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自爆は浪漫ですよね?

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「それで?何か申し開きはありますか?」

 結局、可視化した品物の中に・・・イリスさんの下着や、口に出してはいけない様なものまであって・・・

「悪いのはあそこまで汚したイリスさんにあるので、ボクは悪くない!もしも、どうしてもボクが謝らなくてはいけない状況になるんでしたら、先程の部屋の有り様を他の職員や、街の人に見てもらって、その過程とその後の状況を総合的に判断していただこうと思いますが・・・よろしいですか?」

「・・・私が悪かったです。ごめんなさいorz
 そして、部屋の掃除をしてくれてありがとうございます」

 掃除料金もらってもいいレベルだったよね?日本だったら番組一本作れるレベル・・・しかも・・・立場がね・・・

「ショウ君?今何か失礼なこと考えてなかった?」

「いえいえ。というわけで、この後出発するので、家の管理お願いします。トールとスーも連れて行くので」

「ちょっと待ちなさい!今から出る?もう昼過ぎじゃない!早馬も手配・・・って三人?そもそも四日以内ってギリギリじゃない!」

 数時間で着けます

 陽が落ちるまでには・・・

「大丈夫です。向こうの世界から乗り物を用意してるので・・・帰ってきたらお見せするので、今回はご勘弁を」

 他にも何か言いたそうな顔でしたが、時間がないので・・・と言って、退室した



「さて、とりあえず街中で出すわけにもいかないから、外に出るよ?」

 歩いて門を出て、小さな丘を越えて、街が見えなくなる辺りで

「いでよ召喚獣!」

 な~んて大仰なセリフと魔法を使った効果音と共に無限収納から出てくるのは

「・・・ハマ・・・」

「そうだね・・・足回りは完全オフロードしようなんだけど・・・そもそも軍用車だから・・・改造しなくても良かったんだけどね・・・ぁ、足回りよりも力を入れたのは、完全電気自動車仕様だから、天井にソーラーパネルが・・・室内のデッドスペースには電池を・・・なぁ、魔法駆動にすれば本当の意味でクリーンカーなんだけどね」

 雨が降っても槍が降ってもブレスが飛んできても・・・攻城兵器に狙われても・・・水没しても・・・走れる車・・・

「黒くて大きくて・・・触ってみると・・・キャッ!硬い・・・これがショウ君の・・・」

「お姉ちゃん!そんなあからさまに卑猥な言葉を・・・私だって負けないもん!」

 いや、語彙力として・・・スーじゃ勝ち目ないよ?

「トールもそんなこと言ってないではい、さっさと乗る!スー?無い知恵絞ってないで、トールを乗せて!出発するよ!」

 そして日本公道を走りにくい軍用車は・・・異世界に降り立つのだった


 (実はtransformします)
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