6 / 11
陰と陽の鬼⓶
しおりを挟む
鳥居を潜った先は、小さな繁華街だった。
三人は今、ビルとビルの間に造られた小さな社の前に立っている。
石段も数段しかなく、こんなところにどんな神様が祭られているのか甚だ不思議である。
飲み屋やカラオケ屋の明かりが眩しい。
仕事帰りのサラリーマンや飲み会でもするのだろう若者たちの姿が目立つ。
目立つと言えば……。
陽太は慌てて角を手で隠した。
スーツやラフな格好ばかりのこんな場所で角を生やした中華服の輩は完全に浮くはずだ。
慌ててウーとマオマオを盗み見ると、二人ともちゃっかりフードで角を隠していた。
「それはずるいだろ!」
思わず声に出して訴える。
「あぁ、これか? 大丈夫だって。案外気に留められたりしないもんだぞ。大体は飲み屋の店員がコスプレして客引きしてるって思われて終わりって感じだし」
「しっかりフード被っておいて説得力ないだろ」
「ははっ!」
面白そうに笑うウーだが、陽太は何も面白くない。
確かに、こんな風体の三人が集まっているのに一向に視線が集まる様子もないし、立ち止まる人もいない。
――自意識過剰なんだろうか。
自分の感覚がおかしいのかと一抹の不安を覚える。
「ごめんごめん、そこまで気にしてあげられてなかった。よかったらこれでも巻いて」
黙った陽太を気分を害したと勘違いしたらしいマオマオが、首に巻いていたスカーフを差し出しながら謝る。
「ヨータの角は小さいからこれで十分隠せると思うんだけど」
「……小さい」
なんだろう、ちょっと傷ついた。
確かに今まで出会った鬼たちと比べると陽太の角は小さいと思う。
だが、小さいからといって生活に今のところ不便はないし不都合もない。
でも、なぜだろう。
やっぱり、ちょっと傷ついた。
自分の言葉で陽太が落ち込んでいるとはつゆにも思わないマオマオが、てきぱきとスカーフを頭に巻いてくれたおかげで、陽太もようやく角を隠すことができた。
「そんじゃ、行こうぜ!」
意気揚々とウーが歩き出す。
確かに、こんな格好でも人目を引くことはほとんどなかった。
着ぐるみが客引きをしているような空間では、中華服などそこまで目立つ部類には入らないらしい。
「ヨータ、ヨータ」
先を歩いていたウーが立ち止まり、手招きをしている。
どうしたのかと近づくと、ある一点を見るように指をさしている。
「……」
促されるまま指の先を視線で追うと、肩に黒い靄を乗せた中年のサラリーマンがこちらに向かって歩いてきているところだった。
「なんだ、あれ?」
チラチラと目のようなものも見える。
サラリーマンには見えていないようで、疲れ切った表情を浮かべているだけだ。
「あれは陰の鬼」
路地に身を寄せながら、マオマオが説明してくれた。
「私たちとは違って人の形をとらずに人間に取り憑く鬼を陰の鬼って呼んでるの。あのおっさんに憑いてるのがそう。ちなみに私たちは陽の鬼っていうんだって」
「で、その陰の鬼を狩るのが俺たちの仕事ってわけ」
「狩る?」
「そう、陰の鬼は取り憑いた人間の生気を吸い取ってその存在を維持してる。生気を吸われた人間は徐々に弱っていっていずれ命を落とすことになる。病気や自殺なんかの形でね。それを未然に食い止めるために、私たちが陰の鬼を狩ってるの」
「まぁ、見てろって」
言うや否や、路地から出たウーは真っすぐにサラリーマンの方へ向かい、すれ違いざまに陰の鬼を振り払うように右手を動かした。
瞬間、黒い靄は霧散して消えていく。
サラリーマンからすればこめかみに少年の手が掠った程度の印象だろう。
少し怪訝そうな表情をしたがそれだけで、歩調を変えることなく歩き去っていった。
「こんなもんよ!」
戻ってきたウーがドヤ顔で胸を張る。
陽太としてはあまりにもあっさりとことが済んでしまったため、これが凄いことなのかそうでないのか今一つ判断できず、反応らしい反応もなくウーを見つめ返すことしかできなかった。
「そんなに凄かったか?」
黙る陽太に何を勘違いしたのか、照れたように頬を掻くウーの右手を見てようやく陽太が反応を示す。
「その手!?」
ウーの右手は黒い鱗にびっしりと覆われ、長く鋭い爪が伸びていた。
人間の手とは似ても似つかない巨大な爬虫類を連想させるそれに、驚き思わず後ずさる。
「かっこいいだろ」
どこが、とは流石に言わなかった。
「ウーの能力だよ」
状況を理解できていない陽太と説明する気のないウーを見かねて、マオマオが口を開く。
「陽の鬼、というより人間から転生した鬼には個々に能力があってね、ウーは四肢を他の動物のものに変えられる能力を持ってるってわけ。もちろん、私にも能力があるし、ヨータにもある」
「……俺にも? 俺の手も変えられるのか?」
「それはあくまでもウー個人の能力かな。能力は鬼それぞれだから、ヨータの能力がどんなものかは開花してみないとわからないのよ。私も能力の開花には結構時間がかかったし」
「俺は早かったぞ! 早くハンターになりたくて気合い入れたら開花したからな」
「皆が皆あんなみたいにはいかないの」
マオマオが軽く窘める。
二人の話によると、元人間の鬼は個々に能力を持って転生するらしい。
これは純粋な鬼は持っていない陰の鬼を消滅させられる唯一の方法で、能力を使って陰の鬼退治をする鬼のことをハンターと呼び、ひとつの職業として確立しているそうだ。
もちろん、先ほど実際に陰の鬼を狩ったウーとマオマオもハンターだ。
陰の鬼を野放しにしてしまうと人間の生気を無制限に吸って成長し増殖してしまうので、ハンターはとても重要な役割を担っているという。
もちろん、仕事にしているだけあって収入源もある。
ウーが見せてくれたのは、すっかり元に戻った手に握られていた角。
陰の鬼を倒すと角だけが残るらしく、これを換金して収入にしているとのことだった。
「ヨータも能力が開花すればスカウトされるぜ、きっと」
「さっきの陰の鬼は生まれたばかりでほとんど現象みたいなものだったけど、生気を吸って成長した陰の鬼は陽の鬼を襲う習性もあるから、人間の世界に来るときは気を付けるんだよ」
「……わかった」
さっきの陰の鬼を見る限り危険そうなイメージはないけれど、その道のプロが言うのだから素直に従った方がいいだろう。
――本当に俺にも能力があるのか?
全く実感がない。
鬼になった実感も乏しいのに、そこに加えて能力とは。
鬼とは本当に不思議な生き物である。
「よし、それじゃあ見回りの続きしようぜ!」
拳を振り上げたウーがずんずんと街中を進んでいく。
「ウーっていつもあんな感じなのか?」
「基本あんな感じだけど、今日は特に張り切ってるね」
ウーの変わらない勢いに戸惑いながらマオマオに問いかければ、困ったような笑顔が返ってきた。
「弟分ができて嬉しいんじゃない?」
「弟分? 俺が?」
――なんで?
そんなやりとりは一つもなかったし、そもそもそこまで仲良くなってない。
マオマオの接し方を見るにウーの方がよっぽど弟属性が強そうだが、彼の中で陽太の存在がどう処理されているのか謎である。
――まぁ、先輩は先輩か。
鬼としてはウーの方が確実に先輩なので、弟分と言われても仕方がないかもしれないなと思いなおす。
「仲良くしてくれると嬉しいな」
「ウーと? それともマオマオと?」
「私たち二人と。特にウーと仲良くしてくれたら私はとっても嬉しい」
「……わかったよ。仲良くできるかはまだわからないけど、善処はする」
「ありがとう、あの子は私にとっての正義のヒーローだから、このまま笑っていてほしいんだ」
ヒーローが笑顔にするのではなく、ヒーローを笑顔にする。
なんだか不思議な考えだなと思ったが、マオマオがあまりにも幸せそうに言うものだから、雰囲気に呑まれて何も言えなかった。
「おーい、置いてくぞー!」
「今行くから待ってて! さ、行こうかヨータ。陰の鬼狩りはこれからだよ」
三人は今、ビルとビルの間に造られた小さな社の前に立っている。
石段も数段しかなく、こんなところにどんな神様が祭られているのか甚だ不思議である。
飲み屋やカラオケ屋の明かりが眩しい。
仕事帰りのサラリーマンや飲み会でもするのだろう若者たちの姿が目立つ。
目立つと言えば……。
陽太は慌てて角を手で隠した。
スーツやラフな格好ばかりのこんな場所で角を生やした中華服の輩は完全に浮くはずだ。
慌ててウーとマオマオを盗み見ると、二人ともちゃっかりフードで角を隠していた。
「それはずるいだろ!」
思わず声に出して訴える。
「あぁ、これか? 大丈夫だって。案外気に留められたりしないもんだぞ。大体は飲み屋の店員がコスプレして客引きしてるって思われて終わりって感じだし」
「しっかりフード被っておいて説得力ないだろ」
「ははっ!」
面白そうに笑うウーだが、陽太は何も面白くない。
確かに、こんな風体の三人が集まっているのに一向に視線が集まる様子もないし、立ち止まる人もいない。
――自意識過剰なんだろうか。
自分の感覚がおかしいのかと一抹の不安を覚える。
「ごめんごめん、そこまで気にしてあげられてなかった。よかったらこれでも巻いて」
黙った陽太を気分を害したと勘違いしたらしいマオマオが、首に巻いていたスカーフを差し出しながら謝る。
「ヨータの角は小さいからこれで十分隠せると思うんだけど」
「……小さい」
なんだろう、ちょっと傷ついた。
確かに今まで出会った鬼たちと比べると陽太の角は小さいと思う。
だが、小さいからといって生活に今のところ不便はないし不都合もない。
でも、なぜだろう。
やっぱり、ちょっと傷ついた。
自分の言葉で陽太が落ち込んでいるとはつゆにも思わないマオマオが、てきぱきとスカーフを頭に巻いてくれたおかげで、陽太もようやく角を隠すことができた。
「そんじゃ、行こうぜ!」
意気揚々とウーが歩き出す。
確かに、こんな格好でも人目を引くことはほとんどなかった。
着ぐるみが客引きをしているような空間では、中華服などそこまで目立つ部類には入らないらしい。
「ヨータ、ヨータ」
先を歩いていたウーが立ち止まり、手招きをしている。
どうしたのかと近づくと、ある一点を見るように指をさしている。
「……」
促されるまま指の先を視線で追うと、肩に黒い靄を乗せた中年のサラリーマンがこちらに向かって歩いてきているところだった。
「なんだ、あれ?」
チラチラと目のようなものも見える。
サラリーマンには見えていないようで、疲れ切った表情を浮かべているだけだ。
「あれは陰の鬼」
路地に身を寄せながら、マオマオが説明してくれた。
「私たちとは違って人の形をとらずに人間に取り憑く鬼を陰の鬼って呼んでるの。あのおっさんに憑いてるのがそう。ちなみに私たちは陽の鬼っていうんだって」
「で、その陰の鬼を狩るのが俺たちの仕事ってわけ」
「狩る?」
「そう、陰の鬼は取り憑いた人間の生気を吸い取ってその存在を維持してる。生気を吸われた人間は徐々に弱っていっていずれ命を落とすことになる。病気や自殺なんかの形でね。それを未然に食い止めるために、私たちが陰の鬼を狩ってるの」
「まぁ、見てろって」
言うや否や、路地から出たウーは真っすぐにサラリーマンの方へ向かい、すれ違いざまに陰の鬼を振り払うように右手を動かした。
瞬間、黒い靄は霧散して消えていく。
サラリーマンからすればこめかみに少年の手が掠った程度の印象だろう。
少し怪訝そうな表情をしたがそれだけで、歩調を変えることなく歩き去っていった。
「こんなもんよ!」
戻ってきたウーがドヤ顔で胸を張る。
陽太としてはあまりにもあっさりとことが済んでしまったため、これが凄いことなのかそうでないのか今一つ判断できず、反応らしい反応もなくウーを見つめ返すことしかできなかった。
「そんなに凄かったか?」
黙る陽太に何を勘違いしたのか、照れたように頬を掻くウーの右手を見てようやく陽太が反応を示す。
「その手!?」
ウーの右手は黒い鱗にびっしりと覆われ、長く鋭い爪が伸びていた。
人間の手とは似ても似つかない巨大な爬虫類を連想させるそれに、驚き思わず後ずさる。
「かっこいいだろ」
どこが、とは流石に言わなかった。
「ウーの能力だよ」
状況を理解できていない陽太と説明する気のないウーを見かねて、マオマオが口を開く。
「陽の鬼、というより人間から転生した鬼には個々に能力があってね、ウーは四肢を他の動物のものに変えられる能力を持ってるってわけ。もちろん、私にも能力があるし、ヨータにもある」
「……俺にも? 俺の手も変えられるのか?」
「それはあくまでもウー個人の能力かな。能力は鬼それぞれだから、ヨータの能力がどんなものかは開花してみないとわからないのよ。私も能力の開花には結構時間がかかったし」
「俺は早かったぞ! 早くハンターになりたくて気合い入れたら開花したからな」
「皆が皆あんなみたいにはいかないの」
マオマオが軽く窘める。
二人の話によると、元人間の鬼は個々に能力を持って転生するらしい。
これは純粋な鬼は持っていない陰の鬼を消滅させられる唯一の方法で、能力を使って陰の鬼退治をする鬼のことをハンターと呼び、ひとつの職業として確立しているそうだ。
もちろん、先ほど実際に陰の鬼を狩ったウーとマオマオもハンターだ。
陰の鬼を野放しにしてしまうと人間の生気を無制限に吸って成長し増殖してしまうので、ハンターはとても重要な役割を担っているという。
もちろん、仕事にしているだけあって収入源もある。
ウーが見せてくれたのは、すっかり元に戻った手に握られていた角。
陰の鬼を倒すと角だけが残るらしく、これを換金して収入にしているとのことだった。
「ヨータも能力が開花すればスカウトされるぜ、きっと」
「さっきの陰の鬼は生まれたばかりでほとんど現象みたいなものだったけど、生気を吸って成長した陰の鬼は陽の鬼を襲う習性もあるから、人間の世界に来るときは気を付けるんだよ」
「……わかった」
さっきの陰の鬼を見る限り危険そうなイメージはないけれど、その道のプロが言うのだから素直に従った方がいいだろう。
――本当に俺にも能力があるのか?
全く実感がない。
鬼になった実感も乏しいのに、そこに加えて能力とは。
鬼とは本当に不思議な生き物である。
「よし、それじゃあ見回りの続きしようぜ!」
拳を振り上げたウーがずんずんと街中を進んでいく。
「ウーっていつもあんな感じなのか?」
「基本あんな感じだけど、今日は特に張り切ってるね」
ウーの変わらない勢いに戸惑いながらマオマオに問いかければ、困ったような笑顔が返ってきた。
「弟分ができて嬉しいんじゃない?」
「弟分? 俺が?」
――なんで?
そんなやりとりは一つもなかったし、そもそもそこまで仲良くなってない。
マオマオの接し方を見るにウーの方がよっぽど弟属性が強そうだが、彼の中で陽太の存在がどう処理されているのか謎である。
――まぁ、先輩は先輩か。
鬼としてはウーの方が確実に先輩なので、弟分と言われても仕方がないかもしれないなと思いなおす。
「仲良くしてくれると嬉しいな」
「ウーと? それともマオマオと?」
「私たち二人と。特にウーと仲良くしてくれたら私はとっても嬉しい」
「……わかったよ。仲良くできるかはまだわからないけど、善処はする」
「ありがとう、あの子は私にとっての正義のヒーローだから、このまま笑っていてほしいんだ」
ヒーローが笑顔にするのではなく、ヒーローを笑顔にする。
なんだか不思議な考えだなと思ったが、マオマオがあまりにも幸せそうに言うものだから、雰囲気に呑まれて何も言えなかった。
「おーい、置いてくぞー!」
「今行くから待ってて! さ、行こうかヨータ。陰の鬼狩りはこれからだよ」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
前世の忠国の騎士を探す元姫、その前にまずは今世の夫に離縁を申し出る~今世の夫がかつての忠国の騎士? そんな訳ないでしょう~
夜霞
ファンタジー
ソウェル王国の王女であるヘンリエッタは、小国であるクィルズ帝国の王子との結婚式の最中に反乱によって殺害される。
犯人は国を乗っ取ろうとした王子と王子が指揮する騎士団だった。
そんなヘンリエッタを救いに、幼い頃からヘンリエッタと国に仕えていた忠国の騎士であるグラナック卿が式場にやって来るが、グラナック卿はソウェル王国の王立騎士団の中に潜んでいた王子の騎士によって殺されてしまう。
互いに密かに愛し合っていたグラナック卿と共に死に、来世こそはグラナック卿と結ばれると決意するが、転生してエレンとなったヘンリエッタが前世の記憶を取り戻した時、既にエレンは別の騎士の妻となっていた。
エレンの夫となったのは、ヘンリエッタ殺害後に大国となったクィルズ帝国に仕える騎士のヘニングであった。
エレンは前世の無念を晴らす為に、ヘニングと離縁してグラナック卿を探そうとするが、ヘニングはそれを許してくれなかった。
「ようやく貴女を抱ける。これまでは出来なかったから――」
ヘニングとの時間を過ごす内に、次第にヘニングの姿がグラナック卿と重なってくる。
エレンはヘニングと離縁して、今世に転生したグラナック卿と再会出来るのか。そしてヘニングの正体とは――。
※エブリスタ、ベリーズカフェ、カクヨム他にも掲載しています。
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
異世界で俺はチーター
田中 歩
ファンタジー
とある高校に通う普通の高校生だが、クラスメイトからはバイトなどもせずゲームやアニメばかり見て学校以外ではあまり家から出ないため「ヒキニート」呼ばわりされている。
そんな彼が子供のころ入ったことがあるはずなのに思い出せない祖父の家の蔵に友達に話したのを機にもう一度入ってみることを決意する。
蔵に入って気がつくとそこは異世界だった?!
しかも、おじさんや爺ちゃんも異世界に行ったことがあるらしい?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、第一王子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
スウィートカース(Ⅱ):魔法少女・伊捨星歌の絶望飛翔
湯上 日澄(ゆがみ ひずみ)
ファンタジー
異世界の邪悪な存在〝星々のもの〟に憑依され、伊捨星歌は〝魔法少女〟と化した。
自分を拉致した闇の組織を脱出し、日常を取り戻そうとするホシカ。
そこに最強の追跡者〝角度の猟犬〟の死神の鎌が迫る。
絶望の向こうに一欠片の光を求めるハードボイルド・ファンタジー。
「マネしちゃダメだよ。あたしのぜんぶ、マネしちゃダメ」
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる