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第九章:英雄たち
第百十二話:魔王が残した呪い
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「魔王に乗っ取られてる間、色々な情報が流れ込んできました」
魔王を倒して翌日、十分な休養を取った二人は昨日のことについて語り合う。
サニィが魔王になることをレインは分かっていたということ、サニィ自身も、なんとなくそんなことになるのではないかと、マナの感じから思っていたことを互いに打ち明けた。レインが黙っていたことを、サニィは特に怒りはしなかった。
「約束通り、ちゃんと守ってくれましたから」
カスリ傷一つ付けず魔王のみを殺したレインの様子を、サニィは魔王に乗っ取られたままに見ていたと言う。
抵抗は最後の一瞬意外は出来なかったが、レインへの信用、いや、信頼からだろう。一切の恐怖感がなく、むしろ、力を増した自分の魔法で、一体どれほどレインと渡り合えるのかと楽しみだったようだ。
「なので、互いに謝るのは無しです」
結局のところ、レインはとっくに魔王を超えていた。重力魔法では少しばかり良い所まで行ったけれど、傷を付けることも出来なかった。
そんなことをお茶目に言っていた。
「なんか、ルー君が重力魔法を言うのを発明したそうで、マナを通して魔王に伝わって、私もそれを使えるようになって、それによると空を飛ぶこともできるみたいですよ! ほんの少しとはいえレインさんを焦らせる力もありますし、流石は私の教え子ですね!」
サニィはそれまでと打って変わって、興奮を隠せない様子でそんなことを言う。
魔王から得た知識はサニィへと馴染み、サニィはそれを抵抗なく受け入れている。
「落ち着け。嬉しいのは分かったが、少しだけ落ち着いてみろ」
サニィは言ってみれば、あれだけの悪意を放つ魔王を抵抗なく受け入れている状態だ。
それがどれだけの危険を孕んでいる状態なのか、もしくは本当にサニィが正常なのか、まだ分からない。
とにかくにも、興奮した状態のサニィは重力の魔法を使って宙に浮き始めるので、それを制して座れと促す。
「今後、それはあまり使うな」
「え? なんでですか? せっかくルー君が作った魔法なのに!」
「だから落ち着け。それはルークが作ったのだろう? だったら、あいつに華を持たせてやれ」
「あっ、あ、……はい」
そこまで聞いて、サニィは己のしようとしていたことの重大さに気づく。
サニィの知名度は今や、世界を覆い尽くしている。二人は大陸を一週ずつ回っているのに対し、噂は放射状に広がっていく。いくら二人の旅の移動速度が速くても、噂には追いつけない。
サニィが見知らぬ魔法を使っているのを見てしまえば、彼女が聖女だとバレてしまうだろう。
すると当然、重力魔法を発明したのは聖女ということにすらなってしまうかもしれない。
「さて、話の続きだ。魔王から得た情報を話してくれ」
「あ、はい。分かりました」
一先ず落ち着いてみると、サニィはようやく真面目な顔をして話し始めた。
「まずなんですけど、残る魔王はあと一人だけです。少なくともここ100年で出る魔王は、ですけど。それが、私達が生きている3年の間には出ないみたいです。8年後以降。なので、私達の魔王退治の仕事は、これで終わりみたい」
「8年後以降か……」
残りの寿命はもう3年半を切っている。どう考えても、間に合う時間ではない。
レインは少しばかり考えた素振りを見せるものの、一先ずの納得を見せる。
「そして、魔王のことに関してはもう少しだけ。黒の魔王は、レインさんの言ったとおりに魔法使い系の魔物でした。ヴァンパイアロード。なんで分かったんですか?」
「ああ、それは簡単だ。ヴィクトリアの残した最後の言葉を覚えてるか?」
『魔王は消滅した 散っていった仲間達に追悼を 勇者:ヴィクトリア・タイタンソード』
それが黒の魔王を倒した英雄ヴィクトリアが、自身の大剣に刻んで残した最後の言葉だ。
「あ、……魔王は消滅した、ですか?」
「そういうことだ。デーモンロードの魔王の死体は残っている。その素材はエリーの武器にも使われている」
消滅すれば魔法使い系となる理由。それは、サニィが発見した魔法を考えれば分かることだった。
【最後の魔王は死の間際、世界に呪いをかけた】
そして、【魔王は消滅した】
更に、サニィがドラゴン戦の後に発見したことがある。
――今回の最後の爆発、あれは少し違いました
――体を触媒にして魔法を使いました
――ただ、少しばかり限定的です
――触媒を使う魔法は拡散系の魔法のみです
――分解して変換して拡散する様な魔法
サニィは、自身の上半身を触媒として、ドラゴンの頭部を吹き飛ばした。
それと同じことを、魔王は呪いとして世界に振りまいたのだ。
魔王がその魔法を使った場所は北極点、世界に魔法を振りまくには、最も良い場所だった。
「レインさん、気づいてたんですね」
「ああ、かと言って、お前が自分の呪いを消せない以上はどうしようもないと思ってな……」
そう。魔王の呪いが、本当に怨念による呪いではなく魔法であるのなら、それと同じことをすれば呪いは解けるはずだ。しかし、現状ではサニィがその呪いを解くことは出来ない。
「ちょっと、強すぎるんですよね。この呪い。私が魔王を超えないと解除できないと思います」
魔王を倒した今、改めてサニィは解呪を試みてみるが、やはり全くと言っていいほど手応えを感じない。
そんな状態で、世界から呪いを消すことなど出来るわけがない。
だから、レインは何も言わず、サニィを育て続けることにしたのだ。
今回ばかりは、魔王化するのがサニィだと分かっていたのでただ助けることを目的としてしまったが……。
「ふう、これに関しては課題ですね。一緒に長生きできるならそれに越したことはありませんもんね」
サニィは気づいていない。
一つだけ、見落としていることがあることに。
レインも、その点については、何も答えることが出来なかった。
サニィが気づかないのであれば、これを伝えることは生涯ないだろう。
それが、レインの弱さでもあった。
「あ、あとは魔王のおかげで陰のマナに関して更に敏感になったので、レインさんの秘密に気づきましたよ!!」
「お、おう、なんだ?」
サニィは魔王によって、随分と様々な視点を手に入れたらしい。
マナを感じ取ることが、自分の周囲どころか、それが巨大なものであるなら世界の裏側でも分かるかもしれないとのこと。魔王は陰のマナの更に悪の部分を絞り出した様なもの。
魔王の言った世界の意思とは要するに、陰のマナが陽のマナを消し潰そうとしている動きのこと。
仲良く同居しているレインが許せない。ただ、それだけのことだった。
魔王を倒して翌日、十分な休養を取った二人は昨日のことについて語り合う。
サニィが魔王になることをレインは分かっていたということ、サニィ自身も、なんとなくそんなことになるのではないかと、マナの感じから思っていたことを互いに打ち明けた。レインが黙っていたことを、サニィは特に怒りはしなかった。
「約束通り、ちゃんと守ってくれましたから」
カスリ傷一つ付けず魔王のみを殺したレインの様子を、サニィは魔王に乗っ取られたままに見ていたと言う。
抵抗は最後の一瞬意外は出来なかったが、レインへの信用、いや、信頼からだろう。一切の恐怖感がなく、むしろ、力を増した自分の魔法で、一体どれほどレインと渡り合えるのかと楽しみだったようだ。
「なので、互いに謝るのは無しです」
結局のところ、レインはとっくに魔王を超えていた。重力魔法では少しばかり良い所まで行ったけれど、傷を付けることも出来なかった。
そんなことをお茶目に言っていた。
「なんか、ルー君が重力魔法を言うのを発明したそうで、マナを通して魔王に伝わって、私もそれを使えるようになって、それによると空を飛ぶこともできるみたいですよ! ほんの少しとはいえレインさんを焦らせる力もありますし、流石は私の教え子ですね!」
サニィはそれまでと打って変わって、興奮を隠せない様子でそんなことを言う。
魔王から得た知識はサニィへと馴染み、サニィはそれを抵抗なく受け入れている。
「落ち着け。嬉しいのは分かったが、少しだけ落ち着いてみろ」
サニィは言ってみれば、あれだけの悪意を放つ魔王を抵抗なく受け入れている状態だ。
それがどれだけの危険を孕んでいる状態なのか、もしくは本当にサニィが正常なのか、まだ分からない。
とにかくにも、興奮した状態のサニィは重力の魔法を使って宙に浮き始めるので、それを制して座れと促す。
「今後、それはあまり使うな」
「え? なんでですか? せっかくルー君が作った魔法なのに!」
「だから落ち着け。それはルークが作ったのだろう? だったら、あいつに華を持たせてやれ」
「あっ、あ、……はい」
そこまで聞いて、サニィは己のしようとしていたことの重大さに気づく。
サニィの知名度は今や、世界を覆い尽くしている。二人は大陸を一週ずつ回っているのに対し、噂は放射状に広がっていく。いくら二人の旅の移動速度が速くても、噂には追いつけない。
サニィが見知らぬ魔法を使っているのを見てしまえば、彼女が聖女だとバレてしまうだろう。
すると当然、重力魔法を発明したのは聖女ということにすらなってしまうかもしれない。
「さて、話の続きだ。魔王から得た情報を話してくれ」
「あ、はい。分かりました」
一先ず落ち着いてみると、サニィはようやく真面目な顔をして話し始めた。
「まずなんですけど、残る魔王はあと一人だけです。少なくともここ100年で出る魔王は、ですけど。それが、私達が生きている3年の間には出ないみたいです。8年後以降。なので、私達の魔王退治の仕事は、これで終わりみたい」
「8年後以降か……」
残りの寿命はもう3年半を切っている。どう考えても、間に合う時間ではない。
レインは少しばかり考えた素振りを見せるものの、一先ずの納得を見せる。
「そして、魔王のことに関してはもう少しだけ。黒の魔王は、レインさんの言ったとおりに魔法使い系の魔物でした。ヴァンパイアロード。なんで分かったんですか?」
「ああ、それは簡単だ。ヴィクトリアの残した最後の言葉を覚えてるか?」
『魔王は消滅した 散っていった仲間達に追悼を 勇者:ヴィクトリア・タイタンソード』
それが黒の魔王を倒した英雄ヴィクトリアが、自身の大剣に刻んで残した最後の言葉だ。
「あ、……魔王は消滅した、ですか?」
「そういうことだ。デーモンロードの魔王の死体は残っている。その素材はエリーの武器にも使われている」
消滅すれば魔法使い系となる理由。それは、サニィが発見した魔法を考えれば分かることだった。
【最後の魔王は死の間際、世界に呪いをかけた】
そして、【魔王は消滅した】
更に、サニィがドラゴン戦の後に発見したことがある。
――今回の最後の爆発、あれは少し違いました
――体を触媒にして魔法を使いました
――ただ、少しばかり限定的です
――触媒を使う魔法は拡散系の魔法のみです
――分解して変換して拡散する様な魔法
サニィは、自身の上半身を触媒として、ドラゴンの頭部を吹き飛ばした。
それと同じことを、魔王は呪いとして世界に振りまいたのだ。
魔王がその魔法を使った場所は北極点、世界に魔法を振りまくには、最も良い場所だった。
「レインさん、気づいてたんですね」
「ああ、かと言って、お前が自分の呪いを消せない以上はどうしようもないと思ってな……」
そう。魔王の呪いが、本当に怨念による呪いではなく魔法であるのなら、それと同じことをすれば呪いは解けるはずだ。しかし、現状ではサニィがその呪いを解くことは出来ない。
「ちょっと、強すぎるんですよね。この呪い。私が魔王を超えないと解除できないと思います」
魔王を倒した今、改めてサニィは解呪を試みてみるが、やはり全くと言っていいほど手応えを感じない。
そんな状態で、世界から呪いを消すことなど出来るわけがない。
だから、レインは何も言わず、サニィを育て続けることにしたのだ。
今回ばかりは、魔王化するのがサニィだと分かっていたのでただ助けることを目的としてしまったが……。
「ふう、これに関しては課題ですね。一緒に長生きできるならそれに越したことはありませんもんね」
サニィは気づいていない。
一つだけ、見落としていることがあることに。
レインも、その点については、何も答えることが出来なかった。
サニィが気づかないのであれば、これを伝えることは生涯ないだろう。
それが、レインの弱さでもあった。
「あ、あとは魔王のおかげで陰のマナに関して更に敏感になったので、レインさんの秘密に気づきましたよ!!」
「お、おう、なんだ?」
サニィは魔王によって、随分と様々な視点を手に入れたらしい。
マナを感じ取ることが、自分の周囲どころか、それが巨大なものであるなら世界の裏側でも分かるかもしれないとのこと。魔王は陰のマナの更に悪の部分を絞り出した様なもの。
魔王の言った世界の意思とは要するに、陰のマナが陽のマナを消し潰そうとしている動きのこと。
仲良く同居しているレインが許せない。ただ、それだけのことだった。
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