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一話 不幸を呼ぶ子ども
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ミシャが生まれたとき、助産師は悲鳴をあげたらしい。
ミシャの肌は気味の悪いほど真っ白で、うっすらと生える髪も肌と同じ色。そして、瞳も濁った灰色をしている。
アマルティナに伝わる呪われた子の容姿そのものだったからだ。
挙句、母も産褥で亡くなり、ミシャの噂は宮廷中に広まった。
「セルヴィレアの忌子の話を聞いたか?」
「えぇ、不吉ですこと。アマルティナに不幸を招く前に殺してしまった方がよろしいのでは?」
しかし、父は彼らの意見を退け、ミシャを育てることを決めた。
ミシャはなるべく人の目に触れないよう、屋敷の奥でひっそりと育てられた。
ミシャの肌は気味の悪いほど真っ白で、うっすらと生える髪も肌と同じ色。そして、瞳も濁った灰色をしている。
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挙句、母も産褥で亡くなり、ミシャの噂は宮廷中に広まった。
「セルヴィレアの忌子の話を聞いたか?」
「えぇ、不吉ですこと。アマルティナに不幸を招く前に殺してしまった方がよろしいのでは?」
しかし、父は彼らの意見を退け、ミシャを育てることを決めた。
ミシャはなるべく人の目に触れないよう、屋敷の奥でひっそりと育てられた。
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