最後まで駆け抜けました。
レプリカント、遺伝子操作が当たり前になった社会ではどんなことがおこるだろうか。人はその技術がもたらす変化に対応できるのか。
生まれたての素直なヴェスタの目を通して、この世界を少しずつ知っていくのがとても楽しくて、まだまだ二人の活躍を見たい気持ちでいっぱいです。
事件の内容も、ああ人類は必ずソレをやらかすだろうなというとても苦いもので、だからこそバルの不器用な優しさがヴェスタの素直な心の揺らぎが、二人を取り巻く人々のあたたかさがそう悲観するばかりの世界じゃないと癒やしてくれる、うまくいえないけれど苦いのに爽やかな読後感で、これまた語彙力がなくて申し訳ないんですが私そういうものが最高に大好きなので震えてしまいました。
新技術がもたらす社会の変化、その歴史や人々の意識が丁寧に作り込まれていることで州都という街が洋ドラでも見ているようにみえてくるのがたまらなかったです。その中を走り回るバルとヴェスタが躓き悩みながらも最高のバディのカタチになっていく過程が贅沢でもーーーやきもきしてはらはらして、あっという間に過ぎてしまいました。
スピンオフ、短編、どんな形でもこの世界をまた覗きたいです。
レッダが最後まで最高で、ベスト助演賞をかっさらっていきました。うちにも来てくれないかしら。

とても素敵な読書体験をありがとうございます！黒遠様の日々に毎日ちいさな幸せが溢れますように。

テンポがいい！設定も面白い！大好きなバディもの！！事件の内容も面白いうえに、読後感もさっぱりとしていて好きなものしか詰まっていない。ＳＦバディものとBLめちゃくちゃ相性が良いと思っているのに総数が少なくて、悔しい……とおもったらなんという掘り出し物。今すぐもっとたくさんの人に読まれて欲しい。

会話がとても楽しくて、やめどころがわからなくなりそうなのでとりあえず切りの良いところでまずはお礼をば。
素敵な小説をありがとうございます。
「私のユーザーは32万人です」のところのやりとりが最高すぎて一気に持ってかれてしまいました。
レッダ、なんてチャーミングなんだ。大好き。
最後まで読みます！

感動しました。毎日の楽しみでした。いつかまたヴェスタとバルトロイに会いたいです。２人の子どもにも。ありがとうございました。