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豹変
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「数刻前のことです。突如階下に振動が走り、震源地の確認に走ると、ギルドホール一階のとある部屋の中から叫び声が聞こえ、その扉の前で職員が震えていたので、意を決して踏み込むと・・・」
そう話し始めたギルドマスターは変わらず顔色を青のまま
「一組の男女が・・・その・・・行為を・・・」
あぁ・・・向こうのニュースで「派出所で警官二名が」「省庁執務室で」「県庁室で」「業務中に」・・・なんてショッキングなニュースが流れてたけど、ソレに上司が鉢合わせ・・・ぃゃ、ここでは上司だが、実質的な立場で言えば・・・アリスの方が上司か・・・しかも相手が・・・
「その相手の男性が・・・それまで一度も見たことのない男性でして・・・ソレでもアリス君の様子が尋常ではなかったので、勇気を持って問いかけると、威圧・・・いえ、殺意のこもった視線で『邪魔するな!』と訴えかけてきたので、放置してしまいました。結局・・・私もじしんのいのちを天秤にかけてしまったのだ・・・申し訳ない」
そう言って再度テーブルに両手をつき、上半身を折っての謝罪をしてきた
「頭を上げてください。そのことに関しては、ギルドマスターさんには一切の非はありません。むしろ、罰せられるのは・・・職務時間中に就業場所でそういったいかがわしい行為をしていたGMなのですから」
「ショウ君?GMって?」
「・・・ゲームマスター?」
「・・・この人はGMだけど、アリスさんはGM・・・つまり、全冒険者のギルドマスターを束ねる壱番偉い人なんだよ・・・たぶん」
( ゚д゚)<何で知ってるの?
( ゚д゚)<え?見えない
( ゚д゚)<え?何言ってるのこの人
そうだよね・・・その反応が普通だよね・・・でもね?事実なんだよね・・・
「補足しておこうか?階下でのアリスと一緒にいた男性・・・あれは・・・コラ、リル?爪をたてないの・・・後で一緒に説教させてあげるから」
腕の中でリルが四肢に力を込めてしまい、爪がボクの腕に食い込んで・・・
「どうしたの?リル」
「ちょっと顔が怖いよ?」
トールとスーも異変に気がついた様だが
「えっとね?階下の彼・・・ここに残していった四天王の一人だよ?」
( ゚д゚)???え?
「ほら、アルとウルも、リルのオーバーフローした力を受けて進化してたでしょ?なら・・・立場上四天王の配下だったアルとウル・・・の前に力を受け取ったのは?」
リル>リルママ>四天王>配下の順なら
「理解した?リルママと四天王からも溢れた力でアルとウルが進化した・・・」
ギルドホールの守護者もまた・・・進化していたんだ・・・人化と言う形でね?
そう話し始めたギルドマスターは変わらず顔色を青のまま
「一組の男女が・・・その・・・行為を・・・」
あぁ・・・向こうのニュースで「派出所で警官二名が」「省庁執務室で」「県庁室で」「業務中に」・・・なんてショッキングなニュースが流れてたけど、ソレに上司が鉢合わせ・・・ぃゃ、ここでは上司だが、実質的な立場で言えば・・・アリスの方が上司か・・・しかも相手が・・・
「その相手の男性が・・・それまで一度も見たことのない男性でして・・・ソレでもアリス君の様子が尋常ではなかったので、勇気を持って問いかけると、威圧・・・いえ、殺意のこもった視線で『邪魔するな!』と訴えかけてきたので、放置してしまいました。結局・・・私もじしんのいのちを天秤にかけてしまったのだ・・・申し訳ない」
そう言って再度テーブルに両手をつき、上半身を折っての謝罪をしてきた
「頭を上げてください。そのことに関しては、ギルドマスターさんには一切の非はありません。むしろ、罰せられるのは・・・職務時間中に就業場所でそういったいかがわしい行為をしていたGMなのですから」
「ショウ君?GMって?」
「・・・ゲームマスター?」
「・・・この人はGMだけど、アリスさんはGM・・・つまり、全冒険者のギルドマスターを束ねる壱番偉い人なんだよ・・・たぶん」
( ゚д゚)<何で知ってるの?
( ゚д゚)<え?見えない
( ゚д゚)<え?何言ってるのこの人
そうだよね・・・その反応が普通だよね・・・でもね?事実なんだよね・・・
「補足しておこうか?階下でのアリスと一緒にいた男性・・・あれは・・・コラ、リル?爪をたてないの・・・後で一緒に説教させてあげるから」
腕の中でリルが四肢に力を込めてしまい、爪がボクの腕に食い込んで・・・
「どうしたの?リル」
「ちょっと顔が怖いよ?」
トールとスーも異変に気がついた様だが
「えっとね?階下の彼・・・ここに残していった四天王の一人だよ?」
( ゚д゚)???え?
「ほら、アルとウルも、リルのオーバーフローした力を受けて進化してたでしょ?なら・・・立場上四天王の配下だったアルとウル・・・の前に力を受け取ったのは?」
リル>リルママ>四天王>配下の順なら
「理解した?リルママと四天王からも溢れた力でアルとウルが進化した・・・」
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