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心霊スポットの話/廃別荘と印鑑
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飲み会の帰り、心霊スポットに行く事がきまった。それ自体は別にいいが、先輩が案内したのは、郊外だが何と見廻りがある廃別荘。俺を含め数人が止めたが、多数決で押し通された。
俺は見張り兼庭をブラブラしていると、爪先に何かぶつかる。拾い上げると、印鑑だった。百均に売ってそうな安価なヤツ。蓋を開け、スマホのライトで中身に確認する。文芸部の友人(以下、お清さん)の名字だった。心霊スポットに、印鑑。ゾッとしたのと、同じく見張り担当だったヤツが巡回らしき人影を発見したので無事帰れた。お清さんに「印鑑なくした事ある?」とは返事が怖くて聞いてない。
俺は見張り兼庭をブラブラしていると、爪先に何かぶつかる。拾い上げると、印鑑だった。百均に売ってそうな安価なヤツ。蓋を開け、スマホのライトで中身に確認する。文芸部の友人(以下、お清さん)の名字だった。心霊スポットに、印鑑。ゾッとしたのと、同じく見張り担当だったヤツが巡回らしき人影を発見したので無事帰れた。お清さんに「印鑑なくした事ある?」とは返事が怖くて聞いてない。
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