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初カレー

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「!@#$%^&*!」

 言葉にならない刺激・・・そりゃそうでしょ・・・この世界の味付けなんて基本塩だけですよ・・・胡椒なんて高くて使えないので、白胡椒だ黒胡椒だなんて・・・一種類の調味料(塩)の料理になれた舌に数十種類の調味料(スパイス)・・・未知どころの話じゃないですよね?一口目で悶絶し・・・二口目になかなか手が進まない・・・そんな中で目の前では一杯目を食べ切る勢いの妹・・・

「ラビットの串焼きも、いい感じに塩が効いてていいね!」

「胡椒!」

 姉が食いついてきた

「えぇ、日本では代表的なです。最初から混ざってるので簡単に味付けが・・・」

「そうではなくて、胡椒があるのですか!?」

「胡椒なら・・・って、ソレよりも先に食事してください。そう言った話は食後にゆっくりできますから。それに、まずは暖かい美味しいうちに食べてください。それが作った人や食材となったへの礼儀となりますから」

 美味しい状態で食べる。
 残さ(無駄にし)ない。
 感謝する。

「っと、ボクも食べま「おかわり!」す・・か・・ね・・・ハイ。大盛り?」

「特盛で!」

「・・・急襲された時に動けなくても助けないからね?」

 ライス少なめで野菜多めのカレーを渡し、ボクも・・・

「自画自賛じゃないけど、やっぱ固形ルー入れるだけとはいえ、湯煎よりもこっちがいいね」






「「「ごちそうさま」」」

 さて二人には食休・・・いや、片方は食休だが、もう一人は思考に・・・の間に生活魔法【水】と【風】と【火】で・・・食器乾燥機・・・

「よっし乾いた!」

 振り向くと二人が真顔でこっちを・・・いや、ジト目かな・・・

「デザートはもう少し後にして、軽く飲み物を・・・カレーといえばラッシー?」

 そしてまた驚かれた・・・味にではなくにだ・・・

 さて、夜番はいいとして・・・

「それじゃぁ胡椒に関して話そうか・・・」

 勉強会が始まった・・・そして・・・


「朝ですね・・・勉強熱心なのもいいけど、ここは街中ではなく、野宿・・・この後も移動をするわけで・・・その辺りどう考えておられますか??」

「申し訳ありませんorz」

ふぁにぇふぉせめにゃいにぇくにゃちゃぃ姉を責めないでください

!」

 ここで昼まで仮眠してから動くか・・・なら・・・

「クロ?シロ?ちょっと朝寝するから周辺警戒お願いしてもいい?」

「いやにゃ」
「拒否にゃ」

「チュール一人一本で」

「「任せるにゃ!」」

 前に猫扱いして怒ってなかったか?コイツら
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