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第十章:未来の為に
第百三十二話:ただ一人のため
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「と言うわけで、魔王の誕生に備えないといけないの」
麓の村の宿屋でサニィは、二人の生徒にこれまでのこととこれから起こることを説明した。
今までレインが二体の魔王を倒したこと、そのうちの一体は自分が魔王になってしまったこと、自分とレインが後3年の命だということ、8年経過すればいつ魔王が生まれるか分からないこと、世界中で戦力を集めているけど、現状の戦力では恐らく足りないということ、グレーズ王国の魔法師団がここに修行に来ることなど。
もちろん二人の生徒、特にルークは「そんな……」と不安を露わにしているが、オリヴィアとエリーという二人の弟子の存在を聞くと、少しだけ安心の様子を見せる。
「それじゃ、魔王はその二人が中心になって戦うんですね?」
「いや、先生が私達に言うってことは」
「……そう、私達の考えとしては、オリヴィア王女、エリーちゃん、ルー君、エレナちゃん、そして、アルカナウィンドのアリエル・エリーゼ女王が中心」
それはきっと、赤紙と同じだ。いくら弟子とは言え半分死刑宣告と同じ。サニィでも勝てない魔王を相手に、自分達が生き残れる可能性など殆どない。
「もちろんだけど、強制はしないよ。二人は私にとって大切な生徒だし。それにオリヴィアはやる気で、女王アリエルと協力すれば倒せるかもしれない」
最悪の場合の選択肢もあるけれど、それでも倒せる保証はない。
いや、そもそ卑怯な言い方だ。魔法を教えた代わりに魔王と戦えと言っている様なもの。
オリヴィアやアリエルと違って、彼らには国を守る義務もない。二人はただの一般人だ。
しかし、エレナは居住まいを直すと深呼吸を一つ。
「わたしはやります。元々、わたしはこの山に捨てられた様なものだし。もちろんルー君と結婚したいけど、ルー君はこの先絶対に有名になっちゃうから、そうしたらウチの親が何をしてくるか分からない。魔王討伐隊にわたしが入れば親も下手なことはしてこれないだろうし」
「エレナ……」
「当然わたしは死ぬつもりなんてない。でも、もう魔王が生まれるって決まってるなら誰かが戦わないといけない。それならわたしはやるよ。きっとそれが、わたしの生まれた意味だから」
ルークはエレナの家庭の事情を知っていた。
最初は、それで同情して、そして守ろうと思ったはず。
この霊峰で、研究所では幸せに過ごしていたけれど、確かに自分がもし何かの成果を出してしまえば、そしてエレナとの関係が知れてしまえば、エレナに危害が加わってしまう可能性がある。彼女の家庭環境はだ。
「……、先生、僕は怖いです」
「うん、そうだよね」
これで責めることは出来ない。エレナだけでも、あのルーカス魔法学園の子達と協力出来れば、随分な戦力になる。仕方がない。魔王の強さはレイン並みだと伝えれば、それを倒すイメージなど誰にも浮かばないのだ。
勝てないと思ってしまえば、魔法使いが勝つことは絶対にない。イメージ出来ないことは実行できないのが魔法使いだ。
しかし、ルークは一度だけきゅっと口を結ぶと、エレナを抱きしめる。
3秒程だろうか、二人はしっかりと抱き合うと、サニィを振り返った。
「先生、怖いです。でも、僕もやります。僕は大切なエレナを守りたい。それだけです。でも、そのためなら、魔王でも倒してみせます」
なるほど。
勝てないまでも、守るだけなら。
確かに、それは強い力になる。サニィは自分自身、その覚悟で格上のドラゴンを倒した経験がある。
それならば。
「師弟は似るのかな。私もさ、ドラゴンを倒した時、たしかそんな理由だったよ。レインさんを守りたい。あの人は最強だけど、完璧じゃない。
それで、ドラゴンを死にながら倒したことがあるの。あはは、死にながらなんて言ったらあれだけど、ま、上半身を爆発させてね。だから、ルー君はそれで良いと思うよ」
「聖女様の伝説……」ルークが呟く。
「うん、私だって、世界を救いたいとか、そう思ってドラゴンを倒したわけじゃなかったんだよ」
「そっか……。はい。エレナの為で良いんですね」
理由はなんでも良い。死んでも、なんて思わないほうが良い。壮大な目的なんて、なくても良い。死地に向かうかもしれない教え子達には、出来れば自分の為に戦って欲しい。卑怯な、自分のように。
サニィのそんな暗い顔から何かを察したのか、ルークは話題を変える。
「先生、それじゃ、僕達は頑張ります。エレナは一度決めたら絶対に聞かないし、僕も彼女のためならなんでもしますから。ところで」
なんでもすると聞いて、エレナもにやりと微笑む。それはまあ、見なかったことにしよう。
「先生はあのレイン、さん、の何処が良いんですか?」「あ、わたしも気になります!」
ルークはレインが嫌いだ。
以前何度も殺気を向けられたことがあるし、エレナを誑かして遊んだりもしていた。先生に失礼かもしれないが、あの男はどっちかと言えば悪い奴だ。確かに強いかもしれないが、好きになるのは分からない。
戦い方を教わっていたエレナすら、今でも魔人様と呼んでいる。
「うーん。まず、命の恩人なの。色々あってね。何度も殺されてたところを助けられて、なんと言うか、顔も好みだし……、私の魔法のことも考えてくれるし、それでね、呪いで死ぬのがたまたま同じ日だったの。それが分かった瞬間、あの人なんて言ったと思う?」
何か嬉しそうなサニィを見て、二人の生徒も心なしかどきどきしてしまう。
一体どんなロマンチックな口説き文句を言われればこんな素敵な先生を落とせるのだろう。
そんな風に思う。
「それがね、『お前に一目惚れをした。俺と一緒に死んでくれ』だよ? 有り得ないよね。一緒に生きようとか、そういうのじゃなくて、一緒に死んでくれ。思わず『はい』って言っちゃって」
「格好良い!!」
サニィの告白に、ルークが吹き出すのを我慢しているとエレナが叫ぶ。
思わず二人とも「え?」と反応してしまうが、エレナも「え?」と返す。
「だって、世界最強の人の告白が一緒に死んでくれって、そんなの格好良い!」
エレナの理屈は全然分からないけれど、南の方でその男がくしゃみをしていることだけは、なんとなく分かったサニィだった。
麓の村の宿屋でサニィは、二人の生徒にこれまでのこととこれから起こることを説明した。
今までレインが二体の魔王を倒したこと、そのうちの一体は自分が魔王になってしまったこと、自分とレインが後3年の命だということ、8年経過すればいつ魔王が生まれるか分からないこと、世界中で戦力を集めているけど、現状の戦力では恐らく足りないということ、グレーズ王国の魔法師団がここに修行に来ることなど。
もちろん二人の生徒、特にルークは「そんな……」と不安を露わにしているが、オリヴィアとエリーという二人の弟子の存在を聞くと、少しだけ安心の様子を見せる。
「それじゃ、魔王はその二人が中心になって戦うんですね?」
「いや、先生が私達に言うってことは」
「……そう、私達の考えとしては、オリヴィア王女、エリーちゃん、ルー君、エレナちゃん、そして、アルカナウィンドのアリエル・エリーゼ女王が中心」
それはきっと、赤紙と同じだ。いくら弟子とは言え半分死刑宣告と同じ。サニィでも勝てない魔王を相手に、自分達が生き残れる可能性など殆どない。
「もちろんだけど、強制はしないよ。二人は私にとって大切な生徒だし。それにオリヴィアはやる気で、女王アリエルと協力すれば倒せるかもしれない」
最悪の場合の選択肢もあるけれど、それでも倒せる保証はない。
いや、そもそ卑怯な言い方だ。魔法を教えた代わりに魔王と戦えと言っている様なもの。
オリヴィアやアリエルと違って、彼らには国を守る義務もない。二人はただの一般人だ。
しかし、エレナは居住まいを直すと深呼吸を一つ。
「わたしはやります。元々、わたしはこの山に捨てられた様なものだし。もちろんルー君と結婚したいけど、ルー君はこの先絶対に有名になっちゃうから、そうしたらウチの親が何をしてくるか分からない。魔王討伐隊にわたしが入れば親も下手なことはしてこれないだろうし」
「エレナ……」
「当然わたしは死ぬつもりなんてない。でも、もう魔王が生まれるって決まってるなら誰かが戦わないといけない。それならわたしはやるよ。きっとそれが、わたしの生まれた意味だから」
ルークはエレナの家庭の事情を知っていた。
最初は、それで同情して、そして守ろうと思ったはず。
この霊峰で、研究所では幸せに過ごしていたけれど、確かに自分がもし何かの成果を出してしまえば、そしてエレナとの関係が知れてしまえば、エレナに危害が加わってしまう可能性がある。彼女の家庭環境はだ。
「……、先生、僕は怖いです」
「うん、そうだよね」
これで責めることは出来ない。エレナだけでも、あのルーカス魔法学園の子達と協力出来れば、随分な戦力になる。仕方がない。魔王の強さはレイン並みだと伝えれば、それを倒すイメージなど誰にも浮かばないのだ。
勝てないと思ってしまえば、魔法使いが勝つことは絶対にない。イメージ出来ないことは実行できないのが魔法使いだ。
しかし、ルークは一度だけきゅっと口を結ぶと、エレナを抱きしめる。
3秒程だろうか、二人はしっかりと抱き合うと、サニィを振り返った。
「先生、怖いです。でも、僕もやります。僕は大切なエレナを守りたい。それだけです。でも、そのためなら、魔王でも倒してみせます」
なるほど。
勝てないまでも、守るだけなら。
確かに、それは強い力になる。サニィは自分自身、その覚悟で格上のドラゴンを倒した経験がある。
それならば。
「師弟は似るのかな。私もさ、ドラゴンを倒した時、たしかそんな理由だったよ。レインさんを守りたい。あの人は最強だけど、完璧じゃない。
それで、ドラゴンを死にながら倒したことがあるの。あはは、死にながらなんて言ったらあれだけど、ま、上半身を爆発させてね。だから、ルー君はそれで良いと思うよ」
「聖女様の伝説……」ルークが呟く。
「うん、私だって、世界を救いたいとか、そう思ってドラゴンを倒したわけじゃなかったんだよ」
「そっか……。はい。エレナの為で良いんですね」
理由はなんでも良い。死んでも、なんて思わないほうが良い。壮大な目的なんて、なくても良い。死地に向かうかもしれない教え子達には、出来れば自分の為に戦って欲しい。卑怯な、自分のように。
サニィのそんな暗い顔から何かを察したのか、ルークは話題を変える。
「先生、それじゃ、僕達は頑張ります。エレナは一度決めたら絶対に聞かないし、僕も彼女のためならなんでもしますから。ところで」
なんでもすると聞いて、エレナもにやりと微笑む。それはまあ、見なかったことにしよう。
「先生はあのレイン、さん、の何処が良いんですか?」「あ、わたしも気になります!」
ルークはレインが嫌いだ。
以前何度も殺気を向けられたことがあるし、エレナを誑かして遊んだりもしていた。先生に失礼かもしれないが、あの男はどっちかと言えば悪い奴だ。確かに強いかもしれないが、好きになるのは分からない。
戦い方を教わっていたエレナすら、今でも魔人様と呼んでいる。
「うーん。まず、命の恩人なの。色々あってね。何度も殺されてたところを助けられて、なんと言うか、顔も好みだし……、私の魔法のことも考えてくれるし、それでね、呪いで死ぬのがたまたま同じ日だったの。それが分かった瞬間、あの人なんて言ったと思う?」
何か嬉しそうなサニィを見て、二人の生徒も心なしかどきどきしてしまう。
一体どんなロマンチックな口説き文句を言われればこんな素敵な先生を落とせるのだろう。
そんな風に思う。
「それがね、『お前に一目惚れをした。俺と一緒に死んでくれ』だよ? 有り得ないよね。一緒に生きようとか、そういうのじゃなくて、一緒に死んでくれ。思わず『はい』って言っちゃって」
「格好良い!!」
サニィの告白に、ルークが吹き出すのを我慢しているとエレナが叫ぶ。
思わず二人とも「え?」と反応してしまうが、エレナも「え?」と返す。
「だって、世界最強の人の告白が一緒に死んでくれって、そんなの格好良い!」
エレナの理屈は全然分からないけれど、南の方でその男がくしゃみをしていることだけは、なんとなく分かったサニィだった。
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