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従順
しおりを挟む真緒の意識は朦朧としていた。
もう何がなんだか分からない。
何時間経ったのかも、何回イったのかも。
「ただいまー、ちゃんと反省した?」
がちゃ、と扉が開いてうすら笑いを浮かべた颯凛が入ってきた。
「う、ぅう…あぁっ」
じゅぽんっとバイブがいきなり中から抜かれた。
そのせいで真緒は軽くイってしまう。
「そん、りぇん…?」
「お、飼い主の名前はちゃんと覚えられたみたいだね。いい子いい子」
颯凛は真緒の頭を撫でながら腕を拘束していたロープを解いた。
「うわぁ、すごいイっちゃったね。そんなにコレ気持ちよかったの?」
颯凛は真緒のお腹に溜まった精液を掬って舐めた。
「な、なんで舐めたの…?」
「んー?舐めたかったから?」
信じられない。人の精液を舐めるなんて。
真緒がそう思ったのが伝わったのか、颯凛は
「舐めてみる?」
と言って、真緒の精液を指に纏わせて真緒の口に突っ込んだ。
「どう、自分の精液の味は。美味しい?」
「ん、んんー!!!」
まずい、いやだ、そう思ったけど真緒は今度は指を噛むなんてことはしなかった。
そんなことをしたらまた酷いことをされるのは分かりきっている。
なんとか精液を飲み込むと颯凛は満足したように微笑んだ。
「ごっくんできて偉いねー」
颯凛は真緒の頭をまた撫でるけど少しも嬉しくもなければ安心もできなかった。
「とりあえずお風呂に入ろうか。静、こいつ風呂に入れてきて」
そう颯凛が言うとさっきまで真緒を見張ってた男が真緒を抱き上げた。
真緒はもう抵抗しなかった。
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