111 / 357
連載
グランスとの約束
しおりを挟む
シルヴァインと共にお辞儀をして見送ったマリアローゼは、長椅子へと移動してぽすん、と座り込む。
ルーナが呼んだ城の従僕達が、茶会用のテーブルを下げて元の位置に家具を戻すのをのんびりと見守る。
「怒っているのかい?ローゼ」
「え?いいえ、怒ってなどいませんわ。お父様もお兄様もわたくしを思って黙っていらっしゃったのでしょう。
でも、殿下もわたくしの事を思うからこそ打ち明けてくれたという事は、ご理解くださいませね」
幾つも年下の妹に諭されたような形になって、シルヴァインは溜息を吐いた。
「俺も怒ってはいない。帰ってから言おうかと思ってはいた。でもノアークは望んでいないと思うよ」
「知っておりますわ。それも、十分知っておりますけれど、わたくしは知っておきたいし、御礼も言いたいのです」
何と伝えればいいのだろう、とマリアローゼは思い悩んだ。
ノアークは自分を恥じている。
それは公爵家に生まれついたのに、魔力が目覚めない事と関係があるように思う。
マリアローゼにとってはそれは何も枷になどなりはしないのだが、
一朝一夕にその考えを改めさせるのは難しい。
「早くお会いしたいですわ。家で待っているお兄様達にも…」
「そうだな…」
だが、父ジェラルドからは、まだ帰りの日程について聞いてはいない。
そして、アニスの調査もまだ終っていないのだ。
すぐにここを発つ、という訳にもいかない。
本当なら今すぐにでも帰途につきたい気持ちを抑えて、マリアローゼは何度目かの溜息を落とした。
翌朝は、ジェラルドやミルリーリウムもゆったりとした朝を迎えていた。
一緒に朝食をとりながら、昨日の茶会についての話をマリアローゼから聞いて、父母は顔を綻ばせる。
「それでか……」
「どうかなさいましたの?」
「いや、折角ここへと来たというのに、ナハトもルーセンもすぐに帰ると言っていたのでね。
息子から聖女殿を遠ざけたいようだ」
ミルリーリウムは、穏やかな微笑を浮かべて、紅茶を一口飲むと静かに言った。
「お話を聞く限りでは、あまり良い噂は聞きませんもの…。
噂だけでなくて、ローゼの話を聞きますと…例え貴族でないとしても迎えたい方がいるとは思えませんわ…」
王城での使用人達は、大抵が元貴族である。
下働きには平民も多いが、上級使用人にはあまりいない。
緘口令を敷かなくても、王族や身分の高い貴族の噂はそこまで広がる事はないものの、便宜上、王が後ろ盾となってはいるが、破天荒な言動を繰り返す聖女候補に呆れる人々は多い。
加えて、下級貴族の養女で元平民とくれば、尚更だ。
「昨日、苦言を申し上げましたけれど、聞いて下さることを祈っておりますわ」
「貴女は誰にでも優しいのね、わたくしの天使ちゃん……」
困ったように言うマリアローゼの頭に、母が優しく何度か口付けた。
ジェラルドは愛する妻と愛娘が並んでいる姿に、目を細めて幸せそうな笑顔を浮かべる。
「シルヴァイン、調査の件は進んでいるか?」
「今日これから報告を受ける予定ではありますが、進んでいるかどうかは微妙です」
「そうか…なるべく此処には長居したくはないんだがな…」
ちらりとジェラルドがマリアローゼに目を向ける。
マリアローゼはその視線を受けて、少し眉を寄せた。
「でも、わたくしグランスに約束致しましたもの。せめてお墓参りだけでもしなくては」
「それなんだが、私に考えがある。
王国にアニスの墓を作らせよう。本物の墓が見つかれば遺骨も移そう。
見つからない場合でも、グランスが悼む為の墓ならば二度と戻れない土地に置く事もない。
どうだい?マリアローゼ」
マリアローゼは父の申し出を考えた。
即答しても良い位に破格の条件でもある。
故郷に思い入れのある様子はなかったし、もし遺骨が移してもらえるならばそれがいいかもしれない。
教会にとっても、マグノリアを襲った犯人にとっても、グランスは裏切り者なのだ。
だから死んだことになっているのだから、この国には戻れない。
「分かりました。ですが、万が一グランスが拒否した場合は、当初の予定通りに致します」
「彼は拒否しない。決まりだ。明後日にはここを発つ」
「はい、お父様」
「はい、父上」
二人の子供達は素直に頷いた。
グランスが拒否しない事はマリアローゼにも分かっていた。
危険が山積みとなっているこの国に、長く滞在することの危険性も彼は重々承知しているだろう。
そしてそれを望まない事も。
だからこそ危険を承知で裏切ったのだ。
病床の妹の命を危険に晒してまで、正しくあるために。
実際は、随分前に亡くなっていた訳だから、解放されたと言う意味では良い決断だったのかもしれないが、
決断した時の痛みは想像すら適わない。
同じ決断を自分が迫られた時、選べるだろうかとマリアローゼはシルヴァインを見た。
またもや大きなバッテンがつく。
自力で何とかしそうである。
でもノアークがもし罠にかかって、怪我を負ってしまったら…
その命を盾にされたら?
想像するだけで涙が出そうになる。
だが、そうならないために力を身につけるのだ。
賢さも体力も、武力も財力も。
マリアローゼは改めてふんす!とやる気を漲らせた。
ルーナが呼んだ城の従僕達が、茶会用のテーブルを下げて元の位置に家具を戻すのをのんびりと見守る。
「怒っているのかい?ローゼ」
「え?いいえ、怒ってなどいませんわ。お父様もお兄様もわたくしを思って黙っていらっしゃったのでしょう。
でも、殿下もわたくしの事を思うからこそ打ち明けてくれたという事は、ご理解くださいませね」
幾つも年下の妹に諭されたような形になって、シルヴァインは溜息を吐いた。
「俺も怒ってはいない。帰ってから言おうかと思ってはいた。でもノアークは望んでいないと思うよ」
「知っておりますわ。それも、十分知っておりますけれど、わたくしは知っておきたいし、御礼も言いたいのです」
何と伝えればいいのだろう、とマリアローゼは思い悩んだ。
ノアークは自分を恥じている。
それは公爵家に生まれついたのに、魔力が目覚めない事と関係があるように思う。
マリアローゼにとってはそれは何も枷になどなりはしないのだが、
一朝一夕にその考えを改めさせるのは難しい。
「早くお会いしたいですわ。家で待っているお兄様達にも…」
「そうだな…」
だが、父ジェラルドからは、まだ帰りの日程について聞いてはいない。
そして、アニスの調査もまだ終っていないのだ。
すぐにここを発つ、という訳にもいかない。
本当なら今すぐにでも帰途につきたい気持ちを抑えて、マリアローゼは何度目かの溜息を落とした。
翌朝は、ジェラルドやミルリーリウムもゆったりとした朝を迎えていた。
一緒に朝食をとりながら、昨日の茶会についての話をマリアローゼから聞いて、父母は顔を綻ばせる。
「それでか……」
「どうかなさいましたの?」
「いや、折角ここへと来たというのに、ナハトもルーセンもすぐに帰ると言っていたのでね。
息子から聖女殿を遠ざけたいようだ」
ミルリーリウムは、穏やかな微笑を浮かべて、紅茶を一口飲むと静かに言った。
「お話を聞く限りでは、あまり良い噂は聞きませんもの…。
噂だけでなくて、ローゼの話を聞きますと…例え貴族でないとしても迎えたい方がいるとは思えませんわ…」
王城での使用人達は、大抵が元貴族である。
下働きには平民も多いが、上級使用人にはあまりいない。
緘口令を敷かなくても、王族や身分の高い貴族の噂はそこまで広がる事はないものの、便宜上、王が後ろ盾となってはいるが、破天荒な言動を繰り返す聖女候補に呆れる人々は多い。
加えて、下級貴族の養女で元平民とくれば、尚更だ。
「昨日、苦言を申し上げましたけれど、聞いて下さることを祈っておりますわ」
「貴女は誰にでも優しいのね、わたくしの天使ちゃん……」
困ったように言うマリアローゼの頭に、母が優しく何度か口付けた。
ジェラルドは愛する妻と愛娘が並んでいる姿に、目を細めて幸せそうな笑顔を浮かべる。
「シルヴァイン、調査の件は進んでいるか?」
「今日これから報告を受ける予定ではありますが、進んでいるかどうかは微妙です」
「そうか…なるべく此処には長居したくはないんだがな…」
ちらりとジェラルドがマリアローゼに目を向ける。
マリアローゼはその視線を受けて、少し眉を寄せた。
「でも、わたくしグランスに約束致しましたもの。せめてお墓参りだけでもしなくては」
「それなんだが、私に考えがある。
王国にアニスの墓を作らせよう。本物の墓が見つかれば遺骨も移そう。
見つからない場合でも、グランスが悼む為の墓ならば二度と戻れない土地に置く事もない。
どうだい?マリアローゼ」
マリアローゼは父の申し出を考えた。
即答しても良い位に破格の条件でもある。
故郷に思い入れのある様子はなかったし、もし遺骨が移してもらえるならばそれがいいかもしれない。
教会にとっても、マグノリアを襲った犯人にとっても、グランスは裏切り者なのだ。
だから死んだことになっているのだから、この国には戻れない。
「分かりました。ですが、万が一グランスが拒否した場合は、当初の予定通りに致します」
「彼は拒否しない。決まりだ。明後日にはここを発つ」
「はい、お父様」
「はい、父上」
二人の子供達は素直に頷いた。
グランスが拒否しない事はマリアローゼにも分かっていた。
危険が山積みとなっているこの国に、長く滞在することの危険性も彼は重々承知しているだろう。
そしてそれを望まない事も。
だからこそ危険を承知で裏切ったのだ。
病床の妹の命を危険に晒してまで、正しくあるために。
実際は、随分前に亡くなっていた訳だから、解放されたと言う意味では良い決断だったのかもしれないが、
決断した時の痛みは想像すら適わない。
同じ決断を自分が迫られた時、選べるだろうかとマリアローゼはシルヴァインを見た。
またもや大きなバッテンがつく。
自力で何とかしそうである。
でもノアークがもし罠にかかって、怪我を負ってしまったら…
その命を盾にされたら?
想像するだけで涙が出そうになる。
だが、そうならないために力を身につけるのだ。
賢さも体力も、武力も財力も。
マリアローゼは改めてふんす!とやる気を漲らせた。
355
❤キャライメージはPixivにあるので、宜しければご覧になって下さいませ
お気に入りに追加
6,034
あなたにおすすめの小説
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~
丹辺るん
ファンタジー
前世の記憶を持つ私、フィリス。思い出したのは五歳の誕生日の前日。
一応貴族……伯爵家の三女らしい……私は、なんと生まれつき目が見えなかった。
それでも、優しいお姉さんとメイドのおかげで、寂しくはなかった。
ところが、まともに話したこともなく、私を気に掛けることもない父親と兄からは、なぜか厄介者扱い。
ある日、不幸な事故に見せかけて、私は魔物の跋扈する場所で見捨てられてしまう。
もうダメだと思ったとき、私の前に現れたのは……
これは捨てられた盲目の私が、魔法と前世の記憶を頼りに生きる物語。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

【完結】聖女にはなりません。平凡に生きます!
暮田呉子
ファンタジー
この世界で、ただ平凡に、自由に、人生を謳歌したい!
政略結婚から三年──。夫に見向きもされず、屋敷の中で虐げられてきたマリアーナは夫の子を身籠ったという女性に水を掛けられて前世を思い出す。そうだ、前世は慎ましくも充実した人生を送った。それなら現世も平凡で幸せな人生を送ろう、と強く決意するのだった。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。