異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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テンプレ?

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 門番の言う通り、ギルドの場所はすぐにわかった。迷うことなくね・・・その理由の最たるは・・・

「ぁあ?何見てんだ!?」
「ここはオメェミテェなガキが来るところじゃねぇんだよ!」
「ソレとも何か?その腰のおもちゃを置いていくか?」
「ハハ!ママのおっぱいでもしゃぶりにケェんな!」
「・・・見料だ・・・何もかも置いていけ!」

 低級?ぃゃぃゃ盗賊の間違いでしょ・・・これ討伐しちゃってもいいよね?

「すみません。中に用があるんですが・・・どこか目の着かないところに消えてもらえませんか?それこそ・・・

 面倒だったので威圧と殺気を込めて睨むと、文字通りを抱き抱えるように丸め込んで逃げていきましたよ・・・獣人の方々が・・・

「・・・ふぅ・・・」

 一難去ってまた一難・・・ギルドホールに入ると

Throw away your weapons and raise your hand武器を捨てて手を上げろ

 随分流暢な英語ですね・・・転生・・・いや、転移者ですか?

 カウンターに備え付けのショットガン?やら弓矢・・・の当然発展系のクロスボウでこちらを威嚇するギルド職員数名と、入口の壁を背にボクの顳顬に銃口を当てる女性・・・これが先程の英語を喋ってた・・・というか・・・

You are the same貴女もね

 右手に銃を持ち、女性の顔の前で、人差指と中指でギルドカード裏面を見えるように構え、左手には・・・を出して・・・ガトリングを回転させて威嚇音を・・・

「・・・」

 一触即発・・・誰かが緊張に耐えかねて発射すれば、この場は・・・

「OKわかったわ・・・マスター!この子は大丈夫よ。武装を解除して?」

 女性の方から折れてくれた

 職員もホッとした顔で武器をおろし、営業用スマイルで出迎えてくれた・・・って、釈然とせんな!謝罪を求める!

「キミも悪いんだぞ?外であんな殺気を放つから・・・不埒者が襲ってきたかと思ったじゃないか」

「・・・ソレを言うなら、入口にあんなチンピラが屯するような環境をどうにかしてくださいよ・・・それともアレは、討伐しても良かったんですか?勿論盗賊や野盗として・・・」

 この発言に「え?またいたの?」って顔されたけど・・・周辺管理はきちんとしてくださいよ!

「えっと・・・サブマスかギルマスいますか?」

「失礼ですが貴方は?」

 ぃゃカード見てないんかい!

「浜尻の街から来た冒険者です。先に挨拶しておこうかなと思いまして」

 さて・・・
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