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番外編4 至上の幸せ――多感な莉子SIDE
#EX04-34.新・生活☆
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駅が同じというだけでマンションが違う。引っ越したばかりの頃は、間違えて課長宅に帰りそうになり、そんな自分に苦笑いをする。
行くスーパーは変わらず。新鮮な野菜が売っており、手に取るだけでこころが弾む。うーん今日はなににしよう。秋も深まってきたことだからそうだ……炊き込みご飯にしよう!
早速携帯でレシピを検索。……おお。結構簡単に出来るのね。具材切って炊飯器に入れるだけ。なお、炊飯器も新しいのにした。
課長の今日の帰宅は遅めのはずなので、帰ってからじっくり作っても間に合う……。ほうれん草のおひたしに、あとはなににしようかなあ……焼き魚もいいけど、白いご飯のほうが合うよね。うん。我慢我慢。
美味しそうなシュウマイが売っていたのでうん、それにしよう。
さぁて。帰宅すると幸せな時間の――始まりだ。
マンションはオートロックで鍵をかざすだけ。便利な仕様だ。それから、通路を進み、エレベーターに乗り、五階へと。
鍵を開き、部屋に入ると、いつもわたしは言う。「ただいまー」と。
誰もいない空間。でも――寂しくなんかない。ここにいないあなたという存在が、この部屋をあたためてくれているから。
手を洗い、スーパーで買った具材を次々取り出し、エプロンをつけると、先ずは、炊き込みご飯の調理から取り掛かる。ご飯は朝からお水につけておいてあるので、水量を調節し、具材を切り、醤油などを入れてすぐ終わり。
さぁて。
続いて、鍋二つに湯を沸かす。コンロが贅沢にも三つもあるのでフル活用させていただく。ひとつがお味噌汁用で、もうひとつがほうれん草を茹でる用。青菜は電子レンジ調理も出来るとは聞くが、わたし的にはブロッコリー以外はすべて茹でたほうが美味しいという認識だ。
スリッキーでゴマをすり、茹でたてのほうれん草をボウルにあけて、水につけ、絞る。「あち」まだすこし熱いので声が出る。慣れない証拠だ。新米主婦には、すべてを完璧にこなすにはなかなかハードルが高い。家事もなにもかもが。
でもわたしは……ひとりではない。支えてくれるひとがいるから。
シュウマイは、あなたが帰ってからあたためよう。せっかくだからちゃんと蒸したのを食べて貰いたい。だから、駅に着いたらメールしてね、とメールを送る。新妻らしくハートマークをつけることも忘れずに。
「――あれ。はや……」
あなたからのメールに気づいたのは、ちょうどお風呂を沸かした頃だった。うんでもちょうどいい。あとは台所に行って湯を沸かせば……。
「ただいまー」
「おかえりなさい」たたた、とわたしは玄関へと足を走らせる。「お風呂湧いてるよー。ご飯にする? それとも、わ、た、し?」
くすくすと笑う課長は、
「――莉子がいい」
「あ……んん。ちょっとぉ……」いやらしくまさぐる手の強さを感じながらわたしは、「せっかくいまお湯を沸かしてるのに……。ね。ちょっと火を止めてから……」
「止めたら――好き放題やるよ。いいね?」
疑問形だけれどそれは断言だった。
* * *
「ああ……うんめえなー。美味え!」
そうやって美味しそうにご飯を食べるあなたを見ると幸せな気持ちになれる。喜んでくれるから――頑張っちゃう。
「莉子のご飯は最高だなー。もー、たまんねえー!」
「お代わりあるわよ。食べる?」
「うん食べるー」
子どもみたいなあなたを見てわたしは笑った。「はいはい。ちょっと待っててね」
帰宅するとご飯そっちのけで愛し合い、お風呂にも入り、それから落ち着いてきてからご飯を食べるのがあなたとの日常。
わたしからご飯茶碗を受け取ると、あなたは、顔をほころばせる。「ありがとう。すっごく美味しい……!」
あなたの笑顔だけで勇気と力が湧いてくる。知らなかった。結婚って……愛、なんだね。
* * *
本当はご飯が終わったらもうすこしまったりとかいちゃいちゃとか……したいところだけれど、結婚式がいよいよ来月に迫る。ボディメンテ……備品の管理……など、やることが盛りだくさんである。
今夜は、結婚式用にあるアイテムを発注したので、その確認である。アイデアを話したところ、「うんいいね」と課長は笑った。面白いことや楽しいことに対して、フットワークの軽いひとである。
「うーんこれは……楽しみだなあ」背後からマウスを握るわたしの手に自分の手を重ねる課長。「こんなの誰も見たことがないだろうからなあ。うぅーん……楽しみ……」
「だねえ」
背後から抱きつくあなたのぬくもりを感じながら、わたしは最終チェックに取り掛かる。来月の今頃にはもう……結婚式か。不思議な気分だ。いままでいろんなことを準備してきて……いろんなひとの力を借りて。無事に、高嶺たちにビデオ撮影もお願いして。
真新しい空間にすぐ馴染めるのかな? とは思ったけれど、全然居心地がよくて。たまらない最高の気持ちを毎日味わっている。
家事は帰りの早いわたしが担当することも多いけれど、休日なんかは一緒に買い物に行ったり。料理もしたりなんかして。誰かといられることでこんなにも幸せになれるだなと。課長宅にいるときとはまた違った新たな気持ちで課長に向き合えている気がする。
幸せなぬくもりに包まれながらあと何日……何日残されているのかをカウントダウンする。リビングには日めくりカレンダーなんかも用意して。……そう。念願のお姫様になれる日まで間もなくと迫っていた。
*
行くスーパーは変わらず。新鮮な野菜が売っており、手に取るだけでこころが弾む。うーん今日はなににしよう。秋も深まってきたことだからそうだ……炊き込みご飯にしよう!
早速携帯でレシピを検索。……おお。結構簡単に出来るのね。具材切って炊飯器に入れるだけ。なお、炊飯器も新しいのにした。
課長の今日の帰宅は遅めのはずなので、帰ってからじっくり作っても間に合う……。ほうれん草のおひたしに、あとはなににしようかなあ……焼き魚もいいけど、白いご飯のほうが合うよね。うん。我慢我慢。
美味しそうなシュウマイが売っていたのでうん、それにしよう。
さぁて。帰宅すると幸せな時間の――始まりだ。
マンションはオートロックで鍵をかざすだけ。便利な仕様だ。それから、通路を進み、エレベーターに乗り、五階へと。
鍵を開き、部屋に入ると、いつもわたしは言う。「ただいまー」と。
誰もいない空間。でも――寂しくなんかない。ここにいないあなたという存在が、この部屋をあたためてくれているから。
手を洗い、スーパーで買った具材を次々取り出し、エプロンをつけると、先ずは、炊き込みご飯の調理から取り掛かる。ご飯は朝からお水につけておいてあるので、水量を調節し、具材を切り、醤油などを入れてすぐ終わり。
さぁて。
続いて、鍋二つに湯を沸かす。コンロが贅沢にも三つもあるのでフル活用させていただく。ひとつがお味噌汁用で、もうひとつがほうれん草を茹でる用。青菜は電子レンジ調理も出来るとは聞くが、わたし的にはブロッコリー以外はすべて茹でたほうが美味しいという認識だ。
スリッキーでゴマをすり、茹でたてのほうれん草をボウルにあけて、水につけ、絞る。「あち」まだすこし熱いので声が出る。慣れない証拠だ。新米主婦には、すべてを完璧にこなすにはなかなかハードルが高い。家事もなにもかもが。
でもわたしは……ひとりではない。支えてくれるひとがいるから。
シュウマイは、あなたが帰ってからあたためよう。せっかくだからちゃんと蒸したのを食べて貰いたい。だから、駅に着いたらメールしてね、とメールを送る。新妻らしくハートマークをつけることも忘れずに。
「――あれ。はや……」
あなたからのメールに気づいたのは、ちょうどお風呂を沸かした頃だった。うんでもちょうどいい。あとは台所に行って湯を沸かせば……。
「ただいまー」
「おかえりなさい」たたた、とわたしは玄関へと足を走らせる。「お風呂湧いてるよー。ご飯にする? それとも、わ、た、し?」
くすくすと笑う課長は、
「――莉子がいい」
「あ……んん。ちょっとぉ……」いやらしくまさぐる手の強さを感じながらわたしは、「せっかくいまお湯を沸かしてるのに……。ね。ちょっと火を止めてから……」
「止めたら――好き放題やるよ。いいね?」
疑問形だけれどそれは断言だった。
* * *
「ああ……うんめえなー。美味え!」
そうやって美味しそうにご飯を食べるあなたを見ると幸せな気持ちになれる。喜んでくれるから――頑張っちゃう。
「莉子のご飯は最高だなー。もー、たまんねえー!」
「お代わりあるわよ。食べる?」
「うん食べるー」
子どもみたいなあなたを見てわたしは笑った。「はいはい。ちょっと待っててね」
帰宅するとご飯そっちのけで愛し合い、お風呂にも入り、それから落ち着いてきてからご飯を食べるのがあなたとの日常。
わたしからご飯茶碗を受け取ると、あなたは、顔をほころばせる。「ありがとう。すっごく美味しい……!」
あなたの笑顔だけで勇気と力が湧いてくる。知らなかった。結婚って……愛、なんだね。
* * *
本当はご飯が終わったらもうすこしまったりとかいちゃいちゃとか……したいところだけれど、結婚式がいよいよ来月に迫る。ボディメンテ……備品の管理……など、やることが盛りだくさんである。
今夜は、結婚式用にあるアイテムを発注したので、その確認である。アイデアを話したところ、「うんいいね」と課長は笑った。面白いことや楽しいことに対して、フットワークの軽いひとである。
「うーんこれは……楽しみだなあ」背後からマウスを握るわたしの手に自分の手を重ねる課長。「こんなの誰も見たことがないだろうからなあ。うぅーん……楽しみ……」
「だねえ」
背後から抱きつくあなたのぬくもりを感じながら、わたしは最終チェックに取り掛かる。来月の今頃にはもう……結婚式か。不思議な気分だ。いままでいろんなことを準備してきて……いろんなひとの力を借りて。無事に、高嶺たちにビデオ撮影もお願いして。
真新しい空間にすぐ馴染めるのかな? とは思ったけれど、全然居心地がよくて。たまらない最高の気持ちを毎日味わっている。
家事は帰りの早いわたしが担当することも多いけれど、休日なんかは一緒に買い物に行ったり。料理もしたりなんかして。誰かといられることでこんなにも幸せになれるだなと。課長宅にいるときとはまた違った新たな気持ちで課長に向き合えている気がする。
幸せなぬくもりに包まれながらあと何日……何日残されているのかをカウントダウンする。リビングには日めくりカレンダーなんかも用意して。……そう。念願のお姫様になれる日まで間もなくと迫っていた。
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