上 下
36 / 103
番外編3 「直後」のふたり――敏感な莉子SIDE

#EX03-16.トラウマ克服と初めての *

しおりを挟む
 もっちりとしたナンに、スパイシーなインドカレーの風味が合わさってううん――たまらない!
 お口のなかにナンのあまみと、インドカレーの辛みが広がってあああ、最高……!

 美容室でカットとパーマを済ませたあと、銀座駅に行く途中で電車を降り、インドカレーの店に来ている。今日は夜もお外で食べるから、控えめに。そこまでボリュームのないものがいいね、と話し合って調べたらこちらの店がヒットした。課長も美味しいと言いながら食べている。

 ラッシーでお口に残る辛みを癒していると、課長が、

「……聞いてもいい?」

「はい」

「ずっと気になっていたんだけど、洋服。普段から、白のワイシャツと黒のタイトスカート着るのってなにか……理由がある? あ、辛い理由だったらごめんね。もしかしたらそうかもしれないとは思うけれど、ただ、話してみて楽になることってあると思うから……新しく洋服買う前にそこクリアにしておきたくてね」

 相変わらずの課長の洞察力には驚かされる。――確かに。わたしは普段から、白のワイシャツと黒のタイトスカートばかり着ている。まるで、男のひとがスーツを着るかのように。それ以外の手持ちの服は、クラシカルな紺のワンピース。課長と結ばれた日に着ていたもの、……それから課長と結ばれた翌日に着ていた、レモンイエローのニットと淡いグレーのプリーツスカート。結婚式みたいだった飲み会で着たシャツワンピ以外だと上下二着、シャツとパンツがある程度だ。……課長と会うときはスカートを履くのが鉄則。股のあいだに滑り込む彼の手が愛おしいから……。

 わたしは課長の目を見て答える。

「大学時代はもうちょっと露出の多い格好していたんですけど。……電車で何度か痴漢に遭いまして」

 ああ、と課長の顔が歪む。「ごめん。そうか。……辛いこと思い出させちゃってごめんね」

「それで、……地味目な格好とか、あるときはダサダサな格好すれば遭わないこともあって。……社会人になってからも遭ったことはあるんですけど。だから女性専用車両選んだりして。パンツ履いてれば平気かなって思ってたら、お尻撫でられることもあって……いやで。いやでたまらなくて。

 なにも出来なかったんですよね。悔しいですけど。こっちは急いでるし。仕事もあるし期限もあるし……なんとなくですけど、同じスタイルで武装すれば、いろんなパターン試してがっかりすることもなく、守られる感じがしたんですよね。会社に着いても弱い自分が消えて、強い自分が現れる気がするんです。わたし、……会社でも男の人は怖かったですし。相手を人間ではない、機械だと思って接することもありました。

 ……あ、最近は全然です。若い男性には近寄らないようにしていますし、それにいまは、課長がいますから……」

「気づいてやれなくてごめん」課長はわたしの手に自分のそれを重ね、「これからは、おれが守るから。月曜日も一緒の電車に乗ろう。たぶん同じ電車乗ってると思うから……早めに出社するときはごめんね?」

「分かりました。……あの、でも、課長が背負うことじゃないですよ? 悪いのは、若い女性狙って痴漢する野郎ですし」

「でも、その話聞いたからにはひとりにはしておけないな。帰りはおれのほうが帰宅は遅いけれど、……うん。出来るなら帰りも一緒に帰りたいが――」

「大丈夫ですわたし」とわたしは力強く答える。「帰りなら、基本定時帰りですし、急いでませんから。仮に痴漢に遭っても、そいつの首根っこ引っ掴んで、駅員さんに突き出してやります。

 ……わたし、思ったんです。

 わたしのからだって、わたしひとりのものじゃないんだなって。

 課長にあんなに愛されると、すごく……自分のからだって大切なんだなって気づいて。いまは、指一本、他のどの異性にも、触られたくないです。

 それに、わたしは経験してませんですけど、……妊娠や出産って、大変だと聞きます。生まれてくるだけで奇跡なんですよね。それを思うとなおのこと、親から貰った――ご先祖様が繋いできた命を大切にしたいなって、そう思うんです……」

「莉子。きみは、変わったね……」目を潤ませる課長はエモーショナルに、「すごく……強くなった。おれは嬉しい。人前でも自分の強い意志を、しっかりと表明出来る女の子になった。おれは、嬉しい」

「課長がわたしを強くしたんです。課長に守られているから――課長に愛されているから、強くなれる」

「飲み終わったら銀座向かおうと思ったんだけど……ごめんね莉子。不謹慎で。その……おれ……」

 何故か顔を赤くする課長に、「なんですか」

「店を出たら立ち寄りたいところがあるんだ。……つき合ってくれる?」

 深く考えずわたしは答えた。「ええ。課長とならどこにだって行きます」

 * * *

『そういう建物』は、どこにでもあるのか――と、わたしは感心してしまう。

 入り口で明るいパネルがあるので、いろんなパターンのなかから部屋を選ぶ。「ここでいい?」

 よく分からないけれど、わたしは「はい」と答えた。

 続いて、鍵を取り出す。受付が顔が見えない仕様なのはなるほどな、とは思った。確かに、いらっしゃいませーと、ホテルマンなんかに出迎えられたら、不可思議な気分になってしまうかもしれない。誰にも見られてはならない、いけないことをしていることへの背徳感。この背徳感こそが部屋に辿り着くまでの恋人同士を燃え上がらせるのだ。

 課長の足取りは速かった。ずんずん前を進み、エレベーターに乗るとボタンを押し、降りると――廊下を進み、部屋へと直行する。

 部屋に入り、ドアに鍵をかけるなり、課長がわたしの唇を激しく貪った。唇を離すと、「莉子……ああ、ごめん。おれ、実は……きみの新しい髪型を見た瞬間欲情していた。電車のなかでも辛くって、いつ……気づかれやしまいかと。気が気じゃなかったんだ……」

 課長はわたしの突き出たバストを手で包み、息を荒くすると、

「挿れたい……」とかちゃかちゃとベルトに手をかけ、「きみのなかに入りたい……もう、我慢出来ない」

「いいですよ」とわたし。くるりと背を向け、「わたし、バックが好きなので。挿れていいです。激しくしちゃって平気です」

 実を言うと課長のキスだけですっかり濡れている。むしろわたしのほうが我慢出来ない。おそらく課長は――わたしの背後で装着すると、

「ポケットに常備しているおれを軽蔑しないでくれよ……莉子」余裕がないらしい。ストッキングごとわたしのパンティを引き下げると、課長は、「おれは、きみと一緒にいるとき、正直ね……いつも、莉子のなかに入りたいなって考えている。おれを気持ちよくさせる莉子とひとつになって、きみの――淫らな声を聞きたい。感じやすいその肉体を味わい尽くしたいと――そう考えている」

 スカートがまくりあげられる。冷えた空気に出迎えられた直後、課長がまっすぐ――入り込んできた。

「いや、や……」勿論いやという意味ではない。狭い道を突き進む課長の熱い、太い肉塊がわたしを刺激する。どうしよう、すごく感じる……!

「――や、あ、ああ……っ!」

 壁に手をつき、あまりの快楽に耐えた。崩れそうなからだは、課長がしっかりと、わたしのバストを包むことで支えてくれている。――挿入されただけで即イキ。わたしのからだって、どうなっているのだろう……。

「ふふ……びくびく言ってる莉子」髪を流し、うなじをきつく吸い上げる課長は、「おれの証を莉子のからだにいっぱい残してあげる。感じてる? 感じやすい莉子のことがおれは――大好きだよ」

 その言葉を皮切りに、課長は激しいセックスを開始した。

 * * *

「ひっ……あっ……あっ……あっ……」

 ばちばちと課長の肉欲をぶつけられ、応える自分の精神及び肉体。四つん這いで――すっぱだかで、性に取りつかれた獣となって、課長のありあまる愛を受け止めている。

「莉子……はっ……莉子……莉子ぉっ……!」

 どうしてこういうときに、相手の名前を呼びたくなるのだろう。人間ならではの特性か。動物なら呼ばないだろうに。

 場所が場所なだけに、淫らな気持ちを駆り立てる。丸いベッド。鏡張りの天井。淫靡な雰囲気――どれもが、恋人たちを追い込む要素と化す。そのためにこの場所は用意されている。

 ある段階に至るととうとう、わたしは崩れた。上体を――いつもとは違う、課長の匂いのしないベッドに預ける。それでも課長はわたしを追いかけてくる。

「課長……ああ、課長……大好き……」

 涙ながらにわたしは叫ぶ。「――遼一さん!」

 その瞬間、熱い課長の精がわたしのなかで広がった。完璧なタイミング。課長は――からだを崩し、しっかりと体重を預けてくる。背中で味わう限り、課長の鼓動は速く――息も荒い。課長が感じていることが――気持ちよくなってくれていることが、わたしには嬉しかった。

 * * *

 こういうところに来るのは初めてだけれど、……わーお。バスタブに湯が張られていて虹色に光って綺麗。しかも、壁がガラス。スケッスケ。風呂に入る彼女を男が見て欲情するという構図か。なるほど。

 わたしがシャワーを浴びていると課長が入ってきた。いくら見られ慣れているとはいえ、恥ずかしい。「課長……あまり見ないで」

 見れば、課長のペニスは立ち上がっている。ずんずんわたしの前に進むと課長は、

「莉子……とってもきれいだ」頬を撫でるとキスをくれ、「おれね。莉子を見るたびに恋をしている。毎日ね。どんどん美しくなっていくきみから目が……離せない。おいで。莉子……」

 課長は湯に足を入れると、

「いちゃいちゃしよう」

 * * *

 電車に乗るわたしの胸のうちには、言いようのない感情が広がっていた。ラブホテル。背徳的な場所だ。外ではよそゆきの顔をしているのに、あの秘密の建物のなかでわたしたちはあんなにも愛し合っていた。何度も、何度も……。ひょっとしたら、通りすがるひとが、それを見抜いて、「あ、あのふたりヤりまくってきたやつらだ!」……なんて指をさされはしまいかとつい――心配してしまう。

 隣に立つ課長を盗み見た。課長は、いつもの顔に戻っていた。そう、通勤電車に乗るときの顔つきと変わらない。見事に切り替えて……なのに、わたしといったら。あれだけ愛しこまれたのに、まだ……。しようとすればセックス出来る自分を、持て余している。ああ、ここが電車じゃなかったらな……。

 と思ったときに、わたしは痴漢行為をする人間のからくりに気づいた。彼らもまた、欲望を持て余しているのだ。無論、求めてもいない――愛してもいない、見知らぬ女性の尊厳を冒涜することなど絶対にあってはならないが。ただ――相手も欲望を持て余す同じ人間なのだと知ると、腑に落ちた。聡い課長のことだから、そこまで計算してのことかもしれない。わたしは、わたしと繋がないほうの手で吊革に捕まる課長を見上げた。

「ん。どうした」

「いえ。課長ってすごいなって……改めて思い知らされました」

「なんだそれ」目尻に皺を溜めて課長が笑った。「莉子って時々面白いこと言うよなあ? まあ、おれは……」

 言って課長は身を屈めると、

「莉子のそういうところも大好きなんだけどなあ」

 ――あのときだけに聞かせる声の響きに、たまらず子宮が疼いた。正直……いますぐに挿入して欲しい。

 わたしの胸中見抜いてか、ぽんぽん、と課長はわたしの頭を撫でて、

「続きは帰ってからな」と微笑んだ。……ひどいひと。わたしをこんな淫らなケダモノに作り替えて……あなたの目を見るだけで胸の奥がきゅっと締まる。キスだけで絶頂。挿入だけで絶頂。数え切れないほどの高みに追いやるあなたって本当に残酷なひと。

 わたしがかるく課長を睨みつけると課長は、頭をかいて笑った。

「参ったな。そういう莉子の顔もまた、好きでたまらない」

 *
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

腹黒上司が実は激甘だった件について。

あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。 彼はヤバいです。 サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。 まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。 本当に厳しいんだから。 ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。 マジで? 意味不明なんだけど。 めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。 素直に甘えたいとさえ思った。 だけど、私はその想いに応えられないよ。 どうしたらいいかわからない…。 ********** この作品は、他のサイトにも掲載しています。

一夜限りのお相手は

栗原さとみ
恋愛
私は大学3年の倉持ひより。サークルにも属さず、いたって地味にキャンパスライフを送っている。大学の図書館で一人読書をしたり、好きな写真のスタジオでバイトをして過ごす毎日だ。ある日、アニメサークルに入っている友達の亜美に頼みごとを懇願されて、私はそれを引き受けてしまう。その事がきっかけで思いがけない人と思わぬ展開に……。『その人』は、私が尊敬する写真家で憧れの人だった。R5.1月

イケメン仏様上司の夜はすごいんです 〜甘い同棲生活〜

ななこ
恋愛
須藤敦美27歳。彼氏にフラれたその日、帰って目撃したのは自分のアパートが火事になっている現場だった。なんて最悪な日なんだ、と呆然と燃えるアパートを見つめていた。幸い今日は金曜日で明日は休み。しかし今日泊まれるホテルを探す気力がなかなか起きず、近くの公園のブランコでぼんやりと星を眺めていた。その時、裸にコートというヤバすぎる変態と遭遇。逃げなければ、と敦美は走り出したが、変態に追いかけられトイレに連れ込まれそうになるが、たまたま通りがかった会社の上司に助けられる。恐怖からの解放感と安心感で号泣した敦美に、上司の中村智紀は困り果て、「とりあえずうちに来るか」と誘う。中村の家に上がった敦美はなおも泣き続け、不満や愚痴をぶちまける。そしてやっと落ち着いた敦美は、ずっと黙って話を聞いてくれた中村にお礼を言って宿泊先を探しに行こうとするが、中村に「ずっとお前の事が好きだった」と突如告白される。仕事の出来るイケメン上司に恋心は抱いていなかったが、憧れてはいた敦美は中村と付き合うことに。そして宿に困っている敦美に中村は「しばらくうちいれば?」と提案され、あれよあれよという間に同棲することになってしまった。すると「本当に俺の事を好きにさせるから、覚悟して」と言われ、もうすでにドキドキし始める。こんなんじゃ心臓持たないよ、というドキドキの同棲生活が今始まる!

Sweet Healing~真摯な上司の、その唇に癒されて~

汐埼ゆたか
恋愛
絶え間なく溢れ出る涙は彼の唇に吸い取られ 慟哭だけが薄暗い部屋に沈んでいく。    その夜、彼女の絶望と悲しみをすくい取ったのは 仕事上でしか接点のない上司だった。 思っていることを口にするのが苦手 地味で大人しい司書 木ノ下 千紗子 (きのした ちさこ) (24)      × 真面目で優しい千紗子の上司 知的で容姿端麗な課長 雨宮 一彰 (あまみや かずあき) (29) 胸を締め付ける切ない想いを 抱えているのはいったいどちらなのか——— 「叫んでも暴れてもいい、全部受け止めるから」 「君が笑っていられるなら、自分の気持ちなんてどうでもいい」 「その可愛い笑顔が戻るなら、俺は何でも出来そうだよ」 真摯でひたむきな愛が、傷付いた心を癒していく。 ********** ►Attention ※他サイトからの転載(2018/11に書き上げたものです) ※表紙は「かんたん表紙メーカー2」様で作りました。 ※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

私の婚活事情〜副社長の策に嵌まるまで〜

みかん桜(蜜柑桜)
恋愛
身長172センチ。 高身長であること以外はいたって平凡なアラサーOLの佐伯花音。 婚活アプリに登録し、積極的に動いているのに中々上手く行かない。 名前からしてもっと可愛らしい人かと…ってどういうこと? そんな人こっちから願い下げ。 −−−でもだからってこんなハイスペ男子も求めてないっ!! イケメン副社長に振り回される毎日…気が付いたときには既に副社長の手の内にいた。

お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛

ラヴ KAZU
恋愛
まどかは同棲中の彼の浮気現場を目撃し、雨の中社長である龍斗にマンションへ誘われる。女の魅力を「試してみるか」そう言われて一夜を共にする。龍斗に頼らない妊娠したまどかに対して、契約結婚を申し出る。ある日龍斗に思いを寄せる義妹真凜は、まどかの存在を疎ましく思い、階段から突き落とす。流産と怪我で入院を余儀なくされたまどかは龍斗の側にはいられないと姿を消す。そこへ元彼の新が見違えた姿で現れる。果たして……

合意的不倫関係のススメ《R-18》

清澄 セイ
恋愛
三笹茜二十六歳。私には、二つ年上の夫・蒼が居る。 私達は、一見何の変哲もない夫婦だ。子供はいないけれど、二人で穏やかに毎日を過ごしていた。 けれどその穏やかな毎日は、ある“暗黙の了解”から成り立っているもので…… 私達は確かに、お互いを愛してる。 それだけは、真実。 ※別名義で他サイトにも掲載しています。

恋に焦がれて鳴く蝉よりも

橘 弥久莉
恋愛
大手外食企業で平凡なOL生活を送っていた蛍里は、ある日、自分のデスクの上に一冊の本が置いてあるのを見つける。持ち主不明のその本を手に取ってパラパラとめくってみれば、タイトルや出版年月などが印刷されているページの端に、「https」から始まるホームページのアドレスが鉛筆で記入されていた。蛍里は興味本位でその本を自宅へ持ち帰り、自室のパソコンでアドレスを入力する。すると、検索ボタンを押して出てきたサイトは「詩乃守人」という作者が管理する小説サイトだった。読書が唯一の趣味といえる蛍里は、一つ目の作品を読み終えた瞬間に、詩乃守人のファンになってしまう。今まで感想というものを作者に送ったことはなかったが、気が付いた時にはサイトのトップメニューにある「御感想はこちらへ」のボタンを押していた。数日後、管理人である詩乃守人から返事が届く。物語の文章と違わず、繊細な言葉づかいで返事を送ってくれる詩乃守人に蛍里は惹かれ始める。時を同じくして、平穏だったOL生活にも変化が起こり始め………恋に恋する文学少女が織りなす、純愛ラブストーリー。 ※表紙画像は、フリー画像サイト、pixabayから選んだものを使用しています。 ※この物語はフィクションです。

処理中です...