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これからの

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 トンファーの有用性を話しているうちに、隊長さんが話に加わってきて

「ほう、それは面白いな。現場に向かうにしても、槍や剣は正直重いし邪魔だったんだが、街中・・・対人限定とすれば・・・良いかもしれんな」

「そうですね。対動物や対魔物戦闘ではあまり効果はなさそうですが、これをこの様にもってこう相手の腕に・・・」

 逆関節に決めて組み伏せる(隊長さんを)と・・・

「「「・・・」」」

「・・・ハ?油断してたとはいえ俺が!いつのまに!?」

「・・・あの隊長が・・・」

 やらかしちゃったテヘペロ

「失礼しました。虚をつけばこのように・・・人体の関節の向きに気をつけていれば、簡単に・・・逆に、間接を反対方向に・・・すれば、わかりますよね?」

 伸ばした腕の手首をつかみ、肘側から力を加えると

「イタタタ!参った参った!」

「「「・・・」」」

「っと、ここに来た目的が逸れてしまいましたね。彼らは確かに問題を起こすかもしれませんが、能力をうまく使う術を身につければ、有用な人材であることも確かなので、できれば長い目で見てもらえれば・・・助かります」

「・・・か?」

「お察しにお任せします」

「・・・よっしみんな!他ならぬショウからのお願いだ。当番の者はもちろんだが、非番のやつにも回しておけよ!」

「「「「「はい!」」」」」

 頼もしい限りです。さて釈放までの時間を有効に使いましょうか・・・依頼でお世話になった家々をメインに、その近隣の家やお店に声をかけて回って、最後にギルドへ入ると

「・・・なんですかその格好は・・・」

 アリスさんが対魔物用完全装備で出迎えてくれた

「・・・え?」

「『え?』じゃないですよ・・・まったく・・・ならもっとどっしりと構えてくださいよ・・・そんなんじゃ本当に新人受付嬢に見えてしまうじゃないですか・・・」

「え?なんでそれ知ってるの?」

「え?イリスさんが初見でゲロってましたよ?」

「・・・あの子は・・・orz」

「それと、王宮から放逐された方々は、連行という形で衛兵の詰所にいるので、二~三日は出て来ませんよ?」

「ふぁ!?ショウ君明日(今日)って言ってたじゃない!?」

「確かに放逐は今日でしたが、手違いが起こりことってよくありますよね?アリスさんがその格好で地面を転がり回ったのも・・・手違いでしょ?」

「・・・クッ!殺せ!」

 勇者召喚の影響かな・・・薄い本とか出回ってるんじゃなかろうね・・・
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