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ひゃくじゅうに
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シャツパジャマをスポーンと脱がされ、下穿きも剥ぎ取られた。なのに殿下はオレから離れ、テールコートを着て手袋をはめた。ん?どこか行くの?と思ったら、また戻ってきてオレをベッドに押し倒した。手袋の指がスーッとオレの胸を撫でる。微妙な感覚にゾクッとする。そんなオレの様子を口の端で笑いながら、覆いかぶさってきてキスされた。徽章が素肌にあたって地味に痛いです。
「こういうシチュエーションをヤってみたかったのだ」
マッパに首輪のオレが薔薇園でキャッキャウフフのスチルが頭に浮かんだ。思わず殿下の超絶美形の顔面にグーパンを叩き込む。
「とっとと服を脱いできてください」
顔をおさえて殿下が呻いた。
「お前、俺の扱いがどんどん雑になっていないか?」
「臣下ではなく伴侶になりましたからね」
オレの言葉にデレた殿下は素直に着替えに行った。今の言葉にデレる要素、あったか・・・・?
ガウンだけをまとった殿下が部屋に戻ってきた。なんだろう。既にテントを張ってるように見えるよ?ちょっと肌寒くなったオレは、掛け布をかぶって殿下から目をそらした。殿下が掛け布をめくろうとする。オレはそれを掴んで抵抗した。
「寒くなったんです」
「温めてやる」
うっわ。そんなクサイセリフ、素で言う?でもクサく聞こえないのは王子様マジックだろうか。
殿下はオレの肩を軽くおさえてキスしてきた。殿下の手が暖かい。
「確かに冷えているな」
言うなり体を横にして後ろから抱き込まれた。殿下の手がオレの胸を彷徨う。
「んっ!」
指先を乳首にかすめられて声が出た。
「イイ声だ」
魅惑のバリトンで耳許に囁かれる。腰にゾクッときた。オレは昔からこの声に弱いんだ。横向きだった体勢を変えられて、仰向けになった殿下の上に乗せられた。重くないのかな?殿下が片足の膝をたて、オレの足の間に入れた。ひゃー、足を閉じられなくされた?片手でオレの腰を押さえ込み、もう片手はオレの胸を弄る。しつこいほどに乳首を弄られ、赤く腫れだした。片方が腫れたらもう片方。痛いはずなのに、オレのモノは緩く勃ち上がった。オレの股間には殿下の凶悪サイズのモノがあたって、オレのモノを刺激している。どんだけデカいんだよ。オレのモノがさらに勃ち上がった。それを見て殿下がフッと笑った。その息がつむじにあたって背筋が震える。
「つむじも感じるのだな」
喋られてゾクゾクする。こんなとこで感じるなんて、自分でも知らなかったよー!殿下がわざとオレのつむじに息を吹きかける。オレのモノが完勃ちになった。先走りまで垂れ始める。なのに殿下はそれには触れてくれない。ウエストから脇腹を撫で上げられ背中が反りそうになったが、腰を押さえている殿下の腕がそれを許さない。快感を逃がすことが出来ず、オレのモノは端なくヨダレを垂らす。所在の無いオレの手は、腰を押さえる殿下の腕を握った。その手でオレのモノに触れて欲しい・・・
「なんだ?」
殿下の声が笑っている。オレが口に出さないとシテくれないのだろう。
「・・・触って・・・」
「ゲハッ!」
頭上で変な声が聞こえた。殿下は体勢を変えてオレをシーツ縫いつけた。噛み付くようにキスしてくる。それとは逆に、手は待ちわびたところにゆるゆると触れてくれている。
「もっと時間をかけるつもりだったが、無理だ」
殿下はベッドサイドのテーブルから香油を取った。掌で温めたそれをオレの菊座に塗りつける。そしてその周りをそっとマッサージしだした。
「あっ・・・んっ」
優しい刺激に声が漏れる。羞恥に頬が染まる。殿下の指がつぷっと沈んだ。オレのイイ所を知り尽くしている指があっさりと前立腺を探し当てる。
「それ・・・ダメっ!」
前立腺とモノへの直接の刺激でオレはあっさりイってしまった。それでも殿下の指は止まらない。イったばかりなのにオレのモノがまた勃ちあがろうとする。
「まだムリー!」
過ぎる快感に頭がついていかない。2回目を吐き出さされ、オレは悲鳴をあげた。
「も、ホント・・・ムリ・・・」
オレの嘆願は聞き入れられず、マングリ返しで3回目の絶頂に押し上げられる。イくのと同じタイミングで殿下のモノがオレに押し当てられた。カリ首まで埋め込まれる。イイ所にあたって、またオレのモノが緩く勃ち上がる。膝立ちでゆっくり、慎重に殿下が自身のモノを進めてくる。止まっては軽く揺すられ、進んでは止まって軽く揺すられる。もう出る物の無いオレは、ドライでイってしまった。
「う、うごかな・・・いでっ!」
聞く耳を持たずにゆっくり進んでこられる。イってる最中の刺激はキツ過ぎる!ようやく殿下のモノが全て収まった。デカすぎるんだよっ!また軽く揺すられて、奥の奥をつつかれる。潮を吹いてまたドライでイった。揺すられるの・・・ダメ・・・。オレの体が殿下のモノに馴染んだ頃、殿下が抽挿を始めた。少しづつ動きが大きくなる。一際大きく殿下が動き、最奥に打ち付けられた。息が止まるほどの快感の波に飲まれて目がくらむ。殿下も短く息を吐いて腰の動きが止まった。超絶美形が眩しい笑顔を見せている。眩しすぎて目が潰れそうだ。その笑顔ヤバいヤツだわ。殿下のモノ、サイズが変わってないもん。また軽く腰を揺すられた。
「あんっ!」
「まだイけるだろう?」
ムリって言う前に殿下が動き出した。
「お前の診療所には人を回してある。1ヶ月はマッタリ出来るぞ」
殿下がニコニコとイイ笑顔を浮かべている。
なのに、殿下の言葉が脅し文句にしか聞こえないのはなぜー!
「こういうシチュエーションをヤってみたかったのだ」
マッパに首輪のオレが薔薇園でキャッキャウフフのスチルが頭に浮かんだ。思わず殿下の超絶美形の顔面にグーパンを叩き込む。
「とっとと服を脱いできてください」
顔をおさえて殿下が呻いた。
「お前、俺の扱いがどんどん雑になっていないか?」
「臣下ではなく伴侶になりましたからね」
オレの言葉にデレた殿下は素直に着替えに行った。今の言葉にデレる要素、あったか・・・・?
ガウンだけをまとった殿下が部屋に戻ってきた。なんだろう。既にテントを張ってるように見えるよ?ちょっと肌寒くなったオレは、掛け布をかぶって殿下から目をそらした。殿下が掛け布をめくろうとする。オレはそれを掴んで抵抗した。
「寒くなったんです」
「温めてやる」
うっわ。そんなクサイセリフ、素で言う?でもクサく聞こえないのは王子様マジックだろうか。
殿下はオレの肩を軽くおさえてキスしてきた。殿下の手が暖かい。
「確かに冷えているな」
言うなり体を横にして後ろから抱き込まれた。殿下の手がオレの胸を彷徨う。
「んっ!」
指先を乳首にかすめられて声が出た。
「イイ声だ」
魅惑のバリトンで耳許に囁かれる。腰にゾクッときた。オレは昔からこの声に弱いんだ。横向きだった体勢を変えられて、仰向けになった殿下の上に乗せられた。重くないのかな?殿下が片足の膝をたて、オレの足の間に入れた。ひゃー、足を閉じられなくされた?片手でオレの腰を押さえ込み、もう片手はオレの胸を弄る。しつこいほどに乳首を弄られ、赤く腫れだした。片方が腫れたらもう片方。痛いはずなのに、オレのモノは緩く勃ち上がった。オレの股間には殿下の凶悪サイズのモノがあたって、オレのモノを刺激している。どんだけデカいんだよ。オレのモノがさらに勃ち上がった。それを見て殿下がフッと笑った。その息がつむじにあたって背筋が震える。
「つむじも感じるのだな」
喋られてゾクゾクする。こんなとこで感じるなんて、自分でも知らなかったよー!殿下がわざとオレのつむじに息を吹きかける。オレのモノが完勃ちになった。先走りまで垂れ始める。なのに殿下はそれには触れてくれない。ウエストから脇腹を撫で上げられ背中が反りそうになったが、腰を押さえている殿下の腕がそれを許さない。快感を逃がすことが出来ず、オレのモノは端なくヨダレを垂らす。所在の無いオレの手は、腰を押さえる殿下の腕を握った。その手でオレのモノに触れて欲しい・・・
「なんだ?」
殿下の声が笑っている。オレが口に出さないとシテくれないのだろう。
「・・・触って・・・」
「ゲハッ!」
頭上で変な声が聞こえた。殿下は体勢を変えてオレをシーツ縫いつけた。噛み付くようにキスしてくる。それとは逆に、手は待ちわびたところにゆるゆると触れてくれている。
「もっと時間をかけるつもりだったが、無理だ」
殿下はベッドサイドのテーブルから香油を取った。掌で温めたそれをオレの菊座に塗りつける。そしてその周りをそっとマッサージしだした。
「あっ・・・んっ」
優しい刺激に声が漏れる。羞恥に頬が染まる。殿下の指がつぷっと沈んだ。オレのイイ所を知り尽くしている指があっさりと前立腺を探し当てる。
「それ・・・ダメっ!」
前立腺とモノへの直接の刺激でオレはあっさりイってしまった。それでも殿下の指は止まらない。イったばかりなのにオレのモノがまた勃ちあがろうとする。
「まだムリー!」
過ぎる快感に頭がついていかない。2回目を吐き出さされ、オレは悲鳴をあげた。
「も、ホント・・・ムリ・・・」
オレの嘆願は聞き入れられず、マングリ返しで3回目の絶頂に押し上げられる。イくのと同じタイミングで殿下のモノがオレに押し当てられた。カリ首まで埋め込まれる。イイ所にあたって、またオレのモノが緩く勃ち上がる。膝立ちでゆっくり、慎重に殿下が自身のモノを進めてくる。止まっては軽く揺すられ、進んでは止まって軽く揺すられる。もう出る物の無いオレは、ドライでイってしまった。
「う、うごかな・・・いでっ!」
聞く耳を持たずにゆっくり進んでこられる。イってる最中の刺激はキツ過ぎる!ようやく殿下のモノが全て収まった。デカすぎるんだよっ!また軽く揺すられて、奥の奥をつつかれる。潮を吹いてまたドライでイった。揺すられるの・・・ダメ・・・。オレの体が殿下のモノに馴染んだ頃、殿下が抽挿を始めた。少しづつ動きが大きくなる。一際大きく殿下が動き、最奥に打ち付けられた。息が止まるほどの快感の波に飲まれて目がくらむ。殿下も短く息を吐いて腰の動きが止まった。超絶美形が眩しい笑顔を見せている。眩しすぎて目が潰れそうだ。その笑顔ヤバいヤツだわ。殿下のモノ、サイズが変わってないもん。また軽く腰を揺すられた。
「あんっ!」
「まだイけるだろう?」
ムリって言う前に殿下が動き出した。
「お前の診療所には人を回してある。1ヶ月はマッタリ出来るぞ」
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