26 / 29
第5話:選択
5.きっと上手くいく
しおりを挟む
「今しかないと思った。後で入れない気がした。」
俺はそう言った。
「ほ、本当に…?」
そーいちはそう言った。多分だけど、そーいちは俺に気を遣いすぎだ。中学が違ったのもあるし、きっと誰かから中学の俺のこと聞いたんだろう。俺は、そーいちは優しいけど少し強引な感じでいいと思ってるのに。
「うん。それに、約束の4人いるしね。」
俺はそう言った。
「ひろき…。」
「ほら、教室の鍵閉めちゃうよ。」
俺はそう言った。そーいちは学生カバンを持って教室を出ようとしている。戸惑っているように見えた。小河君は下を向いていたけど、笑っているように見えた。
「…あれ、小河君カバンは?」
俺は小河君が学生カバン持ってないことに気づいてそう言った。
「え?え、あ、きょ、教室だ…。」
「小河君のとこの?え、もしかして鍵閉めてない?カバンの中に貴重品とか入ってる?」
小河君は、頷いた。
「え!?やばいじゃん!」
「ひろき、鍵閉めといて!俺と小河君は教室行っとくから!小河君、教室どこ?」
「2年3組、です。」
「じゃあひろき、そこに一旦集合で!」
「で、その後職員室に2年1組と3組の鍵を返しに行き、部室に来たんですね。」
嘉瀬君はそう言った。
嘉瀬君が立っている前で俺とそーいちは正座をしている。そりゃそうだ。何も言わずに全然部室に来てなかったから。怒られるよなあ。
3人で鍵を返しに行き、部室に行くとお怒りの嘉瀬君が待っていた。なぎさは、寝ていた。今は小河君と話している。俺らは、嘉瀬君の前で正座をし何をしていたか説明した。まあ、主にそーいちが説明してくれたんだけど。
「放課後に、先輩たちの教室で新入部員の相手すること事前にわかってたんですよね?その時にちゃんと僕たちにも連絡してください。僕1人で最初は配ってたんですからね!なぎさ君は週番で途中からしか来れないんですから!」
「本当にごめん。新入部員が教室に来るのすっかり忘れてたからさあ。」
そーいちはそう言った。俺とそーいちで話してたことは言わないでくれた。そーいち、ありがとう。
「大ちゃんまだ怒ってるの?もうそろそろ良くない?」
なぎさはそう言った。
「はあ、今度からは気をつけて下さいね。」
嘉瀬君はそう言った。
「よし終わったね!先輩たち立ってください!」
なぎさはそう言った。俺とそーいちは立ち上がる。
「これでなんでも部無事作れましたね!」
「ああ、そうだな!みんな、テンション上げていこうか!」
そーいちはそう言った。
「誰のせいで下がってたと思ってるんですか。まあ、喜ばしいですけど。」
嘉瀬君はそう言った。
「そういえば、先輩たちは小河先輩に自己紹介したんですか?」
なぎさはそう言った。あ、そういえばしてない。
俺とそーいちは顔を見合わせてから、苦笑いをした。
「もしかして、してないんですか?」
嘉瀬君はため息をついてそう言った。
「ごめんね、嬉しくてつい。」
「むしろ、よく自己紹介せずに話できましたね。」
「まあまあ、大ちゃん落ち着いて。」
「俺は、なんでも部の部長の宮村宗一。2年1組だよ。よろしくね。」
そーいちはそう言った。
「俺は、盛山宏生。もしかして、るいたちから聞いてるかな?」
俺は小河君にそう言うと、小河君は頷いた。
「そっか。そーいちと同じで2年1組です。よろしくね。」
「ヒロ先輩とそーいち先輩は幼馴染という関係なんですよ!」
なぎさはそう言った。
「あ、オレはさっきも自己紹介しましたけど、改めて!今野渚です!1年3組にいるので、いつでも遊びに来てください!」
なぎさはそう言った。
「僕は嘉瀬大輝と言います。クラスは1年2組です。よろしくお願いします。」
嘉瀬君はそう言った。
「あ、えっと、ぼ、僕は小河裕祐です。2年3組です。よ、よろしくお願いします。」
小河君はそう言った。
「部員も揃ったし、顧問もいるし、あとは許可が降りるだけだな!」
そーいちはそう言った。
「これからが楽しみですね!」
「許可書の提出忘れないでくださいね。」
「大丈夫!」
「そーいちの大丈夫は不安しかない。」
「盛山先輩に同じくです。」
「2人ともひどっ!」
「そーいち先輩はなんだかんだで上手くいくから大丈夫ですよ!」
「そうそう。」
「まあ、確かにそーいちはなんだかんだで上手くいってるけど。」
「だろ!よし、それじゃあ気合い入れしとこ!なんでも部頑張っていくぞー!」
「「「「えいえいおー!」」」」
俺以外の4人はそう言った。きっと、上手くいくよね。俺も心の中で気合い入れをした。
第6話に続く。
俺はそう言った。
「ほ、本当に…?」
そーいちはそう言った。多分だけど、そーいちは俺に気を遣いすぎだ。中学が違ったのもあるし、きっと誰かから中学の俺のこと聞いたんだろう。俺は、そーいちは優しいけど少し強引な感じでいいと思ってるのに。
「うん。それに、約束の4人いるしね。」
俺はそう言った。
「ひろき…。」
「ほら、教室の鍵閉めちゃうよ。」
俺はそう言った。そーいちは学生カバンを持って教室を出ようとしている。戸惑っているように見えた。小河君は下を向いていたけど、笑っているように見えた。
「…あれ、小河君カバンは?」
俺は小河君が学生カバン持ってないことに気づいてそう言った。
「え?え、あ、きょ、教室だ…。」
「小河君のとこの?え、もしかして鍵閉めてない?カバンの中に貴重品とか入ってる?」
小河君は、頷いた。
「え!?やばいじゃん!」
「ひろき、鍵閉めといて!俺と小河君は教室行っとくから!小河君、教室どこ?」
「2年3組、です。」
「じゃあひろき、そこに一旦集合で!」
「で、その後職員室に2年1組と3組の鍵を返しに行き、部室に来たんですね。」
嘉瀬君はそう言った。
嘉瀬君が立っている前で俺とそーいちは正座をしている。そりゃそうだ。何も言わずに全然部室に来てなかったから。怒られるよなあ。
3人で鍵を返しに行き、部室に行くとお怒りの嘉瀬君が待っていた。なぎさは、寝ていた。今は小河君と話している。俺らは、嘉瀬君の前で正座をし何をしていたか説明した。まあ、主にそーいちが説明してくれたんだけど。
「放課後に、先輩たちの教室で新入部員の相手すること事前にわかってたんですよね?その時にちゃんと僕たちにも連絡してください。僕1人で最初は配ってたんですからね!なぎさ君は週番で途中からしか来れないんですから!」
「本当にごめん。新入部員が教室に来るのすっかり忘れてたからさあ。」
そーいちはそう言った。俺とそーいちで話してたことは言わないでくれた。そーいち、ありがとう。
「大ちゃんまだ怒ってるの?もうそろそろ良くない?」
なぎさはそう言った。
「はあ、今度からは気をつけて下さいね。」
嘉瀬君はそう言った。
「よし終わったね!先輩たち立ってください!」
なぎさはそう言った。俺とそーいちは立ち上がる。
「これでなんでも部無事作れましたね!」
「ああ、そうだな!みんな、テンション上げていこうか!」
そーいちはそう言った。
「誰のせいで下がってたと思ってるんですか。まあ、喜ばしいですけど。」
嘉瀬君はそう言った。
「そういえば、先輩たちは小河先輩に自己紹介したんですか?」
なぎさはそう言った。あ、そういえばしてない。
俺とそーいちは顔を見合わせてから、苦笑いをした。
「もしかして、してないんですか?」
嘉瀬君はため息をついてそう言った。
「ごめんね、嬉しくてつい。」
「むしろ、よく自己紹介せずに話できましたね。」
「まあまあ、大ちゃん落ち着いて。」
「俺は、なんでも部の部長の宮村宗一。2年1組だよ。よろしくね。」
そーいちはそう言った。
「俺は、盛山宏生。もしかして、るいたちから聞いてるかな?」
俺は小河君にそう言うと、小河君は頷いた。
「そっか。そーいちと同じで2年1組です。よろしくね。」
「ヒロ先輩とそーいち先輩は幼馴染という関係なんですよ!」
なぎさはそう言った。
「あ、オレはさっきも自己紹介しましたけど、改めて!今野渚です!1年3組にいるので、いつでも遊びに来てください!」
なぎさはそう言った。
「僕は嘉瀬大輝と言います。クラスは1年2組です。よろしくお願いします。」
嘉瀬君はそう言った。
「あ、えっと、ぼ、僕は小河裕祐です。2年3組です。よ、よろしくお願いします。」
小河君はそう言った。
「部員も揃ったし、顧問もいるし、あとは許可が降りるだけだな!」
そーいちはそう言った。
「これからが楽しみですね!」
「許可書の提出忘れないでくださいね。」
「大丈夫!」
「そーいちの大丈夫は不安しかない。」
「盛山先輩に同じくです。」
「2人ともひどっ!」
「そーいち先輩はなんだかんだで上手くいくから大丈夫ですよ!」
「そうそう。」
「まあ、確かにそーいちはなんだかんだで上手くいってるけど。」
「だろ!よし、それじゃあ気合い入れしとこ!なんでも部頑張っていくぞー!」
「「「「えいえいおー!」」」」
俺以外の4人はそう言った。きっと、上手くいくよね。俺も心の中で気合い入れをした。
第6話に続く。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ネットで出会った最強ゲーマーは人見知りなコミュ障で俺だけに懐いてくる美少女でした
黒足袋
青春
インターネット上で†吸血鬼†を自称する最強ゲーマー・ヴァンピィ。
日向太陽はそんなヴァンピィとネット越しに交流する日々を楽しみながら、いつかリアルで会ってみたいと思っていた。
ある日彼はヴァンピィの正体が引きこもり不登校のクラスメイトの少女・月詠夜宵だと知ることになる。
人気コンシューマーゲームである魔法人形(マドール)の実力者として君臨し、ネットの世界で称賛されていた夜宵だが、リアルでは友達もおらず初対面の相手とまともに喋れない人見知りのコミュ障だった。
そんな夜宵はネット上で仲の良かった太陽にだけは心を開き、外の世界へ一緒に出かけようという彼の誘いを受け、不器用ながら交流を始めていく。
太陽も世間知らずで危なっかしい夜宵を守りながら二人の距離は徐々に近づいていく。
青春インターネットラブコメ! ここに開幕!
※表紙イラストは佐倉ツバメ様(@sakura_tsubame)に描いていただきました。
隣の席の関さんが許嫁だった件
桜井正宗
青春
有馬 純(ありま じゅん)は退屈な毎日を送っていた。変わらない日々、彼女も出来なければ友達もいなかった。
高校二年に上がると隣の席が関 咲良(せき さくら)という女子になった。噂の美少女で有名だった。アイドルのような存在であり、男子の憧れ。
そんな女子と純は、許嫁だった……!?
男子高校生の休み時間
こへへい
青春
休み時間は10分。僅かな時間であっても、授業という試練の間隙に繰り広げられる会話は、他愛もなければ生産性もない。ただの無価値な会話である。小耳に挟む程度がちょうどいい、どうでもいいお話です。
物理部のアオハル!!〜栄光と永幸の輝き〜
saiha
青春
近年、高校総体、甲子園と運動系の部活が学生を代表する花形とされている。そんな中、普通の青春を捨て、爪楊枝一本に命をかける集団、物理部。これは、普通ではいられない彼らの爆笑アオハル物語。
野球の王子様3 VS習志野・練習試合
ちんぽまんこのお年頃
青春
聖ミカエル青春学園野球部は習志野に遠征。昨年度の県内覇者との練習試合に臨むはずが、次々と予定外の展開に。相手方のマネージャーが嫌味な奴で・・・・愛菜と取っ組み合い?試合出来るの?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる