耐える。
それから魔王は、毛束を剃っては涙壺に入れるという動作を何度も繰り返し、地肌にナイフの刃が当たる度に緊張を強いられた。
「ほら、終わったぞ。そんなに怯えなくとも切り落としたりしなかっただろう?」
言われて目を開けて見れば俺の股間は、ガキの頃みたいに見事にツルツルで、それよりなにより、あろうことか俺のチンコはガチガチに勃起して、だらしなくガマン汁を垂れ流してしまっている。
俺のガマン汁がシェービングクリームの役割を果たしてしまったのだろう。
魔王に剃毛されて勃起するとか、トラウマレベルで最悪すぎるだろ。
「勃起してもこれほど小さいと陰茎も可愛らしいものだな?」
放っとけよッ!
俺だって元の世界じゃ普通サイズだよ!
こっちの世界の奴らが、魔王サイズだったり勇者サイズだったり王族サイズだったりで、規格外なだけだろ!
「それに、丁度食べ頃のようだ。どれ、味見してやろう……」
精一杯睨みつけていると、魔王は痛いほど勃起した俺のチンコを愉しそうに手の中で弄びながら、これ見よがしに鈴口に口付けた。
「や、めっ……!」
そのままぬるんと根元まで咥え込まれたかと思うと、今度は肛門に何か冷たい物が塗りたくられ、長い爪が探るように中へ侵入してきた。
「ッ……!? なっ!?」
その爪の鋭さは、さっき服を引き裂かれたことで威力を証明されているので、知らず身体が強張る。
下手に動いたら腸内を引き裂かれてしまうかもしれない。
抵抗らしい抵抗も出来ぬまま、鋭い爪で直腸内を弄られ、前立腺を内側から指で攻められながら同時にチンコをバキュームされては、ひとたまりもない。
早漏もいいところだが、俺は呆気なく魔王の口の中に吐精した。
「や、やめろ、変態っ!」
しかし、やめろと言ってやめる相手ではない。
魔王ははだけたジレのポケットから金鎖付きの小さな折り畳みナイフを取り出した。
「動くなよ? 幾ら刃物の扱いに慣れている俺でも、下手に暴れると余計なものまで切り落としてしまうからな。じっとしていればすぐに終わる」
その言葉に俺もチンコもタマもワンセットで竦み上がる。
魔王様の剃毛プレイとかそういうマニアックなのマジでやめてくれ!
まだエリアスともしたことがないのに!
魔王が俺の陰毛を一房摘まみ、ナイフの刃を地肌に押し当てると、その冷たさと恐怖にタマがきゅっと縮み上がる。
「ひ……」
とても見ていられなくて、固く目を瞑った刹那、ザリッという音がしてナイフの刃が離れていく。
恐る恐る薄く目を開ければ、どこから出したのか、魔王が蓋や装飾に植物が巻き付いたような繊細な金細工が施された一〇センチほどの細長い玻璃の涙壺らしきものに、俺の陰毛をしまい込んでいるところだった。
涙壺とは葬儀で流した涙を溜めておくテラコッタやガラス製の採涙器だ。
古代ローマ時代後期のローマやギリシャが起源といわれ、当時の用途に関しての根拠は懐疑的ではあるものの、ヴィクトリア朝時代に再興したため装飾が凝っていて美しいものが多く、中二病患者垂涎のアイテムとなっている。
マジかよ!
そんなもん取っておいてどうすんだよ!
何に使うんだよ!
捨てろよ!
そう思いながら自分の股間を見れば、俺のアンダーなヘアーが無残にも一部だけつるんと剃り落とされている。
これ、ちょっと生えてくるとチクチクするから、ずっと剃り続けないといけないやつじゃね?
どうすんのこれ?
この世界には安全カミソリとか見たことないから、普通のカミソリかナイフで自分で剃るの怖すぎるし、エリアスに剃って貰うのか?
そりゃ頼んだらエリアスは喜んでやってくれそうだが、俺としてはそういうマニアックなプレイじゃなく、出来ればノーマルなプレイでお願いしたい。
再びナイフが当てられて、俺はまた目を瞑って耐える。
それから魔王は、毛束を剃っては涙壺に入れるという動作を何度も繰り返し、地肌にナイフの刃が当たる度に緊張を強いられた。
「ほら、終わったぞ。そんなに怯えなくとも切り落としたりしなかっただろう?」
言われて目を開けて見れば俺の股間は、ガキの頃みたいに見事にツルツルで、それよりなにより、あろうことか俺のチンコはガチガチに勃起して、だらしなくガマン汁を垂れ流してしまっている。
俺のガマン汁がシェービングクリームの役割を果たしてしまったのだろう。
魔王に剃毛されて勃起するとか、トラウマレベルで最悪すぎるだろ。
「勃起してもこれほど小さいと陰茎も可愛らしいものだな?」
放っとけよッ!
俺だって元の世界じゃ普通サイズだよ!
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「それに、丁度食べ頃のようだ。どれ、味見してやろう……」
精一杯睨みつけていると、魔王は痛いほど勃起した俺のチンコを愉しそうに手の中で弄びながら、これ見よがしに鈴口に口付けた。
「や、めっ……!」
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