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12-6 前世
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「君は自分の才能をもっと生かすべきだ」
「才能というほどのものではありませんし、以前お伝えした通り僕の目標は商人になることです。周囲がどう言おうと変わりません」
「だからこそ持って生まれたものを生かすべきなんだ。君の目標、正確には商会長であるお父上より優れた商人になることだろ?」
「ですから!そのために僕はこうして似合わない服装をしてまで、この貴族学園で学んでいるのではないですか!」
「ああ、本当に似合わないよ。今年に入ってからは特に酷い。君、自分の姿を鏡で見たことある?ってくらいの違和感が滲み出てる。無理に染めたせいで綺麗な髪まですっかり痛んで……酷い有様だ」
「仕方ないじゃないですか。赤い髪はただでさえ人目を惹きますし、何より一番分かりやすい目印ですから。なのに、いまだに噂を耳にしてわざわざ僕を見に来る生徒がいるなんて……はぁ……」
「だーかーらー!それを逆手に取るべきなんだよ!貴族なんてのは噂話が大好きなんだから!母君から受け継いだ才能と容姿を生かせば、君は間違いなく貴族を魅了できる!ほら!」
「うわっ!?いきなり紙束ブン投げないでくださいよ!ほんと何考えてるんですか!?」
僕の胸元目掛けて、突然殿下が手のひらサイズの紙束を叩きつけてきた。何十枚ものバラバラの大きさの紙がクリップでひとまとめにされている。
それは古い新聞の切り抜きだった。それも、僕の母についての記事ばかり。『演劇界を魅了する強烈な悪女』だの『帝国演劇界を激震させた悪女モノ作品の魅力』だの、頭の痛い見出しと僕とそっくりな顔の女優の絵姿があちこちに散りばめられている。
――僕の母、スカーレットはかつて舞台女優として名を馳せていた。燃えるような赤い髪と華やかながらも毒々しい美貌を持つ彼女は、悪女モノと呼ばれる作品群が流行する際に火付け役となったのだという。女優ながらも爵位を持っていたことから”悪役令嬢”という二つ名で民衆から愛されていた、らしい。
豪華絢爛な衣装を身に纏い、酷薄な笑みを浮かべる女性と紙面越しに目が合う。いかにも悪巧みをしていますという顔つきを、派手な化粧が一層際引き立てていた。
『今宵、あなたも悪役令嬢スカーレットの魅力に酔いしれること間違いなし!』なんてありきたりな煽り文句が添えられているが、当時は凄まじい人気があったと言うのだから分からないものだ。
苦々しい思いを奥歯で噛み潰しながらも僕は殿下に話を促す。
「こんな、どこの誰が書いたとも知れない大衆紙の寄せ集めを僕に見せて何がしたいんですか」
「ふふん、大衆紙を侮るなよ?エヴァレット、民意とはこういうところに表れるんだ」
「その得意げな顔、また皇帝陛下の受け売りですか?」
「いーや、これは兄上に教えていただいたんだ!」
「相変わらず兄君と仲が宜しいようで何よりです」
「まぁねー!仲が良いというより僕が一方的に懐いているって感じは拭えないけど。あぁ、でもこの前お会いした時は珍しくたくさんお話ししてくださってね?物凄く勉強になったんだよ。なかなかお会いできないのが本当に残念だけど、兄上は素晴らしいお方なんだ。もちろん一番尊敬してるのは父上だけど、誰が何と言おうと僕は父上の次に兄上を尊敬してる。はぁー、いつか君のことも兄上に紹介したいと思ってるんだけど、なかなか機会が」
しまった。殿下の妙なスイッチを押してしまった。こうなると話が長いのだ。
まぁ、でも僕としては悪役令嬢の件でこれ以上わちゃわちゃ言われるのも嫌なので、ここは大人しく相槌を打っておくことにする。大衆紙の切り抜きをサッと胸元に隠して、すぐさまにこやかな愛想笑いを浮かべた。
――だけど、結局この冬の社交界。僕は殿下の提案に乗り、悪役令嬢の息子という肩書きを武器に華々しいデビューを遂げた。
そして、目論見通り注目を逆手に取り、貴族層をグリューエル商会の顧客として取り込むことに成功する。
「ねぇ、お聞きになりました?サベリン子爵家の夜会でまた悪役令息のエヴァレットが殿下に擦り寄っていたって」
「まぁ、サベリン子爵家といえばフェイズ様の家門じゃない。どうしてあのような者が殿下のおそばに侍るのをお止めにならないのかしら」
「あら、あの方は見掛けによらず凄腕の商人だそうよ?だから、殿下もお近くに置かれているんだとか」
「それはもちろん知っていますけれども。でも、なんというかやっぱりあの姿は目に毒というか……まぁ、見目麗しいのは間違いありませんから見ている分には楽しいのですけれども」
「あんな方、帝国中を探してもいませんからねぇ。とはいえ、社交界に出入りするのだから相応の格好をすべきだと思いますわ」
「社交界を舞台の上と勘違いされているのでは?悪役令嬢の息子なのだからおとなしく役者でもしていればいいものを……あの方がいるせいで淑女たるわたくしたちが空気のような扱いをされるのが許せませんわ」
「ただでさえ派手な上に、なぜだか殿方からも人気ですからねぇ……いくら女顔とはいえ、背は高いですしそういう対象にはならないと思うのですが」
「でも、力のある殿方ほど色を好むと言いますしね。あの方、いかにも艶めかしい雰囲気を醸し出していますし」
「私、以前一度お話したことがあるのですが意外とチャーミングなお人柄で驚きましたの」
「まぁ!あの悪役令息とお話になられたのですか?どんなきっかけで?」
「あなた、はしたないわよ。でも、あのような方が社交界にいるのは由々しき問題ですからね。事情を聞かせていただきたいわ」
貴族とはいえ名ばかりの男爵位。
腕の良い商人とはいえ所詮は若造。
そもそも社交界で何かを成すつもりはなかった。
だけど僕はチャンスを得て、決断した。
決断したからには、後はひたすら泳いでいくしかない。
「失礼、突然話しかけて申し訳ありません」
ざわめきに臆することなく、僕は貴婦人たちに話しかけた。彼女たちが想像するもう一人の僕らしく、華やかで妖艶な笑みを浮かべながら。
着飾って、化粧を施して、素顔を偽って。
隠しきれない欲望と思惑が渦巻く社交界に、一目見るだけで楽しめる娯楽をひとしずく。
「今夜の皇子宮での催しはこちらであっていますでしょうか?ええ、必ず訪ねるように仰せつかっておりまして――第二皇子のラルフ・アスティリオン殿下に」
「才能というほどのものではありませんし、以前お伝えした通り僕の目標は商人になることです。周囲がどう言おうと変わりません」
「だからこそ持って生まれたものを生かすべきなんだ。君の目標、正確には商会長であるお父上より優れた商人になることだろ?」
「ですから!そのために僕はこうして似合わない服装をしてまで、この貴族学園で学んでいるのではないですか!」
「ああ、本当に似合わないよ。今年に入ってからは特に酷い。君、自分の姿を鏡で見たことある?ってくらいの違和感が滲み出てる。無理に染めたせいで綺麗な髪まですっかり痛んで……酷い有様だ」
「仕方ないじゃないですか。赤い髪はただでさえ人目を惹きますし、何より一番分かりやすい目印ですから。なのに、いまだに噂を耳にしてわざわざ僕を見に来る生徒がいるなんて……はぁ……」
「だーかーらー!それを逆手に取るべきなんだよ!貴族なんてのは噂話が大好きなんだから!母君から受け継いだ才能と容姿を生かせば、君は間違いなく貴族を魅了できる!ほら!」
「うわっ!?いきなり紙束ブン投げないでくださいよ!ほんと何考えてるんですか!?」
僕の胸元目掛けて、突然殿下が手のひらサイズの紙束を叩きつけてきた。何十枚ものバラバラの大きさの紙がクリップでひとまとめにされている。
それは古い新聞の切り抜きだった。それも、僕の母についての記事ばかり。『演劇界を魅了する強烈な悪女』だの『帝国演劇界を激震させた悪女モノ作品の魅力』だの、頭の痛い見出しと僕とそっくりな顔の女優の絵姿があちこちに散りばめられている。
――僕の母、スカーレットはかつて舞台女優として名を馳せていた。燃えるような赤い髪と華やかながらも毒々しい美貌を持つ彼女は、悪女モノと呼ばれる作品群が流行する際に火付け役となったのだという。女優ながらも爵位を持っていたことから”悪役令嬢”という二つ名で民衆から愛されていた、らしい。
豪華絢爛な衣装を身に纏い、酷薄な笑みを浮かべる女性と紙面越しに目が合う。いかにも悪巧みをしていますという顔つきを、派手な化粧が一層際引き立てていた。
『今宵、あなたも悪役令嬢スカーレットの魅力に酔いしれること間違いなし!』なんてありきたりな煽り文句が添えられているが、当時は凄まじい人気があったと言うのだから分からないものだ。
苦々しい思いを奥歯で噛み潰しながらも僕は殿下に話を促す。
「こんな、どこの誰が書いたとも知れない大衆紙の寄せ集めを僕に見せて何がしたいんですか」
「ふふん、大衆紙を侮るなよ?エヴァレット、民意とはこういうところに表れるんだ」
「その得意げな顔、また皇帝陛下の受け売りですか?」
「いーや、これは兄上に教えていただいたんだ!」
「相変わらず兄君と仲が宜しいようで何よりです」
「まぁねー!仲が良いというより僕が一方的に懐いているって感じは拭えないけど。あぁ、でもこの前お会いした時は珍しくたくさんお話ししてくださってね?物凄く勉強になったんだよ。なかなかお会いできないのが本当に残念だけど、兄上は素晴らしいお方なんだ。もちろん一番尊敬してるのは父上だけど、誰が何と言おうと僕は父上の次に兄上を尊敬してる。はぁー、いつか君のことも兄上に紹介したいと思ってるんだけど、なかなか機会が」
しまった。殿下の妙なスイッチを押してしまった。こうなると話が長いのだ。
まぁ、でも僕としては悪役令嬢の件でこれ以上わちゃわちゃ言われるのも嫌なので、ここは大人しく相槌を打っておくことにする。大衆紙の切り抜きをサッと胸元に隠して、すぐさまにこやかな愛想笑いを浮かべた。
――だけど、結局この冬の社交界。僕は殿下の提案に乗り、悪役令嬢の息子という肩書きを武器に華々しいデビューを遂げた。
そして、目論見通り注目を逆手に取り、貴族層をグリューエル商会の顧客として取り込むことに成功する。
「ねぇ、お聞きになりました?サベリン子爵家の夜会でまた悪役令息のエヴァレットが殿下に擦り寄っていたって」
「まぁ、サベリン子爵家といえばフェイズ様の家門じゃない。どうしてあのような者が殿下のおそばに侍るのをお止めにならないのかしら」
「あら、あの方は見掛けによらず凄腕の商人だそうよ?だから、殿下もお近くに置かれているんだとか」
「それはもちろん知っていますけれども。でも、なんというかやっぱりあの姿は目に毒というか……まぁ、見目麗しいのは間違いありませんから見ている分には楽しいのですけれども」
「あんな方、帝国中を探してもいませんからねぇ。とはいえ、社交界に出入りするのだから相応の格好をすべきだと思いますわ」
「社交界を舞台の上と勘違いされているのでは?悪役令嬢の息子なのだからおとなしく役者でもしていればいいものを……あの方がいるせいで淑女たるわたくしたちが空気のような扱いをされるのが許せませんわ」
「ただでさえ派手な上に、なぜだか殿方からも人気ですからねぇ……いくら女顔とはいえ、背は高いですしそういう対象にはならないと思うのですが」
「でも、力のある殿方ほど色を好むと言いますしね。あの方、いかにも艶めかしい雰囲気を醸し出していますし」
「私、以前一度お話したことがあるのですが意外とチャーミングなお人柄で驚きましたの」
「まぁ!あの悪役令息とお話になられたのですか?どんなきっかけで?」
「あなた、はしたないわよ。でも、あのような方が社交界にいるのは由々しき問題ですからね。事情を聞かせていただきたいわ」
貴族とはいえ名ばかりの男爵位。
腕の良い商人とはいえ所詮は若造。
そもそも社交界で何かを成すつもりはなかった。
だけど僕はチャンスを得て、決断した。
決断したからには、後はひたすら泳いでいくしかない。
「失礼、突然話しかけて申し訳ありません」
ざわめきに臆することなく、僕は貴婦人たちに話しかけた。彼女たちが想像するもう一人の僕らしく、華やかで妖艶な笑みを浮かべながら。
着飾って、化粧を施して、素顔を偽って。
隠しきれない欲望と思惑が渦巻く社交界に、一目見るだけで楽しめる娯楽をひとしずく。
「今夜の皇子宮での催しはこちらであっていますでしょうか?ええ、必ず訪ねるように仰せつかっておりまして――第二皇子のラルフ・アスティリオン殿下に」
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