溺愛クレッシェンド(12/13更新)

 親戚の借金のカタとして売られた自分を雇ってくれた主人は一人の人間として扱い、大学まで行かせてくれた。一日中雨が降り続けるある夜、先代から同盟を続けている組織のボスが会談に訪れた。すると主人から「失敗してもいいから誘惑してこい」と指示されて――。
 とある組織のボスの愛人兼その息子の婚約者候補になってしまう、倫理観ZEROの設定が前提の薄暗い短編連作です。
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