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番外編
紬の巣作り
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──あ、発情期が始まりそう。
一人自宅で家事をしていた紬は、体の異変を感じ取り、慌てて抑制剤を飲もうとした。
が、まさかのそれが見つからず、気がつけばグズグズになって巣作りをしていた。
恭介のベッドで、恭介の衣類に包まれながらヒンヒン泣いている。
連絡をするなんて考えは、熱で思考のまとまらない頭には浮かばなくて、紬は一人『なんで帰ってこないの』と悲しんでいた。
いつまで経っても恭介が帰ってこないので(連絡をしていないからなのだが)、紬は我慢できずに服を脱ぎ、既に愛液で濡れた後孔に指を挿入する。
「っん、う、ぁ……」
自分でするのなんて久しぶりだ。
なんとなく快感は拾えるが、中々絶頂にまでは至らない。
──いつも彼触ってもらうと気持ちいいのに……!
やはり自分の手と番の手では何もかもが違う。
「うぅ~ッ……」
恭介の服に顔を埋めて、お尻を高く上げヂュポヂュポっと抜き差しする。
──いつもは、もっと奥。奥を沢山、グリグリされて、それから……
「ふっ、ぁ、と、届かない……っ」
イきたいのにイけない、もっと奥を触りたいのに届かない。
そうして紬の目から涙が零れた時、ブワッと大好きな香りが届いた。
「──何でそんなに可愛いことしてるの」
「っ、ぁ、あ……!」
恭介がすぐ近くに立っている。
その顔はいつもより赤らんでいて、眉間に皺も寄っていた。
紬が指を挿入したまま、「と、届かないの……っ」と伝えると、恭介は困ったように笑って紬の頬にキスをする。
「発情期になったって、連絡無かったけど……?」
「ぁ……あぇ……?お、俺、……っん、わ、わかんない……」
「まあでも、いいもの見れたから許してあげる。」
「──ひぁっ!」
後孔にゆっくりと指が埋められる。
まだ紬の指も入っていたのに、難なく飲み込むそこ。
「痛くは……ないか。グズグズだもんね」
「ぁ、はぁ……は、きもち、気持ちぃ……」
「何回イったの?」
「っ、一回も、ない……っ」
恭介は目をぱちぱちさせる。
一回も?なんで?と。
「気持ちよくない?これ、いつも好きなところだよ」
「っあ!あッ、ぃ、や、待って、だめ、いっ、い、く……っ」
紬は自分の指を抜き、枕を握りしめて絶頂した。
待ち望んでいた刺激は大きくて、余韻に腰がガクガクと震えてしまう。
「はぅっ、は、はぁー……っぁ……」
「場所、覚えた?俺が帰ってくるのが遅い時は、自分で今のところ触るんだよ。できそう?」
「あぅ……で、でき、ない……」
「……じゃあずっと我慢しなきゃいけないね」
「っ、やだぁ……」
枕に顔を埋めてヒグヒグ泣く姿があまりにも愛らしい。
恭介は可愛い番に少し意地悪をしたくなってしまった。
「一緒に覚える?」
「っ、ん、覚える……っ?」
「うん。手貸して」
紬はおずおずと手を差し出す。
そうすると中指に恭介の指が添えられ、二本のそれを後孔に挿れられる。
キュッと締まる内壁に恥ずかしさを感じて抜きたくなったけれど、恭介に導かれて触れた自身のいい所に触った途端にそんなことはどうでもよくなった。
「はぁ、ぁ……」
「ここだよ。ゆっくり撫でて、それから優しく叩いて。」
「っひぁ、っ……ぁ、うっ、うぁ……っ」
「そうそう。グーッて押し込んでみて」
「や、っ……ぁ、あ、あぁ……っ!」
恭介はそっと指を抜く。
それに気づかず紬は夢中になって前立腺を弄り腰を揺らす。
一人自宅で家事をしていた紬は、体の異変を感じ取り、慌てて抑制剤を飲もうとした。
が、まさかのそれが見つからず、気がつけばグズグズになって巣作りをしていた。
恭介のベッドで、恭介の衣類に包まれながらヒンヒン泣いている。
連絡をするなんて考えは、熱で思考のまとまらない頭には浮かばなくて、紬は一人『なんで帰ってこないの』と悲しんでいた。
いつまで経っても恭介が帰ってこないので(連絡をしていないからなのだが)、紬は我慢できずに服を脱ぎ、既に愛液で濡れた後孔に指を挿入する。
「っん、う、ぁ……」
自分でするのなんて久しぶりだ。
なんとなく快感は拾えるが、中々絶頂にまでは至らない。
──いつも彼触ってもらうと気持ちいいのに……!
やはり自分の手と番の手では何もかもが違う。
「うぅ~ッ……」
恭介の服に顔を埋めて、お尻を高く上げヂュポヂュポっと抜き差しする。
──いつもは、もっと奥。奥を沢山、グリグリされて、それから……
「ふっ、ぁ、と、届かない……っ」
イきたいのにイけない、もっと奥を触りたいのに届かない。
そうして紬の目から涙が零れた時、ブワッと大好きな香りが届いた。
「──何でそんなに可愛いことしてるの」
「っ、ぁ、あ……!」
恭介がすぐ近くに立っている。
その顔はいつもより赤らんでいて、眉間に皺も寄っていた。
紬が指を挿入したまま、「と、届かないの……っ」と伝えると、恭介は困ったように笑って紬の頬にキスをする。
「発情期になったって、連絡無かったけど……?」
「ぁ……あぇ……?お、俺、……っん、わ、わかんない……」
「まあでも、いいもの見れたから許してあげる。」
「──ひぁっ!」
後孔にゆっくりと指が埋められる。
まだ紬の指も入っていたのに、難なく飲み込むそこ。
「痛くは……ないか。グズグズだもんね」
「ぁ、はぁ……は、きもち、気持ちぃ……」
「何回イったの?」
「っ、一回も、ない……っ」
恭介は目をぱちぱちさせる。
一回も?なんで?と。
「気持ちよくない?これ、いつも好きなところだよ」
「っあ!あッ、ぃ、や、待って、だめ、いっ、い、く……っ」
紬は自分の指を抜き、枕を握りしめて絶頂した。
待ち望んでいた刺激は大きくて、余韻に腰がガクガクと震えてしまう。
「はぅっ、は、はぁー……っぁ……」
「場所、覚えた?俺が帰ってくるのが遅い時は、自分で今のところ触るんだよ。できそう?」
「あぅ……で、でき、ない……」
「……じゃあずっと我慢しなきゃいけないね」
「っ、やだぁ……」
枕に顔を埋めてヒグヒグ泣く姿があまりにも愛らしい。
恭介は可愛い番に少し意地悪をしたくなってしまった。
「一緒に覚える?」
「っ、ん、覚える……っ?」
「うん。手貸して」
紬はおずおずと手を差し出す。
そうすると中指に恭介の指が添えられ、二本のそれを後孔に挿れられる。
キュッと締まる内壁に恥ずかしさを感じて抜きたくなったけれど、恭介に導かれて触れた自身のいい所に触った途端にそんなことはどうでもよくなった。
「はぁ、ぁ……」
「ここだよ。ゆっくり撫でて、それから優しく叩いて。」
「っひぁ、っ……ぁ、うっ、うぁ……っ」
「そうそう。グーッて押し込んでみて」
「や、っ……ぁ、あ、あぁ……っ!」
恭介はそっと指を抜く。
それに気づかず紬は夢中になって前立腺を弄り腰を揺らす。
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