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大きな秘密
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残念そうにではあるが、振り返りつつユリアはカンナに続いて扉の外へと出て行った。
最後まで視界に入らないように、ルーナがじりじりと動いていたのが、ありがたいやらいじましいやら。
マリアローゼは改めて、ルーナの存在に安心感を覚えたのだった。
「お兄様、どうぞお入りになって。ノクスも一緒に」
「君から呼ばれるとは思わなかったけど、何かあったのかい?」
シルヴァインの入室と共に、マリアローゼの目の前から退いたルーナが、ノクスと並んで椅子の脇に立っている。
ノクスはルーナに視線を向けるが、ルーナは何も言わずただマリアローゼを見ていた。
「お兄様に大事なお話がありますの。もっと先になる予定だったのですが、色々とご相談したくて。
ルーナとノクスもわたくしの側にずっと居てくれるなら聞いておいて欲しいの」
ルーナとノクスは少し驚いたようだが、しっかりと首を縦にこっくりと振った。
「異端審問官の長が来たって聞いたけど関連はある?」
「はい。有る意味わたくしの正気が疑われなくて済むという利点はございますわね…」
そしてマリアローゼは異端審問官の長谷部の話から、自分の経験に至るまでの話を掻い摘んで三人へと伝えた。
王城でのお茶会で転んだ事から始まった、前世の記憶の想起。
前世で平凡な人生を送り、過労で倒れて死んだこと。
その時にこの世界の記録かもしれない本を1つだけ読んだ記憶。
でも既にその枠からはみ出している事まで。
「ふうん。記憶が蘇った時、どんな感覚だったんだい?」
「あ……え、ええと…」
まさか、この世界の記憶よりも先にそれを尋ねられるとは思わず、
マリアローゼは首をこてんと傾げてその時の事を思い出した。
「すごくすごく集中して、長い物語に没頭して、ふと本を読むのをやめた時に、
自分が誰なのか、何をしていたのか分からなくなること、ございませんか?
……それから、自分の周囲を見て、自分が何者で今まで何をしていたか思い出すような、そんな感覚ですわ」
本でもそういう体験をした事もあるが、頭に思い浮かべていたのは映画だ。
前世では色々な媒体があったから、何でもいいのだけれど。
小説、漫画、映画などが没入感があるだろうか。
自分が何者か。
それを全くゼロにしてしまうわけではない。
何者かは分かっているのだが、「自分」としての思考が止められて、
物語の登場人物に意識を推移されるのだ。
過去に読んだ異世界転生の話はいくつもある。
その中でも代表的なのは、死んだ自分の地続きの記憶をもったまま、赤子に転生するもの。
これは過去の人生の続きでしかなく、人格も全て過去の物の複写だ。
もうひとつは、途中で何らかの事情があって、突然思い出す場合。
これはマリアローゼと同じなのだが、多少の変化はあるものの、普通はそこまで人格は変わらない。
というのも、育った環境が余程劣悪でない限りは、元々の性質が優先される為だろう。
だが、物語上「悪役」とされるヒロインの場合は何故か悪人から善人という劇的な変化が起きる。
それまでの人生の記憶を失う、または元々の魂と入れ替わるのであれば納得出来るのだが、利己的だったり傲慢だったりする人間が、それを捨てて善人になるのは破綻している気がしていた。
死を回避するためだとして、学習して運命を変化をさせる方へ自己を改良するのなら分かるが、それまでの人生をゼロにして前世の記憶に引きずられすぎるのは微妙な所だ。
ヒロインにも同じ原理が当てはまる。
本来は良い子である筈のヒロインが、別の魂に乗っ取られたかのように好き勝手に生きるという。
それはどちらが素なのだろうか。
記憶を知ってしまったがゆえに、楽な道を選び自分を過信して起こるのか?
元々性格が悪いのを、記憶がない頃は取り繕っていたのだろうか?
「思い出した」のではなくて「取り憑かれた」に近い変化が多いのだが…。
その辺は長谷部とユリアの情報から、少しだけ説明を追加する。
兄は記憶を聞き出すという実利よりも、妹の心と身体の心配をしているらしい。
話を全て受け入れてくれた三人に、マリアローゼはにっこりと微笑んだ。
「漸く大きな秘密がお話出来ましたわ」
「ふむ。だからあの言語だったのか…事情を知らなければ天賦の才かと思うぞ」
「ええ、ですのでわたくし自身は凡庸な人間ですの」
全然天才とかではない、普通の人間なのだ。
言語も便利だと思って伝えたけれど、いつかこういう事態がきた時のための安全策でもあった。
あいつやベー奴だ、と思われないための。
「いや、凡庸だとは思わんが」
シルヴァインの否定の言葉に、姉弟もうんうんと頷く。
あら?
特別な能力もなければ、特に頭が良いという訳でもないし…
現に一人では対処しきれない状況に、皆を頼っているのだ。
「だって、一人で抱えきれませんもの」
「それはいいんだよ。ハセベーとは俺からも話してみよう。勿論今聞いたことは言わずにね。
多分だが、ユウトは好意的な報告をしたんだろう。わざわざ危険を冒して暴露出来る内容でもない。
我々も含めて話してもいいという判断を下したんだろう」
「そうですわね。一応お話としては忠告と言う形でしたし…」
「君が儀式に行っている間に相談しておくから、もう心配しなくていい」
「はい、お兄様」
優しく頭を撫でられて、マリアローゼは安心したように目を閉じて大きな吐息をついた。
「お兄様が一緒に居て下さって、本当に良かったです」
最後まで視界に入らないように、ルーナがじりじりと動いていたのが、ありがたいやらいじましいやら。
マリアローゼは改めて、ルーナの存在に安心感を覚えたのだった。
「お兄様、どうぞお入りになって。ノクスも一緒に」
「君から呼ばれるとは思わなかったけど、何かあったのかい?」
シルヴァインの入室と共に、マリアローゼの目の前から退いたルーナが、ノクスと並んで椅子の脇に立っている。
ノクスはルーナに視線を向けるが、ルーナは何も言わずただマリアローゼを見ていた。
「お兄様に大事なお話がありますの。もっと先になる予定だったのですが、色々とご相談したくて。
ルーナとノクスもわたくしの側にずっと居てくれるなら聞いておいて欲しいの」
ルーナとノクスは少し驚いたようだが、しっかりと首を縦にこっくりと振った。
「異端審問官の長が来たって聞いたけど関連はある?」
「はい。有る意味わたくしの正気が疑われなくて済むという利点はございますわね…」
そしてマリアローゼは異端審問官の長谷部の話から、自分の経験に至るまでの話を掻い摘んで三人へと伝えた。
王城でのお茶会で転んだ事から始まった、前世の記憶の想起。
前世で平凡な人生を送り、過労で倒れて死んだこと。
その時にこの世界の記録かもしれない本を1つだけ読んだ記憶。
でも既にその枠からはみ出している事まで。
「ふうん。記憶が蘇った時、どんな感覚だったんだい?」
「あ……え、ええと…」
まさか、この世界の記憶よりも先にそれを尋ねられるとは思わず、
マリアローゼは首をこてんと傾げてその時の事を思い出した。
「すごくすごく集中して、長い物語に没頭して、ふと本を読むのをやめた時に、
自分が誰なのか、何をしていたのか分からなくなること、ございませんか?
……それから、自分の周囲を見て、自分が何者で今まで何をしていたか思い出すような、そんな感覚ですわ」
本でもそういう体験をした事もあるが、頭に思い浮かべていたのは映画だ。
前世では色々な媒体があったから、何でもいいのだけれど。
小説、漫画、映画などが没入感があるだろうか。
自分が何者か。
それを全くゼロにしてしまうわけではない。
何者かは分かっているのだが、「自分」としての思考が止められて、
物語の登場人物に意識を推移されるのだ。
過去に読んだ異世界転生の話はいくつもある。
その中でも代表的なのは、死んだ自分の地続きの記憶をもったまま、赤子に転生するもの。
これは過去の人生の続きでしかなく、人格も全て過去の物の複写だ。
もうひとつは、途中で何らかの事情があって、突然思い出す場合。
これはマリアローゼと同じなのだが、多少の変化はあるものの、普通はそこまで人格は変わらない。
というのも、育った環境が余程劣悪でない限りは、元々の性質が優先される為だろう。
だが、物語上「悪役」とされるヒロインの場合は何故か悪人から善人という劇的な変化が起きる。
それまでの人生の記憶を失う、または元々の魂と入れ替わるのであれば納得出来るのだが、利己的だったり傲慢だったりする人間が、それを捨てて善人になるのは破綻している気がしていた。
死を回避するためだとして、学習して運命を変化をさせる方へ自己を改良するのなら分かるが、それまでの人生をゼロにして前世の記憶に引きずられすぎるのは微妙な所だ。
ヒロインにも同じ原理が当てはまる。
本来は良い子である筈のヒロインが、別の魂に乗っ取られたかのように好き勝手に生きるという。
それはどちらが素なのだろうか。
記憶を知ってしまったがゆえに、楽な道を選び自分を過信して起こるのか?
元々性格が悪いのを、記憶がない頃は取り繕っていたのだろうか?
「思い出した」のではなくて「取り憑かれた」に近い変化が多いのだが…。
その辺は長谷部とユリアの情報から、少しだけ説明を追加する。
兄は記憶を聞き出すという実利よりも、妹の心と身体の心配をしているらしい。
話を全て受け入れてくれた三人に、マリアローゼはにっこりと微笑んだ。
「漸く大きな秘密がお話出来ましたわ」
「ふむ。だからあの言語だったのか…事情を知らなければ天賦の才かと思うぞ」
「ええ、ですのでわたくし自身は凡庸な人間ですの」
全然天才とかではない、普通の人間なのだ。
言語も便利だと思って伝えたけれど、いつかこういう事態がきた時のための安全策でもあった。
あいつやベー奴だ、と思われないための。
「いや、凡庸だとは思わんが」
シルヴァインの否定の言葉に、姉弟もうんうんと頷く。
あら?
特別な能力もなければ、特に頭が良いという訳でもないし…
現に一人では対処しきれない状況に、皆を頼っているのだ。
「だって、一人で抱えきれませんもの」
「それはいいんだよ。ハセベーとは俺からも話してみよう。勿論今聞いたことは言わずにね。
多分だが、ユウトは好意的な報告をしたんだろう。わざわざ危険を冒して暴露出来る内容でもない。
我々も含めて話してもいいという判断を下したんだろう」
「そうですわね。一応お話としては忠告と言う形でしたし…」
「君が儀式に行っている間に相談しておくから、もう心配しなくていい」
「はい、お兄様」
優しく頭を撫でられて、マリアローゼは安心したように目を閉じて大きな吐息をついた。
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