176 / 256
改造
しおりを挟む
「わー!わんちゃんがいっぱいだー」
いや・・・犬扱いは・・・やめてあげて?
「ミネルバさん・・・従魔です。できれば犬呼ばわりは・・・勘弁してあげてもらえませんか?」
「そうだったわね・・・ごめんねみんな」
「それとこちらの一際立派な体躯の持ち主が、リルの母親です」
「・・・見上げるほどの・・・リルちゃんもいずれこんな立派に!?」
「リル!頑張る!」
小さいままでもいいんだぞ?
「とりあえずみんなを風呂に入れてあげたいから、中庭に移動するね?」
そう言ってカウンター脇の階段から中庭に移動し、その一角にある風呂場からは試合の楽しげな声が・・・
「おーい二人とも?帰ったよ~?」
「「キャァァァ!お、お帰りなさい!」」
なぜ叫ぶ・・・
「風呂場を広くするから、出るか、見られてもいい格好になってね?」
「え?え?」
「どう言うこと?」
了承ととったボクは先ずは中庭と風呂場の間の壁を取り除き、浴槽の拡大と洗い場の二分化。これは人の洗い場と、従魔を洗う際に、一段下がった所に膝位の深さのプールを設置し、洗う際に水やお湯をかけやすく・・・洗った汚れを別の箇所に流す為でもある。
トールとスーは脱衣所に避難していたため、問題はなかったが、今回の人数を参考にした為、中庭の3/4が風呂施設となってしまった
「トール?スー?できたから出てきていいよ?ここにはボクと従魔しかいないから・・・恥ずかしいならこの前の水着で出ておいで?」
そう言うと、脱衣所でゴソゴソと音が聞こえて、旧スクトールと、競泳スーが現れ、第一声で
「わんわんだー!」
「おっきいわんわんだー!」
この親にしてこの子ありってところか・・・
「二人とも?犬呼ばわりはどうかと思うぞ?」
嗜めると即座に謝罪してきた
「じゃぁ、トールとスーでリルママを洗ってあげて?ボクは四(三)天王を洗うから」
そう言って四人を洗い、温風魔法で乾かして、ブラシをかけてあげれば
「フワァァァァ!モッフモフだぁぁぁぁ」
「これはけしからんです!抗えません!」
「本人達も気に入ってくれたようだな?」
『『『ガウ!』』』
『我が子の毛並みを私も味わえるなんて・・・これは是非他の者達にも体験してもらいたですね』
勿論です。洗い場はここでは無理でも、王宮のメイドさん・・・きっともふもふの虜になること間違いなし!
「じゃぁボクはもう少し出てくるから、みんなの相手よろしくね?リル!いくよ!」
「あるじー待って!」
『『『ガガウウガウ!』』』
リルママを残して四天王もついてくることになった・・・王宮へね
いや・・・犬扱いは・・・やめてあげて?
「ミネルバさん・・・従魔です。できれば犬呼ばわりは・・・勘弁してあげてもらえませんか?」
「そうだったわね・・・ごめんねみんな」
「それとこちらの一際立派な体躯の持ち主が、リルの母親です」
「・・・見上げるほどの・・・リルちゃんもいずれこんな立派に!?」
「リル!頑張る!」
小さいままでもいいんだぞ?
「とりあえずみんなを風呂に入れてあげたいから、中庭に移動するね?」
そう言ってカウンター脇の階段から中庭に移動し、その一角にある風呂場からは試合の楽しげな声が・・・
「おーい二人とも?帰ったよ~?」
「「キャァァァ!お、お帰りなさい!」」
なぜ叫ぶ・・・
「風呂場を広くするから、出るか、見られてもいい格好になってね?」
「え?え?」
「どう言うこと?」
了承ととったボクは先ずは中庭と風呂場の間の壁を取り除き、浴槽の拡大と洗い場の二分化。これは人の洗い場と、従魔を洗う際に、一段下がった所に膝位の深さのプールを設置し、洗う際に水やお湯をかけやすく・・・洗った汚れを別の箇所に流す為でもある。
トールとスーは脱衣所に避難していたため、問題はなかったが、今回の人数を参考にした為、中庭の3/4が風呂施設となってしまった
「トール?スー?できたから出てきていいよ?ここにはボクと従魔しかいないから・・・恥ずかしいならこの前の水着で出ておいで?」
そう言うと、脱衣所でゴソゴソと音が聞こえて、旧スクトールと、競泳スーが現れ、第一声で
「わんわんだー!」
「おっきいわんわんだー!」
この親にしてこの子ありってところか・・・
「二人とも?犬呼ばわりはどうかと思うぞ?」
嗜めると即座に謝罪してきた
「じゃぁ、トールとスーでリルママを洗ってあげて?ボクは四(三)天王を洗うから」
そう言って四人を洗い、温風魔法で乾かして、ブラシをかけてあげれば
「フワァァァァ!モッフモフだぁぁぁぁ」
「これはけしからんです!抗えません!」
「本人達も気に入ってくれたようだな?」
『『『ガウ!』』』
『我が子の毛並みを私も味わえるなんて・・・これは是非他の者達にも体験してもらいたですね』
勿論です。洗い場はここでは無理でも、王宮のメイドさん・・・きっともふもふの虜になること間違いなし!
「じゃぁボクはもう少し出てくるから、みんなの相手よろしくね?リル!いくよ!」
「あるじー待って!」
『『『ガガウウガウ!』』』
リルママを残して四天王もついてくることになった・・・王宮へね
1
お気に入りに追加
146
あなたにおすすめの小説

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。


やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる