164 / 256
飾り・・・
しおりを挟む
そして光りが収まると、台座は消えており・・・違和感を感じたボクは耳を触ると・・・
「・・・イヤリング?」
かなりディフォルメされた弓・・・のイヤリングが装着されていた。右には矢のイヤリングが・・・
「本当についてくるんだね?」
まだ武器としての性能だけのようで、念話や会話・・・擬人化なんてのは・・・あまり考えないでおこう・・・どこでどんなフラグが建築されるか分かったもんじゃないからね・・・
「・・・魔剣・・・いや・・・魔弓か・・・これからよろしくね?」
どこか喜んでいる様な雰囲気が伝わってきた
「さと、三人は仲良くなったかな?」
再び山を登り・・・あれ?身体能力が強化された?
魔弓の所持者となったことで、身体能力が・・・ありがとう
「・・・さて・・・どんな様子かと思えば・・・」
三人は・・・どの脚が誰の脚か分からないほど絡まり合って・・・所謂猫団子状態で寝ていた・・・
「仲良くなれた様で何よりだが・・・」
このまま起こすのも忍びなかったから、収納から大きめの猫ちぐらを取り出し、起こさない様にそっと三人を入れて
「もうすぐ夕方か・・・ちょっとだけ急ぐかな」
なるべく振動が伝わらない様に注意しながら、全力に近い速度で走ると、ものの数分でギルドに到着して
「アル?ウル?ただいま。中に入ってくるからこの子達よろしくね?」
そう言って三人の入った猫ちぐらを任せてギルドに入り
「すみません。狩りしてきたので素材の解体と買取り他お願いできますか?」
解体も本来は出来るし、ボクがした方が綺麗なのは分かっているんだけど、今回は思惑があって血抜きもせずに無限収納に入れてある
「ショウ様お帰りなさい。今回は解体はなさってないのですか?」
「ちょっと狩場で面倒ごとに遭遇してね?解体もお願いしていいかな?明日従魔章と一緒に受け取りに来るから」
そう言ってカウンター横の買取カウンターに出していくと
「ちょっと!チョット!」
何か言ってるが無視だ無視・・・出した数が五十を超えた辺りで
「今これで半分くらいですね?残りは修練場に出しておくので、四露死苦お願いします。解体費用は素材と肉の買取りから引いておいてください」
そう言い残して修練場に移動して、同じくらいの量を出しておいた。こっちの方は大型種メインで出したから、同じ数とはいえ、その量は十倍以上だが
ギルドから出るとアルとウルに見守られながら三人はまだ寝ていた。近所の子供達も礼儀正しく眺めているだけだったので
「アルもウルもありがとうね」
とその頭を撫でてあげると
『ガウゥ!』
『ガ・・ガウウ?』
「さぁもう夕方だよ?二人はいつでもここにいるから、家のお手伝いとか終わってから来る様にね?」
「「「「「はーい」」」」」
計らずして近所の子供達の情操教育の場となりつつあった
「・・・イヤリング?」
かなりディフォルメされた弓・・・のイヤリングが装着されていた。右には矢のイヤリングが・・・
「本当についてくるんだね?」
まだ武器としての性能だけのようで、念話や会話・・・擬人化なんてのは・・・あまり考えないでおこう・・・どこでどんなフラグが建築されるか分かったもんじゃないからね・・・
「・・・魔剣・・・いや・・・魔弓か・・・これからよろしくね?」
どこか喜んでいる様な雰囲気が伝わってきた
「さと、三人は仲良くなったかな?」
再び山を登り・・・あれ?身体能力が強化された?
魔弓の所持者となったことで、身体能力が・・・ありがとう
「・・・さて・・・どんな様子かと思えば・・・」
三人は・・・どの脚が誰の脚か分からないほど絡まり合って・・・所謂猫団子状態で寝ていた・・・
「仲良くなれた様で何よりだが・・・」
このまま起こすのも忍びなかったから、収納から大きめの猫ちぐらを取り出し、起こさない様にそっと三人を入れて
「もうすぐ夕方か・・・ちょっとだけ急ぐかな」
なるべく振動が伝わらない様に注意しながら、全力に近い速度で走ると、ものの数分でギルドに到着して
「アル?ウル?ただいま。中に入ってくるからこの子達よろしくね?」
そう言って三人の入った猫ちぐらを任せてギルドに入り
「すみません。狩りしてきたので素材の解体と買取り他お願いできますか?」
解体も本来は出来るし、ボクがした方が綺麗なのは分かっているんだけど、今回は思惑があって血抜きもせずに無限収納に入れてある
「ショウ様お帰りなさい。今回は解体はなさってないのですか?」
「ちょっと狩場で面倒ごとに遭遇してね?解体もお願いしていいかな?明日従魔章と一緒に受け取りに来るから」
そう言ってカウンター横の買取カウンターに出していくと
「ちょっと!チョット!」
何か言ってるが無視だ無視・・・出した数が五十を超えた辺りで
「今これで半分くらいですね?残りは修練場に出しておくので、四露死苦お願いします。解体費用は素材と肉の買取りから引いておいてください」
そう言い残して修練場に移動して、同じくらいの量を出しておいた。こっちの方は大型種メインで出したから、同じ数とはいえ、その量は十倍以上だが
ギルドから出るとアルとウルに見守られながら三人はまだ寝ていた。近所の子供達も礼儀正しく眺めているだけだったので
「アルもウルもありがとうね」
とその頭を撫でてあげると
『ガウゥ!』
『ガ・・ガウウ?』
「さぁもう夕方だよ?二人はいつでもここにいるから、家のお手伝いとか終わってから来る様にね?」
「「「「「はーい」」」」」
計らずして近所の子供達の情操教育の場となりつつあった
0
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる