241 / 256
説明色々
しおりを挟む
受付のお姉さんが実はギルマスで、銃を撃って素性がバレて・・・
「何簡単なことだよ。冒険者ギルドは何も討伐や依頼をメインとしてはいるけど、街中や近隣の情報収集もまた大事な仕事でね?君達がこの街に来た経緯や、素性の調査。昨日商業ギルドでの事も調べてある。悪意があってのことじゃないのは保証するが、下調べは・・・大事だろ?」
「そして昨日の的当てと、さっきの試し撃ち・・・これには驚かされたわ・・・文献に残っている通りのことをやって見せてくれたんだから」
話を聞くと、昨日の修練所で撃った銃と、さっきの銃・・・まぁ、似てはいるけど違うものだった。簡単に言えばさっき撃った銃が本物で、昨日撃ったのが偽物・・・しかもかなり危険な偽物だったのだ・・・
「その顔は完全に気がついたようだね」
「はい。まんまとノセられたってわけですね?
昨日の銃には安全装置が無かったのと、火薬量も抑えられていた」
「正解だ。そして先程の銃は、この大陸で正式採用されている物だ。もちろん所持と使用許可に関しては厳重にしているがね」
なんだかんだで未だ弓矢の世界に銃・・・弾薬だけでもかなりの手間と経費だ・・・通常の狩りで使うなんて事はあり得ないだろう・・・ボク以外はね
「そして昨日のキミの腕前だ・・・今日は全弾的の中心に集中していたが、昨日は・・・武器と急所・・・かなり正確だったね」
カモフラージュはしてたはずなんだけどね・・・
「的と冒険者・・・人型を重ねて見て初めてわかったよ・・・アームブレイク・・・右手の位置と頭部、心臓、男性の急所・・・次からは的を人型にしようかな・・・」
「私もあそこまでとは思わなかったわ・・・」
ギルマスさんも驚きの様子だ
「そしてさっきの事だが・・・」
「えぇ、今朝はちょっと体調が悪かったので、色々失念していましたよ・・・なので、つい昔の記憶からいつも通りに動いてしまい・・・その、マガジンを落としてしまって申し訳ありませんでした」
撃つ瞬間までは昨日と同じ感じだったが、今日の銃にはセーフティー機構が・・・疑いなく外し、装填・・・撃ってスライドを戻す・・・こんなの他大陸からの冒険者にわかるはずがない・・・しかもマガジン交換をしようとしたなんて・・・ね?
「その様子だと、銃を持っていると考えてしまうんだが・・・」
ありますよ?若干こちらの銃とは違いますけど・・・
「見ます?」
ここまで来たら・・・
「何簡単なことだよ。冒険者ギルドは何も討伐や依頼をメインとしてはいるけど、街中や近隣の情報収集もまた大事な仕事でね?君達がこの街に来た経緯や、素性の調査。昨日商業ギルドでの事も調べてある。悪意があってのことじゃないのは保証するが、下調べは・・・大事だろ?」
「そして昨日の的当てと、さっきの試し撃ち・・・これには驚かされたわ・・・文献に残っている通りのことをやって見せてくれたんだから」
話を聞くと、昨日の修練所で撃った銃と、さっきの銃・・・まぁ、似てはいるけど違うものだった。簡単に言えばさっき撃った銃が本物で、昨日撃ったのが偽物・・・しかもかなり危険な偽物だったのだ・・・
「その顔は完全に気がついたようだね」
「はい。まんまとノセられたってわけですね?
昨日の銃には安全装置が無かったのと、火薬量も抑えられていた」
「正解だ。そして先程の銃は、この大陸で正式採用されている物だ。もちろん所持と使用許可に関しては厳重にしているがね」
なんだかんだで未だ弓矢の世界に銃・・・弾薬だけでもかなりの手間と経費だ・・・通常の狩りで使うなんて事はあり得ないだろう・・・ボク以外はね
「そして昨日のキミの腕前だ・・・今日は全弾的の中心に集中していたが、昨日は・・・武器と急所・・・かなり正確だったね」
カモフラージュはしてたはずなんだけどね・・・
「的と冒険者・・・人型を重ねて見て初めてわかったよ・・・アームブレイク・・・右手の位置と頭部、心臓、男性の急所・・・次からは的を人型にしようかな・・・」
「私もあそこまでとは思わなかったわ・・・」
ギルマスさんも驚きの様子だ
「そしてさっきの事だが・・・」
「えぇ、今朝はちょっと体調が悪かったので、色々失念していましたよ・・・なので、つい昔の記憶からいつも通りに動いてしまい・・・その、マガジンを落としてしまって申し訳ありませんでした」
撃つ瞬間までは昨日と同じ感じだったが、今日の銃にはセーフティー機構が・・・疑いなく外し、装填・・・撃ってスライドを戻す・・・こんなの他大陸からの冒険者にわかるはずがない・・・しかもマガジン交換をしようとしたなんて・・・ね?
「その様子だと、銃を持っていると考えてしまうんだが・・・」
ありますよ?若干こちらの銃とは違いますけど・・・
「見ます?」
ここまで来たら・・・
0
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
一人だけ竜が宿っていた説。~異世界召喚されてすぐに逃げました~
十本スイ
ファンタジー
ある日、異世界に召喚された主人公――大森星馬は、自身の中に何かが宿っていることに気づく。驚くことにその正体は神とも呼ばれた竜だった。そのせいか絶大な力を持つことになった星馬は、召喚した者たちに好き勝手に使われるのが嫌で、自由を求めて一人その場から逃げたのである。そうして異世界を満喫しようと、自分に憑依した竜と楽しく会話しつつ旅をする。しかし世の中は乱世を迎えており、星馬も徐々に巻き込まれていくが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる