トロイメライ

Kuroha

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放課後

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 目が覚めると、ノートの上にはカラーペンによるアートが完成していた。寝ていたおかげで関数などというものは、まるで分からなくなっていた。ふと目をやると「二次関数」の文字が、そこにはあった。「二次」までは意識があったが、「関数」の部分は寝ていたことがよく分かる。
 そのままやはりウトウトしながら授業を受けていると、いつものように鐘は鳴った。
 荷物をまとめるなり、拓実は鼻唄を歌いながら手紙に記されていた一本松へと向かっていった。
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