12 / 15
自由奔放に呪いをばら撒く男
しおりを挟む
あの頃のぼくは罪悪感とか後のこととか・・・何も考えてなかったんだと思う・・・そうでなかったら。。。こんなことにはなってない・・・よね?
小中と知ってしまった自分の能力・・・厨二病?いやいや本当に扱える能力・・・そこに厨二特有の・・・そしてその結果は・・・大暴走だった
「んだテメェ!邪魔なんだよ!テメェみてぇなモブ顔は隅っこ歩いてれば良いんだよ!」
「・・・お前がな」
これだけである・・・言葉をそのまま返した形となり、その先輩はそれ以降常に体を壁に擦り付けるように歩くようになったと・・・
世界的に呪いブーム・・・と言っても映画とか漫画でだけど・・・になった時、バイト先の先輩が
「はい、君に犬のウンコを踏む呪いをかけました~。みんな近寄らないようにね~」
なんて低俗ないじめを始めだして、周囲のバイト仲間もそれに乗っかって・・・
「・・・じゃぁ、先輩はこれから先毎日ウンコを掴む・・・呪いをかけました」
「・・・ぎゃっはっはっは!センスねぇな!ウンコかよ!」
ぃぁ・・・最初にウンコ絡みの呪い?かけてきたの先輩だから・・・
「はは お前さては小さい頃ウンコマンとか呼ばれてたんじゃね?」
「ヤダーウケる。絶対そうよ」
「てかここカラオケ店だけど飲食物も扱うから、ウンコマンには辞めてもらったほうがいいんじゃない?」
「違いない!俺今から店長に言ってくるわ」
こんな感じで・・・せっかく見つけtバイト先をクビになりそうな危機・・・でも
「お前らそんなバカなこと言ってないで仕事しろ!」
店長はそう言って流した・・・が、ボクは許せなかった・・・
「さっきは先輩だけ・・・でも・・・店長以外全員呪われちまえ!」
そして翌日・・・
「はぁ・・・次のバイト先は良い人がいたら良いなぁ~」
あんなことを言った手前、彼らには間違いなく・・・ならそんな人たちと同じところで仕事はしたくない。今度はあまり人目につかないようなバイトにしなきゃな・・・
そして見つけたバイト先は、倉庫内作業で、オーダーが来た品々をカートに入れていく・・・それだけの仕事で、バイト同士のコミュニケーションは最低限で・・・すれ違う時にも会釈する程度・・・食事時間も各自で自由な時間に・・・なんて感じだったから、あえて他の人とズラして食事をしていた。
そんな折、前のバイト先の事がニュースになって、内容は・・・単純に潰れた・・・だけだったが、現場主任の女性からの情報で・・・
「聞いた?あのカラオケ店の店員の話」
「聞いた聞いた・・・不衛生だったんでしょ?」
「食中毒をなん度もだしたり」
「行政指導ですって?」
「あそこの店長さんは良い人だったのにねぇ~バイトの指導もできてなかったなんて・・・」
「ねぇ?不衛生ってどんな風だったの?」
「なんでもバイトの子がウンコを握りしめて出勤したり・・・」
「・・・え?」
「バイト中にウンコを握りしめてたり」
「ええ??」
「毎日のようにウンコを掴んでたらしいのよ」
「・・・なにその狂人・・・」
「それもバイト全員が・・・」
「・・・待って!握って出勤は・・・最悪犬か猫のとして・・・バイト中って事は・・・」
「まさか・・・・客の?」
・・・まさか・・・せいぜい帰り道に落ちてるペットの・・・とかのつもりだったが・・・そんな事まで・・・
「それでバイト全員クビにした上に、バイトの家に損害賠償請求かけたらしいわよ」
「え~!まぁ、そうでしょうね・・・そんなバイト・・・クビにするだけじゃ気が治らないでしょうね」
「バイトの家族は誠心誠意謝罪して賠償に応じたらしいんだけど・・・アレから一ヶ月経つけど・・・」
「何?まだ何かあるの?」
「実はバイト辞めた子達・・・今も毎日掴んでるらしいの・・・」
「・・・え?」
「家族も限界になってどこかの山奥のお寺に送ったらしいんだけど・・・」
「そんなお寺があるんだ・・・」
「そのウチの一軒が知り合いなんだけどね・・・もう変わり果てた姿だったわよ・・・昔は学年のアイドル!って感じだったのに、先日会った時はとても同級生には見えなかったわ・・・それこそ・・・同級生の親?って位に老け込んでたわ・・・」
「それって・・・20歳以上老け込んでるってこと?」
「・・・彼女も来週から病院のお世話になるって言ってたわ・・・」
「・・・全く・・・何が原因なのかしらね・・・怖いわ~」
・・・怖いな~・・・次はもう少し自重しよう・・・かな?
小中と知ってしまった自分の能力・・・厨二病?いやいや本当に扱える能力・・・そこに厨二特有の・・・そしてその結果は・・・大暴走だった
「んだテメェ!邪魔なんだよ!テメェみてぇなモブ顔は隅っこ歩いてれば良いんだよ!」
「・・・お前がな」
これだけである・・・言葉をそのまま返した形となり、その先輩はそれ以降常に体を壁に擦り付けるように歩くようになったと・・・
世界的に呪いブーム・・・と言っても映画とか漫画でだけど・・・になった時、バイト先の先輩が
「はい、君に犬のウンコを踏む呪いをかけました~。みんな近寄らないようにね~」
なんて低俗ないじめを始めだして、周囲のバイト仲間もそれに乗っかって・・・
「・・・じゃぁ、先輩はこれから先毎日ウンコを掴む・・・呪いをかけました」
「・・・ぎゃっはっはっは!センスねぇな!ウンコかよ!」
ぃぁ・・・最初にウンコ絡みの呪い?かけてきたの先輩だから・・・
「はは お前さては小さい頃ウンコマンとか呼ばれてたんじゃね?」
「ヤダーウケる。絶対そうよ」
「てかここカラオケ店だけど飲食物も扱うから、ウンコマンには辞めてもらったほうがいいんじゃない?」
「違いない!俺今から店長に言ってくるわ」
こんな感じで・・・せっかく見つけtバイト先をクビになりそうな危機・・・でも
「お前らそんなバカなこと言ってないで仕事しろ!」
店長はそう言って流した・・・が、ボクは許せなかった・・・
「さっきは先輩だけ・・・でも・・・店長以外全員呪われちまえ!」
そして翌日・・・
「はぁ・・・次のバイト先は良い人がいたら良いなぁ~」
あんなことを言った手前、彼らには間違いなく・・・ならそんな人たちと同じところで仕事はしたくない。今度はあまり人目につかないようなバイトにしなきゃな・・・
そして見つけたバイト先は、倉庫内作業で、オーダーが来た品々をカートに入れていく・・・それだけの仕事で、バイト同士のコミュニケーションは最低限で・・・すれ違う時にも会釈する程度・・・食事時間も各自で自由な時間に・・・なんて感じだったから、あえて他の人とズラして食事をしていた。
そんな折、前のバイト先の事がニュースになって、内容は・・・単純に潰れた・・・だけだったが、現場主任の女性からの情報で・・・
「聞いた?あのカラオケ店の店員の話」
「聞いた聞いた・・・不衛生だったんでしょ?」
「食中毒をなん度もだしたり」
「行政指導ですって?」
「あそこの店長さんは良い人だったのにねぇ~バイトの指導もできてなかったなんて・・・」
「ねぇ?不衛生ってどんな風だったの?」
「なんでもバイトの子がウンコを握りしめて出勤したり・・・」
「・・・え?」
「バイト中にウンコを握りしめてたり」
「ええ??」
「毎日のようにウンコを掴んでたらしいのよ」
「・・・なにその狂人・・・」
「それもバイト全員が・・・」
「・・・待って!握って出勤は・・・最悪犬か猫のとして・・・バイト中って事は・・・」
「まさか・・・・客の?」
・・・まさか・・・せいぜい帰り道に落ちてるペットの・・・とかのつもりだったが・・・そんな事まで・・・
「それでバイト全員クビにした上に、バイトの家に損害賠償請求かけたらしいわよ」
「え~!まぁ、そうでしょうね・・・そんなバイト・・・クビにするだけじゃ気が治らないでしょうね」
「バイトの家族は誠心誠意謝罪して賠償に応じたらしいんだけど・・・アレから一ヶ月経つけど・・・」
「何?まだ何かあるの?」
「実はバイト辞めた子達・・・今も毎日掴んでるらしいの・・・」
「・・・え?」
「家族も限界になってどこかの山奥のお寺に送ったらしいんだけど・・・」
「そんなお寺があるんだ・・・」
「そのウチの一軒が知り合いなんだけどね・・・もう変わり果てた姿だったわよ・・・昔は学年のアイドル!って感じだったのに、先日会った時はとても同級生には見えなかったわ・・・それこそ・・・同級生の親?って位に老け込んでたわ・・・」
「それって・・・20歳以上老け込んでるってこと?」
「・・・彼女も来週から病院のお世話になるって言ってたわ・・・」
「・・・全く・・・何が原因なのかしらね・・・怖いわ~」
・・・怖いな~・・・次はもう少し自重しよう・・・かな?
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる