15 / 54
15-精根尽き果てるまで頑張りましょう。
しおりを挟む
その瞳が不服だと盛大に訴えてくる。
中学のときも、大悟はときどきこんな瞳をしてみせた。身長差のせいでストレッチのパートナーを交代しろと命じられたときや、二人で居たところを俺の友達に邪魔されたときなんかが多かった。
そんな瞳を寄越したあと、大悟はたいてい無言で背を向けてしまう。そうしていつも、感情のすべてを呑み込んで自分を押し殺してしまうんだ。
いまは何が不満なんだか。やっぱり大悟が夢中で見てたのを笑ったのがマズかったか。
「大悟。ほら、ぎゅってして」
俺は苦笑いを隠して、両手を差し出し抱擁をせがんだ。
もちろん、これ以上あそこを見られないようにするためだけど、俺が大悟を抱き締めたかったのもある。一部が繋がってはいても、物理的に離れたこの位置は、正直寂しかった。
俺のおねだりに小さく溜め息をついた大悟が拗ねた瞳をそのままに、それでもそろりと身を伏せてくれた。抱えられていた腰もベッドに落ち着き、腕のなかに納まった大きな体躯を、思う存分抱き締める。
中学のあの頃も、できればこうして宥めてやりたかった。心の奥に押し込んだ小さな不満だって、大悟の貴重な感情だ。みんなに気づいてもらえない分だけ、俺が大切にしてやりたかった。
いくら幼い中学時代だとは言っても、さすがに抱き寄せたりなんて大胆な真似はできなかったけど。
そう言えば、こんな拗ねたような瞳も久しぶりだ。ていうよりも、今日はとくに、大悟の感情表現が豊かなのか? 高校の頃は、こんなにも素直な感情を瞳に映すことはなかったように思う。
ただ単に、こうして近くに肌と肌とで接しているからわかりやすいんだろうか? それとも、高校の頃は、俺にも感情を見せられない状況にあった?
もしそうなら、今日に限って自分を見せるようになったのはなんでだろう? さっき見せた苦しそうな表情とも関係するんだろうか……。
大悟を抱き締めながら、大悟のことばかり考える。確かに腕のなかにいるのに、今日の大悟はどうにも捉えどころがない。親友として大悟をわかってるつもりだったけど、まだまだだったと思い知った。
大悟のこと、もっとちゃんと知りたいな。
そんなことを考えていたら、先ほども感じた焦燥感がふたたび胸に迫ってきた。
この気持ちはなんだろう。胸がその焦燥感でいっぱいになると、息が詰まって、何かに急かされるようで、いてもたってもいられなくなる。
抱き締めるだけじゃ物足りなくて、大悟の腰に脚を絡め引き寄せた。腰が深く繋ぎ直され、大悟のペニスがアナルの奥深くへ納まる感覚に、ほうっと熱い溜め息がこぼれる。
それでも熱く込みあげてくる焦燥は治まらず、顔のすぐ横にあった大悟の耳に齧りついた。耳殻を歯で挟みながら、こりこりとした軟骨をそっとこそぎ、そのまま耳朶まで辿っていく。
耳朶の先にちゅくりと音を立てながら吸いつくと、大悟のペニスがアナルの奥でぶるりと震えた。その刺激に、大悟の耳朶を含んだまま「んんっ」と小さく唸ったら、すぐさま激しい抽挿が始まった。
「あああッ」
アナルのすべてを、大悟のペニスに支配される。思いもよらないタイミングで、思いもよらない箇所を立て続けに擦られた。熱く熟れた内壁を容赦なく擦り立てるその動きは、どこをどうされても気持ちよくて堪らない。
「んあっ、ぅ、は、ああっ」
知らずアナルの内壁がやわやわとうねり、硬いペニスに纏わりついた。自ら摩擦を高めたその体感に、もう何かに構っている余裕もない。
耳のすぐ横の荒い息遣いに頬を寄せたら、頬に、おでこに、口づけを落とされた。顎をあげてキスをねだるのに、顎先を齧られ、喉元を舐められ、大悟の唇が離れていく。
大悟の唇を追いかけたかったけど、容赦なく揺さぶってくる逞しい腰がそれを許さない。激しい抽挿の余波を受け、シーツの上をずりあがる。うなじの下をくぐって回された長い腕に肩を固定され、もう逃げる余白もなくなった。
息があがり、汗が噴き出て、どんどん苦しくなっていく。それでも、やめてほしいとは思わない。大悟と深く繋がれるなら、もっと苦しくたって構わなかった。
ふいに、抱き留められてる腕とは違うほうの大悟の手が、シャツが捲れたままの俺の鳩尾をぬるりと撫でた。さっき散らした俺の先走りを塗り広げながら、シャツの下を潜って進む。
あ、うそ。また?
思った通りに辿り着かれて、今度は濡れた指先で乳首をぬるぬると撫でられた。
「ああっだめっ、それだめぇっ!」
しばらく放置されていた敏感な尖りから、快感が次々と湧きだしては腰へ向かってじんじんと広がっていく。広がった先では、あっちでもこっちでも、トロリと何かが蕩けだし、ふわっと力が抜けていった。
「ああッ!」
今度は、ピンポイントで前立腺を擦りあげられた。たちまち襲った射精感に身体が硬直したがるのに、乳首を撫でられるたびに力が抜けて混乱する。
「は、あっ、あぁ、も、」
続けざまに前立腺を狙われる。蕩けた身体を射精感が駆け抜けて、もう堪える術もなかった。すでに漏れてるような感覚さえある。
「あっ、だいごっ、も、もうっ」
イキたい。イク。イッちゃう。大悟っ!
息を吸い込み、顎をあげる。
肩を抱く腕にギュッと抱き寄せられ、くくんっと背中が浮きあがる。
肩口に埋められた大悟の髪に頬を寄せ、好きな香りを胸いっぱいに吸い込む。
呼気を忘れた喉の隙間から、苦し紛れに男の名を呼んだ。
「だい、ごっ」
そのとき……俺が望んでいたものを、寸分違わず大悟がくれた。
硬いペニスで前立腺を突きながら、それを奥までみしりと押し込まれる。絶頂の予感に硬直を強いられた身体を、大悟の重い腰に縫い留められる。
息を吸い込みすぎてキツくなったシャツの下では、俺の先走りに濡れた乳首を、大悟の指先がいまだとばかりにキツくやさしく引っ掻いた。
「ああッ、あああっ」
指の先から、足の爪先から、すっかり消えたと思っていたドライ寸前の快感の残滓が、腰の奥へと向かって流れ集まる。それらが下腹で膨れあがり、渦を巻いて、熱い熱い奔流となった。
差し迫るその激流から逃れようと、汗で滑る広い背中に必死で縋ったけど、あえなく溺れて押し流された。その奔流が、唸るような震えを見せながら、俺のペニスの根元から先端へと向かって勢いよく。
「ああああっ!」
二回目だというのに、いつになく長い吐精だった。
全身を硬直させながら粘った液体を吐き出すたびに、キツく絞ったアナルを太くて硬い存在に割り開かれる。そのまま敏感な内側を擦り立てられては、また腰が震えて、身を凝らせながら残りを吐き出した。
長引く射精を体験しているのは大悟も同じらしい。身の内に何度も重たい迸りを受けた。その刺激がまたさらに俺の吐精を長引かせて……。
全部、吐きだしきったはずだった。空っぽで、もう何も出ないと思うのに、腰の震えは一向にとまらず、まだ出ているような錯覚まである。
もしかして、精液と一緒に別の何かが出ちゃってるんじゃないだろうか。魂とか、精力とか、精気的な何かが。
大悟が心配そうに俺の顔を覗き込んできたけど、悪い、もう指の一本も動かせない。
そう言えば、ここのところ疼く身体に悩まされて、ひどい睡眠不足だった。
快感で飽和した重たい身体を大悟の重みで心地よく潰されて、これでやっと眠れるんだと思ったときにはもう視界は暗くなっていた。
俺はそのままいろんなものを手離して、ふわふわとやわらかいもので満たされた世界へと深く深く沈んでいった。
中学のときも、大悟はときどきこんな瞳をしてみせた。身長差のせいでストレッチのパートナーを交代しろと命じられたときや、二人で居たところを俺の友達に邪魔されたときなんかが多かった。
そんな瞳を寄越したあと、大悟はたいてい無言で背を向けてしまう。そうしていつも、感情のすべてを呑み込んで自分を押し殺してしまうんだ。
いまは何が不満なんだか。やっぱり大悟が夢中で見てたのを笑ったのがマズかったか。
「大悟。ほら、ぎゅってして」
俺は苦笑いを隠して、両手を差し出し抱擁をせがんだ。
もちろん、これ以上あそこを見られないようにするためだけど、俺が大悟を抱き締めたかったのもある。一部が繋がってはいても、物理的に離れたこの位置は、正直寂しかった。
俺のおねだりに小さく溜め息をついた大悟が拗ねた瞳をそのままに、それでもそろりと身を伏せてくれた。抱えられていた腰もベッドに落ち着き、腕のなかに納まった大きな体躯を、思う存分抱き締める。
中学のあの頃も、できればこうして宥めてやりたかった。心の奥に押し込んだ小さな不満だって、大悟の貴重な感情だ。みんなに気づいてもらえない分だけ、俺が大切にしてやりたかった。
いくら幼い中学時代だとは言っても、さすがに抱き寄せたりなんて大胆な真似はできなかったけど。
そう言えば、こんな拗ねたような瞳も久しぶりだ。ていうよりも、今日はとくに、大悟の感情表現が豊かなのか? 高校の頃は、こんなにも素直な感情を瞳に映すことはなかったように思う。
ただ単に、こうして近くに肌と肌とで接しているからわかりやすいんだろうか? それとも、高校の頃は、俺にも感情を見せられない状況にあった?
もしそうなら、今日に限って自分を見せるようになったのはなんでだろう? さっき見せた苦しそうな表情とも関係するんだろうか……。
大悟を抱き締めながら、大悟のことばかり考える。確かに腕のなかにいるのに、今日の大悟はどうにも捉えどころがない。親友として大悟をわかってるつもりだったけど、まだまだだったと思い知った。
大悟のこと、もっとちゃんと知りたいな。
そんなことを考えていたら、先ほども感じた焦燥感がふたたび胸に迫ってきた。
この気持ちはなんだろう。胸がその焦燥感でいっぱいになると、息が詰まって、何かに急かされるようで、いてもたってもいられなくなる。
抱き締めるだけじゃ物足りなくて、大悟の腰に脚を絡め引き寄せた。腰が深く繋ぎ直され、大悟のペニスがアナルの奥深くへ納まる感覚に、ほうっと熱い溜め息がこぼれる。
それでも熱く込みあげてくる焦燥は治まらず、顔のすぐ横にあった大悟の耳に齧りついた。耳殻を歯で挟みながら、こりこりとした軟骨をそっとこそぎ、そのまま耳朶まで辿っていく。
耳朶の先にちゅくりと音を立てながら吸いつくと、大悟のペニスがアナルの奥でぶるりと震えた。その刺激に、大悟の耳朶を含んだまま「んんっ」と小さく唸ったら、すぐさま激しい抽挿が始まった。
「あああッ」
アナルのすべてを、大悟のペニスに支配される。思いもよらないタイミングで、思いもよらない箇所を立て続けに擦られた。熱く熟れた内壁を容赦なく擦り立てるその動きは、どこをどうされても気持ちよくて堪らない。
「んあっ、ぅ、は、ああっ」
知らずアナルの内壁がやわやわとうねり、硬いペニスに纏わりついた。自ら摩擦を高めたその体感に、もう何かに構っている余裕もない。
耳のすぐ横の荒い息遣いに頬を寄せたら、頬に、おでこに、口づけを落とされた。顎をあげてキスをねだるのに、顎先を齧られ、喉元を舐められ、大悟の唇が離れていく。
大悟の唇を追いかけたかったけど、容赦なく揺さぶってくる逞しい腰がそれを許さない。激しい抽挿の余波を受け、シーツの上をずりあがる。うなじの下をくぐって回された長い腕に肩を固定され、もう逃げる余白もなくなった。
息があがり、汗が噴き出て、どんどん苦しくなっていく。それでも、やめてほしいとは思わない。大悟と深く繋がれるなら、もっと苦しくたって構わなかった。
ふいに、抱き留められてる腕とは違うほうの大悟の手が、シャツが捲れたままの俺の鳩尾をぬるりと撫でた。さっき散らした俺の先走りを塗り広げながら、シャツの下を潜って進む。
あ、うそ。また?
思った通りに辿り着かれて、今度は濡れた指先で乳首をぬるぬると撫でられた。
「ああっだめっ、それだめぇっ!」
しばらく放置されていた敏感な尖りから、快感が次々と湧きだしては腰へ向かってじんじんと広がっていく。広がった先では、あっちでもこっちでも、トロリと何かが蕩けだし、ふわっと力が抜けていった。
「ああッ!」
今度は、ピンポイントで前立腺を擦りあげられた。たちまち襲った射精感に身体が硬直したがるのに、乳首を撫でられるたびに力が抜けて混乱する。
「は、あっ、あぁ、も、」
続けざまに前立腺を狙われる。蕩けた身体を射精感が駆け抜けて、もう堪える術もなかった。すでに漏れてるような感覚さえある。
「あっ、だいごっ、も、もうっ」
イキたい。イク。イッちゃう。大悟っ!
息を吸い込み、顎をあげる。
肩を抱く腕にギュッと抱き寄せられ、くくんっと背中が浮きあがる。
肩口に埋められた大悟の髪に頬を寄せ、好きな香りを胸いっぱいに吸い込む。
呼気を忘れた喉の隙間から、苦し紛れに男の名を呼んだ。
「だい、ごっ」
そのとき……俺が望んでいたものを、寸分違わず大悟がくれた。
硬いペニスで前立腺を突きながら、それを奥までみしりと押し込まれる。絶頂の予感に硬直を強いられた身体を、大悟の重い腰に縫い留められる。
息を吸い込みすぎてキツくなったシャツの下では、俺の先走りに濡れた乳首を、大悟の指先がいまだとばかりにキツくやさしく引っ掻いた。
「ああッ、あああっ」
指の先から、足の爪先から、すっかり消えたと思っていたドライ寸前の快感の残滓が、腰の奥へと向かって流れ集まる。それらが下腹で膨れあがり、渦を巻いて、熱い熱い奔流となった。
差し迫るその激流から逃れようと、汗で滑る広い背中に必死で縋ったけど、あえなく溺れて押し流された。その奔流が、唸るような震えを見せながら、俺のペニスの根元から先端へと向かって勢いよく。
「ああああっ!」
二回目だというのに、いつになく長い吐精だった。
全身を硬直させながら粘った液体を吐き出すたびに、キツく絞ったアナルを太くて硬い存在に割り開かれる。そのまま敏感な内側を擦り立てられては、また腰が震えて、身を凝らせながら残りを吐き出した。
長引く射精を体験しているのは大悟も同じらしい。身の内に何度も重たい迸りを受けた。その刺激がまたさらに俺の吐精を長引かせて……。
全部、吐きだしきったはずだった。空っぽで、もう何も出ないと思うのに、腰の震えは一向にとまらず、まだ出ているような錯覚まである。
もしかして、精液と一緒に別の何かが出ちゃってるんじゃないだろうか。魂とか、精力とか、精気的な何かが。
大悟が心配そうに俺の顔を覗き込んできたけど、悪い、もう指の一本も動かせない。
そう言えば、ここのところ疼く身体に悩まされて、ひどい睡眠不足だった。
快感で飽和した重たい身体を大悟の重みで心地よく潰されて、これでやっと眠れるんだと思ったときにはもう視界は暗くなっていた。
俺はそのままいろんなものを手離して、ふわふわとやわらかいもので満たされた世界へと深く深く沈んでいった。
4
お気に入りに追加
2,527
あなたにおすすめの小説
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
もう人気者とは付き合っていられません
花果唯
BL
僕の恋人は頭も良くて、顔も良くておまけに優しい。
モテるのは当然だ。でも――。
『たまには二人だけで過ごしたい』
そう願うのは、贅沢なのだろうか。
いや、そんな人を好きになった僕の方が間違っていたのだ。
「好きなのは君だ」なんて言葉に縋って耐えてきたけど、それが間違いだったってことに、ようやく気がついた。さようなら。
ちょうど生徒会の補佐をしないかと誘われたし、そっちの方に専念します。
生徒会長が格好いいから見ていて癒やされるし、一石二鳥です。
※ライトBL学園モノ ※2024再公開・改稿中
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる