無事連載終了出来ました。
楽しんで頂けたなら何よりです。
もう感想頂けなくなると思うと寂しいですが、これまでたくさんの感想ありがとうございました。
常日頃から多面的な視野を持ちたいと思っていても、自分一人では限界があるので、みけのさんから色々な感想を伺えて毎回「なるほどそういう読み方もあるのか！」と視野が広がる思いでした。

内覧会のアレ、思い出して頂けましたか。
毎回お清めセックスまでがワンセットなところを踏まえて読み返して頂くと「このときもあのときもそのときも、色々されてたんかな……」と感慨深いと思います。

絶許発言は「果たしてこれは読者に受け入れられるんだろうか？」と疑問に思いながら、元々読む人を選ぶ作品だし、ここまで読んでくれた方なら理解してくれるはずと信じて攻めてみました。
結果、信じてよかったと思っています。

エリアス視点だとナナセが何考えてるか分からないし、逆も然りなんですが、でも基本的に仲良しなので上手くいってますね。
どうか二人が駆け抜けた一万年後の未来へ空想を飛ばして貰えたらと思います。
ありがとうございました。

思い出してください。
ナナセは一輪挿しの花瓶を最終章の競売の内覧会で一度やってるんです。花ではなかったですが。
それから、一章の「頑張りましたね」と、二章の「真・お清めセックス本番」でエリアスはナナセが他の男にされたことを詳細に聞き出して自分も同じことして上書きしてたことも思い出してください。
以上を踏まえて、これは本編に書かれていないことなんですが、最終章でも同様に、エリアスが上書きしていたと推測されます。
ナナセは環境適応能力が高いのできっともう一輪挿しも慣れちゃったんじゃないでしょうか。
ちなみにナナセの感覚では挿入なしなら全部軽いプレイだと思っているようです。

あと1話、今夜の更新で完結ですが、楽しんで頂けると嬉しいです。

最後まで読んで頂くと分かるんですが二人ともちゃんと人間なんですよ。
人間だったから一万年も生きていられるという理由が今夜の更新でわかるはず。

洋装だとどうしても異世界のほうが豪華になってしまうので、五つ紋付に仙台平袴を想定しています。ただし羽織は黒ではなく白五つ紋付ですが。
白無垢には「相手の家の色に染まる」、黒紋付には「何色にも染まらない」という対の意味があるのですが、既にエリアスの方がナナセ色に染まり過ぎていて手遅れだったのでこうなりました。
でも二人ともパーソナルカラーが白なので白を白で染めても結局は白ですね。
ナナセの方は自分で用意して女装はありえないので白無垢も綿帽子も角隠しもドレスもベールもなしの方向で同じような白紋付で揃えてそうです。

終わりを惜しんでくださってありがとうございます。
「異世界で聖者やってたら勇者に求婚されたんだが」はタイトル通りあくまで求婚のお話なので求婚のお話はこれで終わりということです(・×・)
実はこの「〇二六　生きること、死ぬこと、愛すること」だけは第一章一話より先に書きあがっていた部分でした。
最終話まで読了後にナナセとエリアスが駆け抜けてきた軌跡を改めて読み返して頂ければと思います。

今となってはそれさえも笑い話という経験を登場人物と一緒に体感して頂けたようで嬉しいです。
でもエリアスが原因でナナセに降りかかりそうな災難の禍根はまだまだアレとかソレとかがもりもりと残っているんですが、それらも過ぎてしまえば今後もずっとこんなふうに笑い話になっていくでしょう。

エリアスがパパ上に殴られてからずっと「ちちんぷいぷいして貰おう」って真顔で考えていたことを踏まえて、該当シーンをもう一度読み返してニヤニヤして頂ければと思います。
そんな感じで他にも二周目以降に楽しめる要素を随所に盛り込んでありますので、完結後も是非読み返してみてください。
結婚式のいちゃいちゃはしつこくまだもうちょっと続きます。

ナナセ、強いですよね。
ナナセとエリアスは、トランプのカードゲームみたいに「最弱のカードだけが最強のカードを倒せる」というカップリングにしようと思って作ったキャラクターなので、最強のカードを倒せる最弱のカードが実は最強なのではというお決まりの哲学的な思想を経て強い子になりました。

やはり薔薇の掟のところが分かり難かったようですね。
そういったご意見は貴重なので助かります。
そっち方向にも誤解が生まれないように加筆修正しようと思いますが、なかなか盛り込む要素が多くて説明くさくならないようにするのに難航しています。なんだか後手後手で申し訳ありません。

ナナセの英才教育は親世代のインターネット老人会だから同世代の中二病とは話が合わないという設定なので、なのは完売も結構古いネタです。知らなくても何も問題ありません。
むしろこれからも知らない振りをしたほうがいいかもです。

ヴェイラは三章の最後に呼び出されてから永遠界へ帰れていなかっただけでずっと現象界にいたんですよ。
召喚された以上は契約を果たすまで永遠界へ帰れないですからね。
気安い感じなのはアガサ・クリスティじゃないですが「動機は愛」の事象には弱いからです。

もう一回だなんてみけのさん意外と過激派！
蘇っていいのは蘇る価値のある主役級のキャラにのみ許された禁じ手ではないかと。

プロレスでパンチは反則ですよ。
中二病患者が真似るといえばやはり特撮系ですね。
変身して世界を救うし、かっこいいメカもある感じです。ナナセほんとニチアサ好きそう。

陛下は即位早々のことだったのであのくらいは情状酌量ですね。
ギャレットは瑕疵を残さないことに特化したらああなりました。
悪いことして黙ってると悪さが薄れるので無口キャラで悪役はいないと思うんですよ。
逆に良いことして黙ってると大して良いことしてなくても物凄く良い人そうに見えるじゃないですか。
脇役は最小限の尺で最大限の効果が理想です。

続きは去年のうちに脱稿して最終話と番外編まで予約投稿済みなので、何かあっても毎日粛々と更新されます。ご安心ください。
あともうしばらくですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

まだガラス越しなので直に対面するのはまだもう少し先ですが、やっとここまで来ました。
内覧会と違って今回は直接的な屈辱要素がないのでまだ救いかなと思います。

そして、時が解決する前にお清めセックスで解決するのがこの作品のセオリーなんですよ。
エリアスはハイスペックな割に、何度も他の男に受けを穢されまくっているヘタレなんですけど、穢された受けを放置して時に任せるような攻めではないので、そこだけはブレずにいきます。
お清めセックスものは受けが穢されないと成立しないのが悩ましいところです。

薔薇の話は私が話さなくてもいずれどこかで耳にすると思われる有名なことなのでタイミングですね。

感想有難うございます。
再会後は本作では最高糖度のいちゃいちゃが待っているので、それまで今のもだもだをお楽しみください。

薔薇の掟はそうですね。食べる順番は確かに個人の自由ではあるんですが、だからといって残しておくと奪われてしまうという現実をナナセは砂漠の薔薇という娼館での掟として学んだわけです。
この部分はとても分かり難かったようなので後で説明を加筆しておきますね。
他にも分かり難いところがあればご指摘頂けると助かります。

薔薇というのはホモを指す隠語で、語源は三島由紀夫の「薔薇刑」からとか、ジャン・ジュネの「薔薇の奇蹟」からとか言われていますが、はっきりとしたことはわかっていません。
薔薇族というのは日本初のゲイ雑誌の名前で、「やらないか」「ウホッ、いい男」「すごく……大きいです……」等の名台詞を生み出した「くそみそテクニック」という漫画の掲載誌です。
ちなみにレズのことを百合と言うのはその薔薇族の初代編集長が薔薇の対義語として命名したからなんですよ。

本作ではこの後も薔薇がストーリーに密接に絡んできますので引き続き楽しんで頂けたらと思います。

感想有難うございます。とても励みになります。
もし治癒が出来ていたら贄を捧げられなかったしで今の展開は辛いところですね。
ギリギリのところで救いがあるようにバランスを取っていますが本格的に酷くなるのはまだまだこれからです。
あと数話で男の娘が登場しますがそれまで耐えられそうになかったら無理せず避難していてくださいね。

ハマって頂けて嬉しいです。
サブタイトルの酷さには定評があります(´ー｀)
たとえエリアスのエリアスがもげてもナナセの治癒で元通り！
その場合新生エリアスは童貞になるのか否かって問題が勃発しますね。
グロというよりシモネタ……。

そういうりんご飴が存在する異世界なのであります。
でも実は現実世界のりんご飴のほうがもっと盛っています。
Google画像検索で「toffee apple」「Kandierte Äpfel」あたりで検索してみてください。
作中のはかなり控えめだということが分かって頂けると思います。
登場する食べ物や建築物の描写が「ここに行きたい」と感じて貰えるフレーバーになっていたら嬉しいです。

エリアスは勇者だけど聖人君子じゃないのでその辺り結構グイグイ行きますね。
ニヤニヤしながら楽しんで頂けているようで嬉しいです。
でも、服は着てくださいｗ

感想ありがとうございます。
そう感じ取れる子ブタさんの心こそが尊いのだと思います。

メタ的な話なってしまうのですが、災害時に病人怪我人など弱者を含め全員が生き残ることを想定した避難計画を実行したチームと、弱者を見捨てたチームとでは前者の方が生存率が格段に高くなるというデータがありまして、魔王城でのシーンはその応用で、ナナセ一人だったらもっと無茶してとっくに心が折れているところなのに自制してまだ踏ん張れているのは、ナナセにとって庇護対象であるヒューも一緒に助かる計画を練っているからという設定でした。

ヒューがいなければレンは別の手段でナナセを誘拐していたと思いますし、結果的にヒューの存在がナナセの生存率を上げているというこの状況をエリアスがどう巻き返すかを引き続きお楽しみ頂ければと思います。

第一章完結までお読みいただきありがとうございます。
楽しんで頂けたようで嬉しいです。
セリフには軽快さを出したかったのであんな感じになっています。
エリアス幸薄そうとのご感想に爆笑しました。
天賦の才に恵まれていても幸せになる才能だけがないので、どんな状況からでも幸せを見出せる才能に極振りしているナナセが必要なんですね。
明日からエリアス視点の番外編も始まりますのでよろしければ見届けてやってください。

はじめまして。
感想ありがとうございます。
ナナセを好きになって頂けたようで嬉しい限りです。
お清めセックス以降少し大人しくなってしまったので、イキッてた頃の方が面白かったという印象を持たれてしまうかも知れませんが、その分はエリアスの事故物件っぷりが補ってくれると思います。
パープル式部ネタにも気付いていただけましたか。
ナナセはエリアスから笑顔を引き出せる世界で唯一の人物として書いているので一緒に笑って頂けたら何よりです。

マックのJKの正体も徐々に明らかになっていくのでお楽しみに！

那須奈さん初めまして。('ω')ﾉ
あちらでも読んで頂いていたんですね。ありがとうございます。
ナナセとエリアスを気に入って貰えて嬉しいです。
今執筆中の最終章では、二人の仲が確かなものになっていくので、ぜひ最後までお付き合いください。