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第1話:俺と幼馴染
1.質問
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「あなたにとって、正義とは何ですか?」
俺の中で面接で1番聞かれたくない質問。昔、どこかで聞いて、絶対に面接で聞かれたくないなと思った。どこで聞いたかはもう覚えていない。
部屋を掃除していたら、小学生の頃よく買ったとあるヒーロー番組のキャラクターが書かれたカードが入れられてあるカードケースが出てきて、なぜかその質問を思い出した。もっと他に思い出すことがあると思うのに。
…俺ならなんて答えるだろう。
「テレビに出てくるヒーローだと思います。」
…そうだけど、なんか違う気がする。質問の意図にあってない気がする。面接官はこの答えを求めているのかな。俺がただヒーローものが好きなだけなんじゃないか?
「正しいことをすることですかね。」
正しいこと、か。その後に「正しいこととは例えばなんだと思いますか?」と聞かれるんじゃ無いかと思ってしまう。自分にとっては正しいことが、相手にとっては悪いことかもしれないというのがあるせいか、俺は答えられないかもな。否定されるのが怖くて。
…俺はいつから人の目を恐れるようになってしまったんだろう。「答え」なんてあるはずないのに、その「答え」を探してしまってる。だから、公立高校受からなかったのかな。面接で落ちたのかな、俺は。…何を今更1年も前のことを。後悔しても意味ないのに。
あ、でもあの質問なら答えられるかもしれない。
「あなたの身近な人でヒーローだなと思う人はいますか?」
俺は真っ先に答えると思う。
「はい、俺の幼馴染の宮村宗一です!」
理由聞かれるかな?難しいなー。「彼と一緒にいればわかります。」としか言えないかも。「彼の行動には色々意味があるんですよ、それがすごいです。」でいいかな?
「色々とは?」と聞かれると困る。俺もわからない時あるし。俺が説明めんどくさいからこう答えてしまうってのもあるかも。「人の性格は人に聞くより、会って関わった方がわかると思いますよ。」…こんなこと面接で言ったら「言い訳だろ。」って言われそう。てか、多くの人と関わることが少ない俺が何言ってんだって話だし。
とか、そんなこと考えてたらもう夜中の12時になっていた。明日からまた学校が始まるというのになんでこんな時間に意味のないこと考えてたんだろう。考えてる暇あるなら、掃除続けるか寝るかどっちかにしろって話だよな。明日から、新高校2年生だというのに。
掃除はここまでにして、もう寝よう。明日も早いし。
俺はあくびをして、ベットで横になり、眠りについた。
俺の中で面接で1番聞かれたくない質問。昔、どこかで聞いて、絶対に面接で聞かれたくないなと思った。どこで聞いたかはもう覚えていない。
部屋を掃除していたら、小学生の頃よく買ったとあるヒーロー番組のキャラクターが書かれたカードが入れられてあるカードケースが出てきて、なぜかその質問を思い出した。もっと他に思い出すことがあると思うのに。
…俺ならなんて答えるだろう。
「テレビに出てくるヒーローだと思います。」
…そうだけど、なんか違う気がする。質問の意図にあってない気がする。面接官はこの答えを求めているのかな。俺がただヒーローものが好きなだけなんじゃないか?
「正しいことをすることですかね。」
正しいこと、か。その後に「正しいこととは例えばなんだと思いますか?」と聞かれるんじゃ無いかと思ってしまう。自分にとっては正しいことが、相手にとっては悪いことかもしれないというのがあるせいか、俺は答えられないかもな。否定されるのが怖くて。
…俺はいつから人の目を恐れるようになってしまったんだろう。「答え」なんてあるはずないのに、その「答え」を探してしまってる。だから、公立高校受からなかったのかな。面接で落ちたのかな、俺は。…何を今更1年も前のことを。後悔しても意味ないのに。
あ、でもあの質問なら答えられるかもしれない。
「あなたの身近な人でヒーローだなと思う人はいますか?」
俺は真っ先に答えると思う。
「はい、俺の幼馴染の宮村宗一です!」
理由聞かれるかな?難しいなー。「彼と一緒にいればわかります。」としか言えないかも。「彼の行動には色々意味があるんですよ、それがすごいです。」でいいかな?
「色々とは?」と聞かれると困る。俺もわからない時あるし。俺が説明めんどくさいからこう答えてしまうってのもあるかも。「人の性格は人に聞くより、会って関わった方がわかると思いますよ。」…こんなこと面接で言ったら「言い訳だろ。」って言われそう。てか、多くの人と関わることが少ない俺が何言ってんだって話だし。
とか、そんなこと考えてたらもう夜中の12時になっていた。明日からまた学校が始まるというのになんでこんな時間に意味のないこと考えてたんだろう。考えてる暇あるなら、掃除続けるか寝るかどっちかにしろって話だよな。明日から、新高校2年生だというのに。
掃除はここまでにして、もう寝よう。明日も早いし。
俺はあくびをして、ベットで横になり、眠りについた。
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