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説明色々

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 受付のお姉さんが実はギルマスで、銃を撃って素性がバレて・・・

「何簡単なことだよ。冒険者ギルドは何も討伐や依頼をメインとしてはいるけど、街中や近隣の情報収集もまた大事な仕事でね?君がこの街に来た経緯や、素性の調査。昨日商業ギルドでの事も調べてある。悪意があってのことじゃないのは保証するが、下調べは・・・大事だろ?」

「そして昨日の的当てと、さっきの試し撃ち・・・これには驚かされたわ・・・文献に残っている通りのことをやって見せてくれたんだから」

 話を聞くと、昨日の修練所で撃った銃と、さっきの銃・・・まぁ、似てはいるけど違うものだった。簡単に言えばさっき撃った銃が本物で、昨日撃ったのが偽物・・・しかもかなりな偽物だったのだ・・・

「その顔は完全に気がついたようだね」

「はい。まんまとノセられたってわけですね?
 昨日の銃にはが無かったのと、火薬量も抑えられていた」

「正解だ。そして先程の銃は、この大陸で正式採用されている物だ。もちろん所持と使用許可に関しては厳重にしているがね」

 なんだかんだで未だ弓矢の世界に銃・・・弾薬だけでもかなりの手間と経費だ・・・通常の狩りで使うなんて事はあり得ないだろう・・・ボク以外はね

「そして昨日のキミの腕前だ・・・今日は全弾的の中心に集中していたが、昨日は・・・武器と急所・・・かなり正確だったね」

 カモフラージュはしてたはずなんだけどね・・・

「的と冒険者・・・人型を重ねて見て初めてわかったよ・・・アームブレイク・・・の位置と頭部、心臓、男性の急所・・・次からは的を人型にしようかな・・・」

「私もあそこまでとは思わなかったわ・・・」

 ギルマスさんも驚きの様子だ

「そしてさっきの事だが・・・」

「えぇ、今朝はちょっと体調が悪かったので、色々失念していましたよ・・・なので、昔の記憶からいつも通りに動いてしまい・・・その、マガジンを落としてしまって申し訳ありませんでした」

 撃つ瞬間までは昨日と同じ感じだったが、今日の銃にはセーフティー機構が・・・疑いなく外し、装填・・・撃ってスライドを戻す・・・こんなの他大陸からの冒険者にわかるはずがない・・・しかもマガジン交換をしようとしたなんて・・・ね?

「その様子だと、銃を持っていると考えてしまうんだが・・・」

 ありますよ?若干こちらの銃とは違いますけど・・・

「見ます?」

 ここまで来たら・・・
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